2011年7月27日水曜日

津波高さ、最大を予想=M8超、巨大地震で方針-気象庁の津波警報勉強会

起きてしまったことを教訓に、次に生かしていきましょう。

 東日本大震災で問題になった津波警報の改善策について、気象庁は27日、2回目の勉強会を開いた。同庁はマグニチュード(M)8を超える巨大地震が発生した場合、想定される最大規模のMと津波の高さを計算して大津波警報を発令する改善案を示し、了承された。さらに勉強会を重ね、秋までに政府の中央防災会議の専門調査会に報告する予定。
 東日本大震災では過去最高のM9.0を記録したが、津波の当初予想が実際の高さを大きく下回り問題になった。一方で、同庁によると、発生頻度が比較的高いM8以下の津波の高さは、これまで適切に予想されていたという。
 気象庁は、M8超の巨大地震が発生し、津波の過小評価の恐れがある場合は、当該海域で想定される最大Mの値を基に大津波警報や高さ予想を出す方針を決定。警報は従来通り発生から3分以内に出すが、その後で実際の高さや範囲が当初予想より小さくなる場合は修正する。 

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