2011年7月25日月曜日

川で家族おぼれ、父と6歳長女死亡…福岡・八女

これから、水の事故が増えますよね。気をつけましょう!

 25日午後2時半頃、福岡県八女(やめ)市星野村長尾の住民から「星野川で子どもが2人おぼれている」と119番があった。

 通りかかった男性が長崎市恵美須町の会社員松浦宗陽(むねはる)さん(39)と長男で小学2年、雄大(ゆうだい)君(8)、長女慧(けい)ちゃん(6)が溺れているのを発見。松浦さんと雄大君を岸に引き上げたが、松浦さんは間もなく死亡した。雄大君にけがはなかった。慧ちゃんは沈んで行方不明になり、八女消防本部の潜水隊員らが約3時間後に近くの川底で見つけて病院に搬送したが、死亡が確認された。

 八女署の発表では、雄大君は「足を滑らせ、足が届かない深みに落ちたので、お父さんが助けようとした」と話しているという。死因は2人とも水死。同署は水遊びをしていた子どものどちらかが深みにはまり、助けようと川に入った松浦さんも溺れたとみている。

 現場の川幅は約20メートル、水深は深い所で約5メートル。この日午前11時頃に激しい雷雨があり、水は濁っていたという。近所の住民によると、付近の川底は急に深くなっている場所があり、過去にも死亡事故が起きているという。ただ、遊泳禁止にはなっていない。

 松浦さんは妻を含めた一家4人で24日から、現場から約4・5キロ東にあるキャンプ場に遊びに来ていた。25日は妻を残し、3人で出掛けたという。

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