2011年9月30日金曜日

東京ドームのスタンドから女性転落 巨人対広島戦 命に別条はなく

命に別状がなくてなによりです。安全対策が求められますね。


 30日午後6時5分ごろ、東京都文京区後楽の東京ドームで、プロ野球巨人対広島戦の試合中に、観客の女性がスタンドから約3メートル下のグラウンドに転落した。女性は医務室に運ばれたが、命に別条はないという。

読売巨人軍によると、女性はライト側内野席から転落したとみられる。ライトを守っていた巨人の高橋由伸選手が転落している女性に気づき、審判に申し出た。

試合は、一回の表で、広島の攻撃中だった。この事故で、試合は3分間中断した。

<福島第1原発>45キロ離れた飯舘でプルトニウム検出

ようやく、日本の公的機関がしっかりと調査した結果が出ましたね。いったい、どこまで影響が出ているのでしょう・・・?


 文部科学省は30日、東京電力福島第1原発から約45キロ離れた福島県飯舘村を含む同県内6カ所の土壌から、同原発事故で放出されたとみられる毒性の強い放射性物質のプルトニウムが検出されたと発表した。事故後、同原発の敷地外でプルトニウムが検出されたのは国の調査では初めて。原発80キロ圏内の広範囲では放射性物質のストロンチウムも検出され、事故の影響が広範囲に及んでいることが改めて裏付けられた。

◇敷地外で初検出

調査は6~7月、原発80キロ圏内の100カ所の土壌で実施。同村と双葉町、浪江町の計6地点から今回の事故の影響とみられるプルトニウム238が検出された。多くの地点でプルトニウム239、240も検出されたが、事故の影響か特定できないという。

文科省によると、いずれの地点も過去の大気圏核実験によって日本に降ったとみられるプルトニウムの最大値を下回ったが、238は事故前にほとんど検出されていなかったため、今回検出された238は、同原発でできたものと分析した。

検出された最大濃度は、プルトニウム238が土壌1平方メートルあたり4ベクレル(浪江町)、239と240の合計で同15ベクレル(南相馬市)。飯舘村で検出された238は同0・82ベクレルだった。文科省は「人体に影響を及ぼす値ではない」としている。プルトニウム238の半減期は88年。東電などはこれまで、プルトニウムは放射性ヨウ素などと比べて重く、遠くまで拡散しにくいと説明していた。

◇79キロの白河ではストロンチウム

一方、ストロンチウム89は約79キロ離れた同県白河市など半数近い地点で検出。半減期が約50日と短いことからいずれも事故による影響と分析した。最大濃度は同2万2000ベクレル(浪江町)。文科省は事故で放出された放射性セシウムとの分布の違いに注目、ストロンチウムは骨に沈着しやすい特徴があるため、追加調査する方針。

松本純一・東電原子力・立地本部長代理は30日の会見で「避難住民が戻れるよう、どのような放射性物質があるのか調べるのは重要。政府と相談しながらサンプリングの方法を検討したい」と話す。

<福島第1原発>帰還完了へ道険しく…避難準備区域解除

課題は山積みですね。戻りたい方が、以前と変わらぬ生活が出来る様になる日は来るのでしょうか?


 東京電力福島第1原発から半径20~30キロ圏内に設定された「緊急時避難準備区域」が解除されたが、課題は山積している。区域内の福島県南相馬市、田村市、楢葉町、広野町、川内村の対象住民5万8500人(9月29日現在)の半数近くを占める避難者の帰還に向け、自治体が除染を実施する場合、費用は最終的に誰が負担するのか。国による支援は十分なのか。住民への賠償や医師不足の解消、学校の再開など、帰還完了にはさまざまなハードルが待ち受ける。

◇除染費用負担で火種

住民の帰還のため最重要なのは、放射性物質の汚染を取り除く除染だ。だが、環境省は準備区域解除に先立つ27日、年間被ばく線量が5ミリシーベルト未満の地域の除染については国の財政支援の対象外とし、原則自治体負担とする方針を打ち出した。

「納得できない。国が全ての費用を持つべきだ」。南相馬市の桜井勝延市長は不快感をあらわにした。

南相馬市は20キロ圏内の警戒区域、20キロ圏外の計画的避難区域と緊急時避難準備区域、それに区域外が混在。せっかく準備区域が解除されても、5ミリシーベルトで扱いが分かれれば、国の対応に新たな線引きが生じることになる。

市内全域の除染に向け、動きの鈍い国を尻目に同市は早々と独自のマニュアルを作り、6月から学校や公園など公共施設の除染に力を入れてきた。これも国の支援が大前提。解除直前の環境省の方針に、桜井市長の怒りは収まらない。「国の対応は場当たり的。全域除染という市の方針は変えない。関係自治体と連携し、国に全面支出を求めていく」

5市町村で最も早い来年3月末の住民帰還完了を復旧計画に明示した川内村の遠藤雄幸村長も「国と協議して(全域除染を前提に)復旧計画を作った。今になってはしごを外すようなまねは認められない」と憤る。

全町避難で会津美里町に町役場を移転している楢葉町の草野孝町長は「国の試算では除染に1ヘクタール当たり7000万円以上かかる。税収もない状態で負担しろというのか」と国に不満をぶつけた。

政府は8月に策定した除染に関する基本方針で「国は財政措置などの支援を実施する」と明記。細野豪志原発事故担当相は9月30日の記者会見で、11年度補正予算や12~13年度の予算要求を通じて、「計1兆1482億円という大きな予算を組む。これで確実に除染を徹底したい」と述べ、1~5ミリシーベルトの場所でも自治体が除染すれば国が費用負担する考えを示した。だが、本格的な除染方針や具体的な基準は検討中で、自治体への財政支援の範囲も明示されてはいない。

一方、解除後も避難生活を続ける住民への損害賠償については、原子力損害賠償紛争審査会が今後、賠償範囲を示す指針の見直しを検討。その結果を踏まえて東電が判断する。細野氏は「賠償と今回の解除は分けて考えるべきだ」と述べ、住民が実際に帰宅するまでの期間を賠償の対象にすべきだとの考えを改めて示した。それでも避難住民が解除前と同等の賠償が受けられるかは不透明だ。

◇戻らぬ医師、診療困難

南相馬市原町区の渡辺病院(175床)は震災前に8人だった常勤医が3人に減った。「とても当直を回せない。(解除されても)入院患者の受け入れは不可能」。佐藤良彦事務長は頭を抱える。辞めた5人は原発事故を恐れたのではない。区域指定に伴い入院が原則禁止とされ治療ができず他の病院へ移った。入院患者の医療報酬が収入の8割を占めていただけに経営も苦しい。理事長が東北大へ何度も通って依頼しているが、常勤医確保の見通しは立たない。

今回解除となる同市の準備区域には渡辺病院を含め5病院ある。市によると、5病院の常勤医療スタッフ数は震災前の924人から8月1日現在で339人に、入院患者数は816人から96人に激減。「医師は移った病院で患者を診ており、もう戻ってこない」と佐藤事務長はため息をつく。

原発事故の影響も加わり、同市を含む県沿岸北部は常勤医の自主退職が続く。県病院協会が震災後から7月下旬の状況を会員127病院にアンケートし54病院から回答を得たところ、沿岸北部の常勤医69人のうち19人(27.5%)が自主退職していた。県全体の自主退職率8.7%に比べ突出し、看護師も2割近くが自主退職した。

「患者の受け入れ機能が限界に来ている病院もある」。医師も看護師も足りない現状を同協会の前原和平会長(白河厚生総合病院長)は危惧する。「病院が正常にならないと住民は帰ってこない。長期的に滞在できる医師を派遣すべきだ」と、新たな支援策の必要性を訴えた。

◇「どれだけ子供集まるか…」

準備区域内の小中学校は、対象面積が小さい楢葉町を除く4市町村の計19校。いずれも避難先の学校を間借りするなどし、このうち広野町の広野小は8月25日から、広野中も10月3日から、役場が移転したいわき市内の学校で授業を始めることになった。

ただし、震災がなければ両校に通うはずの児童、生徒計517人のうち、100人足らずしかいない。町教委は「いわき市に本来の児童、生徒の半分はいるはずだが、通学距離が遠かったり、戻っても人数不足で部活動ができず転校先にとどまる子も多い」という。

区域内にある南相馬市の小中12校も避難先で授業を行うが、本来の児童、生徒約4000人の4割しかいない。同市は12校の除染を9月に終え、うち5校は10月17日に再開する。だが、「実際にどれだけ子供が集まるか分からない」(同市教委)のが実情だ。

一方、田村市、広野町、川内村は山あいの集落を抱え、山林や田畑の除染が難しく、年度内の学校再開を断念した。「保護者の理解が得られなければ難しい」との判断だ。

田村市の仮設住宅で小学生の孫3人らと暮らす女性(55)は「草むらに入って遊ぶのが子供。学校だけの除染では安心できない」。1歳と4歳の息子がいる男性(32)も「安心して戻れる環境をまず作ってほしい」と話した。

◇「冷温停止」に近づく

政府が緊急時避難準備区域を解除したのは、これ以上の放射性物質の大量放出は起きないと判断したからだ。枝野幸男経済産業相は30日の会見で「原子炉の状態が悪化する危険はなくなった」と述べた。炉内に燃料が残る1~3号機すべてで、原子炉圧力容器下部の温度が100度未満になり、「冷温停止」に近づいたことが大きい。

内閣府原子力安全委員会は既に8月4日の段階で「水素爆発や炉心溶融などの深刻な事態が再び起こる可能性は低い」と評価。9月30日、班目春樹委員長は、漏れた汚染水を浄化して再び冷却水に利用する「循環注水冷却システム」が安定稼働していることなどを受け「余震や津波で再び冷却が止まっても、避難に時間的余裕がある」と、解除を了承した。

一方で懸念材料もある。2号機の圧力容器下部温度は9月28日にいったん100度を切ったが、翌日には再び100度を超えるなど、安定していない。1号機の格納容器につながる配管からは高濃度の水素が検出された。

工藤和彦・九州大特任教授(原子力工学)は「溶融して圧力容器の底にたまった核燃料の内部は高温を維持している可能性がある。水素が爆発する可能性もゼロではなく、汚染水浄化システムの配管劣化の懸念も残る」と指摘する。

2011年9月29日木曜日

音速超えると機体バラバラの恐れ 全日空「背面飛行」は大惨事寸前?

大惨事一歩手前だったんですね・・・無事でなによりですが、しっかり原因究明を!!


全日空機が、ほぼ背面飛行の状態で1900メートル急降下したトラブルは、あと10秒ほど落下が続いていれば大惨事になったかもしれない――。航空評論家がこう指摘した。

急降下の際に速度が制限値を超えたが、さらにスピードが加速して音速を超えていたら、機体が空中分解していた恐れがあるというのだ。

■音速状態で衝撃波、激しい振動が発生

国土交通省運輸安全委員会は2011年9月28日の会見で、那覇発羽田行きの全日空140便、ボーイング737型機が9月6日、静岡県浜松市上空を飛行中に機体が最大131.7度傾き、背面に近い格好のまま30秒間で1900メートル急降下したことを明らかにした。乗客乗員117人のうち、客室乗務員2人がけが、またこれまでに6人の乗客が首の痛みや吐き気を訴えたという。

降下の際には、速度が基準のマッハ0.82を超えるマッハ0.828が出ており、さらに機体にも制限値を上回る2.68Gの加速度がかかっていた。30秒ほどした後に機体の姿勢が正常に戻ったと報告されたが、もし落下が止まらずにあと10秒ほど対処が遅れたら、大事故につながっていたかもしれないと、航空評論家の前根明氏が情報番組の中でコメントした。

全日空広報室に聞いたところ、ボーイング737型機の一般的な巡航スピードはマッハ0.78~79ほどだと説明する。これが急降下のときにはマッハ0.828まで上がった。「コンコルド」のような超音速旅客機や戦闘機とは違い、一般的な旅客機の場合はマッハ1、すなわち音速と同じぐらいのスピードに達すると、機体の周りの空気の流れが音速より速い個所と遅い個所が出る「遷音速」という状態になる。こうなると衝撃波が発生して機体に強い力がはたらき、激しい振動が起きるなどして操縦困難になる恐れがある。

前根氏は、「小型の737型機の場合は音速の90%くらいになると、機体が分解を始めるかもしれない」と推測した。これが正しければ、降下が続いてスピードが増し、音速に到達したころには機体がバラバラ、という大惨事に陥っていた可能性も否定できない。

■「ゆっくり動くジェットコースター」の感覚

背面に近い状態で30秒間急降下したと聞くと、当時の機内の様子が気になる。ある航空会社の元副操縦士は、けが人がこれまで客室乗務員の2人だけにとどまっている事実に触れて、「ゆっくり動くジェットコースターに乗っていた感覚だったのでは」と当時の状況を推測する。先述の前根氏も今回のケースを、ジェットコースターに乗っていて、遠心力により座席に押しつけられるような力が働いている状況に例えて説明した。夜遅くのフライトだったため、着席してシートベルトを締めていた乗客が多かったのも幸いした。

全日空広報室に取材すると、今回のトラブルについて謝罪したのち、原因の究明については「運輸安全委員会に協力しながら、現在調査中」と回答した。また、急降下がさらに続いていたら重大な事故につながっていたかもしれないとの専門家の指摘については、「制限値を超えてしまったことは誠に申し訳ない」とする一方で、「機体は、仮に3Gを超えたとしても耐えられる設計になっている」と説明。ただし「音速を超えたら機体が空中分解する可能性」については、現段階ではそこまでの分析をしていないのか、指摘内容について「特に意見はありません」とのことだった。

<汚染マップ>柏周辺6万~10万ベクレル 千葉・埼玉公表

地図の一番汚染度の低いところでも、基準になる値がかなり高いですからね・・・実際、どれだけ汚染されてるかはかなり綿密に測らないといけませんね。


 文部科学省は29日、東京電力福島第1原発事故で生じた放射性セシウムの土壌への沈着量を、東日本全域などで航空機から測って作製を進めている汚染マップのうち、千葉県と埼玉県分を公表した。千葉県では柏、流山、我孫子、松戸市にまたがる10平方キロほどの一帯で、セシウム134と137を合わせると、福島県内の比較的汚染が少ない地域に匹敵する1平方メートルあたり6万~10万ベクレルが測定された。

柏市は、周辺よりも放射線量が高い「ホットスポット」と指摘されており、土壌のセシウム沈着量でも確認された。また埼玉県秩父市南部の山中の一部でも、沈着量の多い場所があった。これらの地域では、事故後に放射性物質を含む雲が風で運ばれ、雨が降った際に地表に沈着したとみられる。

緑膿菌感染の患者2人死亡…新潟県立新発田病院

こういった病は恐いですね。しっかりと隔離してもらい、感染が拡大しないようにしてもらいたいですね。


 新潟県立新発田病院(新発田市)は29日、複数の抗生物質が効かない多剤耐性緑膿菌に感染した入院患者2人が死亡したと発表した。

同病院は院内感染の疑いがあるとみて、感染原因などを調べている。

発表によると、2人はいずれも白血病疾患で入院中の50歳代と40歳代の男性で、50歳代の患者は17日に菌が検出され、翌18日に白血病で死亡した。40歳代の患者は敗血症で20日に死亡し、その後の病理解剖で菌が検出された。このほか、70歳代の女性患者の便からも菌が見つかったが、病状は安定している。

同病院では今年に入り、今回の3人を含め計19人(28日現在)から菌が検出され、4月には白血病の50歳代の女性入院患者が、原疾患で死亡している。6月には最多の5人の感染が確認され、同病院は7月以降、感染患者を個室に隔離するなどの対策をとっていた。

同病院は、感染経路を調べるため菌の遺伝子検査などを実施している。

2011年9月28日水曜日

<埼玉県坂戸市>市役所トイレに1000万円「東北の人に」

赤十字に行ったとしても、本当に東北の復興のために使われるのかねー。1000万円ってすごい金額だよね。それを寄付って・・・すばらしい。




 埼玉県坂戸市役所のトイレに22日、1000万円の札束が置かれ「わしはひとりぽっちです。東北の人に使ってもらって下さい」というメモが添えられていた。同市が28日明らかにした。メモは匿名で、市は「置いた人から今後、返還の求めがなければ日本赤十字社に寄付する」という。

市によると、22日午後1時45分ごろ、市役所1階の障害者用トイレに1000万円の札束が入ったビニール袋が置かれていることに、トイレ利用者に付き添って入った男性職員が気づいた。札束の一部には郵便貯金の帯封がかかっていた。白い紙に黒いペンで書かれたメモが添えられ、東日本大震災の義援金を呼びかける市のチラシも入っていたという。

佐賀知事パーティー券購入=九電

と、いうことは?そういうことだよね?いやーん、いやらしいったらありゃしないわー。要するに金でしょ?未来のジャパンより自分オンリー?・・・ちょw




 九州電力は28日、佐賀県の古川康知事の資金管理団体が昨秋開いた政治資金パーティーの券を同社が購入していたと明らかにした。古川知事に対しては九電幹部が毎年個人献金をしていることが既に判明している。政治資金規正法は政党以外への企業献金を禁止、パーティー券購入は実質的な企業献金との見方もあり、同知事と九電の深い関係が一層鮮明になった格好だ。
九電によると、政治資金パーティーは昨年10月に東京都内で開かれ、同知事の後援会が九電にパーティー券購入を依頼。これを受けて、九電は券を購入、グループ会社や取引先にもパーティー開催を知らせた。
九電は購入額を明らかにしておらず、資金管理団体の収支報告書には記載がなかった。記載の対象となるのは20万円超で、それよりも少額だったとみられる。また、取引先などについて九電は、「購入の判断は任せており、実際に購入したかどうか不明」としている。 

中3男子、放射性物質入りキーホルダーを無許可販売

いやぁ、もう本当にどうしようもないねー。悪いことってわかっててやってるところが憎たらしいガキんちょだね~。


 法定規制値の約12倍の線量の放射性物質が入ったキーホルダーを無許可で販売したとして、千葉県警が放射線障害防止法違反(所持・譲渡)の疑いで、同県の少年(15)を4月に書類送検していたことが27日、分かった。県警によると、米国などからインターネットで1個約1000円のキーホルダーを30個購入し、ネットを通じて3000~1万円で販売。ガラスケース内に、放射性トリチウムが入っていた。

キーホルダーは放射性物質入りだった。千葉県警によると、少年は中学3年生だった昨年7~10月にかけて、米国とシンガポールのオークションサイトで「光るキーホルダー」30個を購入。長さ約5センチのプラスチック製で、内部のガラスケースに、暗い場所で光る性質の放射性トリチウム(三重水素)が入っていた。

少年は「高く売る目的で買った」などと認めており、家裁送致されたが、十分に反省しているという。販売した数も少なかったことなどから、非行は軽微と判断され、7月に審判不開始となっている。

トリチウムは電源がなくても発光するため、方位磁石、腕時計などの文字盤、銃の照準器などでも法定規制値の範囲内で使われる。

少年が購入した商品の線量は法定規制値の約12倍(1ギガベクレル)で、濃度は1グラム当たり1メガベクレルの規制値を大幅に上回る同約2600メガベクレルだった。

密封状態ならばのんだりしない限り人体に影響はないとされているが、所持も譲渡も違法。1ギガベクレルを超える場合は、個人・法人問わず文部科学大臣に届け出が必要だ。

少年は違法性を薄々認識しながら販売目的で30個購入。うち29個をネットオークションで会社員男性などに販売した。県警は少年が売らずに所持していたものと、会社員男性に売ったものの合計2個を押収。ネット上での違法販売について、匿名で警察に情報が寄せられて浮上した。オークションサイトにはトリチウムが入っていることが明記されており、県警は少年が「放射性物質入りキーホルダー」と認識していたとみている。

少年が購入した商品は、現在もネットで海外オークションサイトなどにアクセスすれば、購入できてしまう。文科省や捜査関係者は、違法性を認識している所持者が少ないことから、注意を呼びかけている。

◆トリチウム 三重水素とも呼ばれる水素の同位体の一つで、質量数3(陽子1個、中性子2個)の人工放射性元素。自然界でも極めてレベルは低いが、主に水に含まれており、水圏(降水、河川水、湖沼水、海水など)に拡散分布している。原子炉関連施設内では高いレベルで存在する。水素爆弾、分子生物学実験の放射性同位元素標識などにも使われる。

2011年9月27日火曜日

2年後、1マイクロシーベルト以下に=福島市が除染計画策定

市民の協力・・・自治体もしないとだけど、もっとしなくちゃいけないのは国だし、何より一番は東電だろ!!!


 福島市は27日、東京電力福島第1原発事故を受け、放射性物質の除染計画を策定した。2年後に市内全域の空間放射線量を毎時1マイクロシーベルト以下に引き下げるとの目標を提示。将来は年間推定被ばく量を1ミリシーベルト以下に抑えることを目指しており、10月から線量の高い市東部の大波地区で洗浄や表土除去などの除染作業に着手する。
瀬戸孝則市長は記者会見で、行政だけで全域の除染を行うのは困難として、住宅や道路側溝の除染では「市民の協力をお願いしなければならない」と訴えた。 

福島の花火玉、セシウム微量…日進市が検査結果

うーん・・・微量でも検出されたら、嫌がる人はいるんじゃないの?わざわざ他の地域に放射性物質をまき散らかさなくても・・・


 愛知県日進市の花火大会で福島県川俣町で製造された花火が打ち上げられなかった問題で、市は27日、花火玉の放射性物質を検査した結果、「微量のセシウムが検出されたが、人や自然への影響はないと判断される」と発表した。

また、同市議会は26日夜、本会議で「福島県民、川俣町の皆さまに計り知れないご迷惑と痛みを負わせ、市議会としておわびする」とする決議案を全会一致で可決した。

市によると、花火玉から一部でセシウム134が1キロ・グラムあたり32~37ベクレル、セシウム137が同25~36ベクレル検出されたが、表面放射線量の異常値は確認されなかったという。萩野幸三市長は「安全性の確認を市民に知らせ、花火大会の実行委員会とともに、再度、打ち上げを計画する」とコメントした。

年収500万円世帯で3600円=所得税の負担圧縮、愛煙家にしわ寄せ―復興増税案

結局販売が減って税収下がるんなら、所得税・法人税を引き上げたほうがいいんでないかい?


 民主党税制調査会が27日了承した復興増税案は、政府税調が示した複数案のうち、たばこ税を使って所得税などの増税幅を圧縮する案を軸とした内容だ。所得税と個人住民税の増税幅は政府税調案の中では最も低く、夫婦と子ども2人の標準世帯で平均的年収(500万円)なら負担増は年3600円。その分、愛煙家に一層の負担を強いる形となっている。
民主党税調案は所得税の上乗せ幅を税額の4%とし、個人住民税の均等割(現行年4000円)を500円引き上げる。この結果、両税の増税が重なる5年間は夫婦と子ども2人の世帯なら年収300万円で年1000円、年収1000万円なら年2万7200円の負担増となる。
これに加え、愛煙家がいる世帯にはたばこ税の増税(国・地方の合計で1本2円)がのしかかる。1箱(20本入り)で40円の増税となる計算で、実際の販売価格はさらに上がる見通し。たばこ税は昨年10月に1本3.5円と過去最大幅の引き上げを実施したばかりだけに、葉タバコ農家や関連業界だけでなく、愛煙家の反発は必至だ。 

2011年9月26日月曜日

ガスト営業再開=赤痢で自粛の120店舗

何を根拠に営業再開なのか・・早すぎるんでない?って思っちゃうよね。まぁ、でも働けない人とかもいるもんねー。




外食大手すかいらーく(東京)は26日午前、ファミリーレストラン「ガスト」で食事をした客が細菌性赤痢を発症した問題で、先月末から営業を自粛していた東北6県と北海道、栃木の計120店舗の営業を再開した。赤痢の原因施設と断定された仙台工場(宮城県大衡村)は引き続き操業を見合わせ、食材は関東や関西の工場から調達する。 

KDDI、アンドロイドauのHP終了 iPhoneに配慮?

そうだとしても、それは現在のユーザーに対して無責任すぎるんじゃないの?終了しましたって・・・何様よ?w




 KDDI(au)は26日、同社が昨年から展開していたキャンペーン「アンドロイドau」のホームページを閉鎖した。同社は「auのホームページのなかに組み込むために移管した」(広報)と説明している。ホームページには「終了しました」とだけ書かれており、「アンドロイドau」というキャッチフレーズは今後使われなくなる見込み。

アンドロイドauは、同社が米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した携帯端末を発売した際に使用した“宣伝文句”で、テレビCMなども大量に放映された。

ただ、すでにマイクロソフトのOS「ウィンドウズフォン」搭載の機種を発売。さらに米アップルの「iPhone」の次期モデルの発売準備も進めており、これらのOS陣営とのバランスを取ったとみられる。

<ダ・ヴィンチ美の理想展>「ほつれ髪の女」日本初公開へ

美術館とか、行ったことないですが、ダヴィンチの絵なら生で是非とも鑑賞してみたいものですなー。




イタリア・ルネサンス期の巨匠、レオナルド・ダ・ヴィンチの円熟期の傑作「ほつれ髪の女」が来年3月、日本で初公開されることが決まった。26日、東京都港区のイタリア大使館で、ビンチェンツォ・ペトローネ特命全権大使が記者発表会を開いて明らかにした。

本作が展示されるのは、静岡、福岡、東京の3都市で開催される「レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想」展(毎日新聞社など主催)のうち、東京展の71日間。同展ではダ・ヴィンチの作品のほか弟子らの絵画、師弟の共作など約80点が紹介される。

◇現存真筆絵画十数点の一つ

来春、日本初公開が決まった「ほつれ髪の女」(縦24・7センチ、横21センチ)は、十数点しか現存しないとされるダ・ヴィンチの真筆絵画の一つ。イタリア政府が国外への貸し出し・移動を基本的に許可しない作品リストに入っている。ビンチェンツォ・ペトローネ大使は、東日本大震災後の「芸術による復興となるよう、本展の開催を祝いたい」と語った。

板に褐色顔料や鉛白などで描かれた「ほつれ髪の女」は、50代半ばの作とみられる。下絵説などもあるが、ダ・ヴィンチの真骨頂である控えめな視線や、陰影により際立つ優美な表情で、見る者をとりこにしてきた。

国外への出品は過去6回しかなく、アジアでは初。本展を監修するレオナルド・ダ・ヴィンチ理想博物館(イタリア)のアレッサンドロ・ベッツォージ館長は、タイトルの由来となった毛髪の描写について「風を感じさせる詩的・神秘的な表現で、最高の美の形。評論家の一部は(同時期に描かれた)『モナ・リザ』などよりも素晴らしいと絶賛している」と解説した。また、名誉監修はダ・ヴィンチ研究の世界的権威であるカルロ・ペドレッティ氏が務めることが発表された。

本展では、ダ・ヴィンチ若き日の「衣紋(えもん)の習作」なども日本初公開の予定。ダ・ヴィンチや同時代の画家が追求した理想の女性美を、多角的に考察する展示となる。

2011年9月25日日曜日

推計140万人、流産繰り返す「不育症」 助成自治体が急増

こういったことに税金を使うことは、将来の日本のために良い事だと思います。


 妊娠しても流産や死産を繰り返す「不育症」。厚生労働省研究班の調査では、国内に140万人の患者がいると推計されている。治療で約8割が出産可能とされているが、ほとんどが自費診療のため、患者には子供を失った精神的負担だけでなく、金銭的負担も重くのしかかる。昨年、全国で初めて岡山県真庭市が治療費の助成を始めたのを機に助成制度を設ける自治体が急増している。

◆高額な治療費

「一度授かった命をなくすのはストレスフルなできごと。大事な命が生まれてくるように応援したい」

全国に先駆けて、昨年4月から不育症の助成を開始した岡山県真庭市の担当者はこう説明する。同市は不育症に関わる保険外の治療費の助成を年30万円を限度に実施している。

不育症について厚労省の研究班は、2回以上の流産や死産、あるいは生後1週間以内の赤ちゃんの死亡がある場合と定義。年間3万人が発症しているといい、自治体が助成制度を設ける動きが広がっている。患者らで作る団体「不育症そだってねっと」によると、今年6月には神奈川県大和市など11自治体と急増した。

背景には、高額な治療費がある。不育症の検査項目や治療には自費診療が多い。同団体の調査では、出産までに通常の妊婦で約60万円かかるところ、不育症患者は治療費の上乗せ分で平均約104万円かかったという。不妊症と比べ病気の認知度も低く、患者らが直訴して助成に結びつくケースもあったという。

◆心も体も傷つく

「流産を繰り返すたび、心も体も傷つくんです」

川崎市の小川有美さん(28)は26歳で結婚。その後、3回の流産を経験した。初めて妊娠したのは結婚後まもなく。だが、7週目で流産してしまった。27歳で2回目の妊娠。8週目の健診で赤ちゃんの心音を確認した。「今度は絶対に大丈夫」。そう思って母子手帳を取りに行ったが、10週目の健診では心拍が取れず、その後、激しい腹痛に襲われ、自宅トイレで“出産”した。

「なんで私が…」。子供好きの夫に申し訳なく思い、離婚を切り出したことも。昨年9月に3度目の流産を経験したことから専門外来受診を決意。結果、不育症と診断された。子宮への血のめぐりが悪く、胎児に栄養が行きづらいことが判明。治療薬を飲みながら次の妊娠に備えている。

◆治療で出産可能

流産は一度の妊娠で15%程度起こるといわれているが、不育症専門の杉ウイメンズクリニック(横浜市)の杉俊隆院長は「繰り返し流産する場合、何か原因があるのか検査をする必要がある」と指摘する。

不育症の原因は子宮の形に異常がある場合のほか、染色体や免疫の異常、胎盤などに血栓ができやすいなどさまざまあるが、専門外来で検査治療した人のうち約8割が出産可能という。

不育症そだってねっとの工藤智子代表(35)は「お金がなくて治療をあきらめてしまう人もいる。本当なら生まれてくることのできた命を1人でも救うために、公的支援が必要」と訴えている。

鳥のふんで漏電、1万500戸一時停電…愛知

こんなこともあるんですね。自然界の動きっていうのは、本当に人間の想像を超えますね。


 25日午前5時20分頃、愛知県岡崎、西尾、安城市内の一部で、計約1万500戸が一時停電した。

中部電力岡崎支店の発表によると、西尾変電所(西尾市道光寺町)で、高さ約2メートルの鉄骨製やぐらと、電流を制御する「開閉器」の間にあり、絶縁体の役目を果たす陶器製の部品「がいし」(直径約20センチ、長さ約1メートル)に、鳥のふんが付いて漏電し、自動的に送電が停止された。別の変電所に切り替えて送電し、6分後に復旧した。

やぐらの外側には鳥が近付かないよう針金が張り巡らされていたといい、中部電力の担当者は「ふんによる停電は珍しい」と驚いていた。

自動停止の汚染水浄化装置「サリー」が運転再開

よかったですね。全てが順調にいってくれないと、また爆発したら・・・


 東京電力は25日夜、福島第1原発の汚染水浄化システムで、24日夜から停止していたセシウム吸着装置「サリー」の運転を再開したと発表した。

東電によると、サリーは24日夜、ポンプの弁が閉まっていることを示す警報が鳴り、自動停止。原因を調査したところ、弁を動かすコンプレッサーが故障していたことが判明したため、別のものに交換し運転を再開したという。

2011年9月24日土曜日

<人工衛星>午後1時45分までに落下 日本周辺ほぼなし

今後、同じようなことがまた起きるのでしょうか・・・?ロシアンルーレットですよね・・・


 米航空宇宙局(NASA)は23日、運用を終えて制御不能になった人工衛星「UARS」が、日本時間24日午後0時45分から午後1時45分の間に落下するとの予測を発表した。この時間帯には、カナダ、アフリカの上空と太平洋、大西洋、インド洋上を通過するとみられる。日本政府の情報連絡室は24日正午過ぎ、「UARSが日本周辺で大気圏に突入する可能性はなくなったと考えられる」と発表した。

NASAによるとUARSは重さ約5.6トンで、大気圏に突入後、摩擦熱によって多くの部品が溶ける。しかし、チタンやベリリウムなど高温に耐える部品が最大26個(計532キロ)あり、燃え残った部品が地球に落下する恐れがある。部品は衛星の進行方向に約800キロにわたって分散する見通しという。

UARSは、地球を取り巻くオゾン層の変化などを観測するため、91年にNASAのスペースシャトル「ディスカバリー」で宇宙へ運ばれた。05年に運用を終えた後、「宇宙ごみ」となって地球を回っていた。

1号機配管、水素で充満の可能性「突然の爆発はない」

ここが爆発したら、今までの工程は全てパーだよね?慎重に慎重を期して、作業を行ってください!!


 東京電力福島第1原発1号機の原子炉格納容器につながる「スプレー系」と呼ばれる配管から水素が検出された問題で、東電は24日、配管内がほぼ水素で充満している可能性が高いとの見方を明らかにした。測定した結果、可燃性ガスの濃度が100%以上の値を示していた。

水素濃度が4%、酸素濃度が5%を超えると爆発する可能性があるが、東電の松本純一原子力・立地本部長代理は「着火源となる酸素がほとんどないため、突然爆発する可能性は小さいのではないか」と述べた。

東電によると、格納容器から漏洩(ろうえい)する放射性物質の放出量を低減する「ガス管理システム」の設置工事に向け、濃度を計測したところ、測定器の上限値1%を超えていた。その後、改めて可燃性ガス濃度計で計測。可燃性ガスが配管に充満していることが判明したという。

松本本部長代理は可燃性ガスの成分について、「種類は分析できていないが、水素ではないかと考えられる」との見解を示した。

経済産業省原子力安全・保安院は調査を徹底するよう口頭で指示。東電は今後、濃度1%以上の水素を検出できる水素測定器で正確な濃度を測り、窒素注入などの対策を講じていく。

東電は23日の記者会見で、「濃度1%を超える水素を検出した」と発表し、「窒素を封入しており、酸素はほとんどゼロに近い」と説明していたが、実際には配管内には窒素ではなく、可燃性ガスが充満していたことになる。

<二本松産米>「収穫も出荷もしない」農家、無念さにじませ

・・・悲しいですね・・・本検査がどうあれ、出荷されないっていうことは、ご立派だと思います。全ての農家や流通業の方が、この方のような人であれば、風評被害も起きないのに・・・


 福島県二本松市産の新米予備検査で国の暫定規制値と同じ1キロ当たり500ベクレルの放射性セシウムが検出された問題で、生産農家の男性(56)が24日、毎日新聞の取材に応じ、本検査の結果にかかわらず、「周囲に迷惑をかけるから出荷はしない」と話した。「何も悪いことはしてないのに。初めから作らないほうがよかった」と無念さをにじませた。

男性の水田は同市小浜地区の山間部にある。稲穂をつけた田んぼが広がり、遠くには磐梯山を望む静かな農村地帯だ。

祖父の代に山を買って、田んぼを切り開いた。16歳のころから農業を手伝い始め、すでに40年がたつ。大工のかたわらに農薬などを極力使わない安全なコメの生産に努めてきた。 予備検査の結果を知らされたのは23日夕。県の4月の調査で近くの土壌から1キロ当たり4600ベクレルを超える値が検出されていた。「ある程度高い値が出ることは予想していたが、500という値にはびっくりした」という。

作付けにあたっては、市から「大丈夫」との連絡をもらっていた。「手間ひまと経費は無駄になった」と、今年の収穫も出荷も断念した。

「本検査で400になっても、消費者は安全と思わない。うちのコメは絶対出荷しない。ほかの安全な福島県のコメに迷惑をかけるから」。7頭の肉牛も飼育しているが、稲が収穫できなければ、餌の稲わらも用意できない。今後の飼育もあきらめるつもりだ。

同居する次女夫婦に7月、初孫が誕生した。外の物干しに干された孫の服を指さして「本当は外に干すのも心配。原発から遠いはずなのに、理由は分からないけど線量は高いんだ。でも避難の指示や特別な補償もない地域。いったいどうしろというんだろうか」とつぶやいた。

生活基盤を奪われようとしている現状に「東電は生きていくための最低限の補償をすみやかにしてほしい」と訴えた。

2011年9月23日金曜日

東北新幹線、減速運転から震災前の通常ダイヤに

驚きました。わずか半年で通常運行になるだなんて。でも復興にはまだまだ長い時間がかかりますよね。




 東日本大震災の影響で、一部区間で減速運転が続いていた東北新幹線は23日、震災前の通常ダイヤに戻った。

東京―新青森間の所要時間は20分短縮されて最短3時間10分となり、運転本数も、東京駅発着で6本増え、167本となった。

4月29日に全線再開した東北新幹線は、福島―一ノ関間で補修した線路や架線が最速300キロの通常走行に耐えられるかどうかの点検が続き、減速運転のままだった。通常ダイヤへの移行で、東京―新青森間の所要時間は「はやぶさ」が3時間30分から同10分、「はやて」が3時間44分から同23分に短縮された。

中日・高木次期監督、イチローにオファー

イチロー選手が日本に戻って来てプレーすることになったら、またプロ野球は盛り上がりをみせそうですよね。




 中日の次期監督に決定した高木守道氏が23日、ナゴヤドームで取材に応じ、中日OBを軸に組閣を進める方向性を示した。「地元の人が『この選手の昔を知っている』という人になってもらうのも必要じゃないかな」と話した。

また、同日朝に愛知県出身で、米大リーグ・マリナーズに在籍するイチロー外野手の父・宣之さんに電話したことを明かし、「イチロー選手にぜひとも来て欲しいと言ったら、『伝えときます』と言ってたよ」。福留(インディアンス)、川上(ブレーブス)らの名前を挙げ、積極的に戦力補強に動く方針も示した。

アフェライ重傷、手術で長期離脱が濃厚に

長期離脱!?それは選手生命にも係わるんじゃ・・・?でも来年4月の復帰ならまだ大丈夫ですよね!それにしても手術するほど重症なケガってこわいっすね!




バルセロナに所属するオランダ代表MFイブラヒム・アフェライが、長期離脱を強いられることになった。バルセロナが公式サイトを通じて発表している。

同選手は22日の練習中に、左ひざの前十字じん帯を断裂したとのこと。復帰は来年4月頃になる見込みで、これから手術を受けることになる。詳細は、23日になってから判明するようだ。

MFアンドレス・イニエスタ、FWアレクシス・サンチェスを負傷で欠くバルセロナは、さらに離脱者が増えてしまった。

2011年9月22日木曜日

異例の落合監督退団発表 残り26試合 逆転Vが可能な時期になぜ?

野球のルールって難しいよねー。でも、引き受けた仕事途中で投げ出すのはどうかな~?もしかして、具合が悪いとかなのかね~




中日・落合監督の今季限りの退団が22日、発表された。ナゴヤドームでのヤクルトとの首位攻防戦を前にしての発表は、球団の内外に衝撃を与えた。



04年の就任から8年目で、初めて黒星先行で前半戦を折り返した11年。白井オーナーは「今季の結果次第?そういう部分はある」としていた。

前半戦の負け越しを盛り返して21日現在、貯金7で首位ヤクルトに4・5差。残り26試合、逆転Vの可能性がある中での監督交代発表は異例中の異例。

佐藤球団代表は「契約満了の1カ月前には契約するかどうかを伝えないといけない。来季の組閣の問題もあるし、われわれとしては公表せざるを得ない。選手もかえって落合監督を胴上げできるように頑張ってくれると思う」と説明。しかし、ナインに与える影響は大きく、今後の戦いぶりが注目される。

<放射性物質>公園内は基準値以下 緊急時避難準備区域

だから何?って感じだよ~。もっときちんと徹底して欲しい。立ち入り禁止区域には絶対立ち入らないし、安全な場所をきちんと除染して確保して、放射性物質を拡散しないようにして欲しいよ~。 




文部科学省は22日、東京電力福島第1原発事故に伴う緊急時避難準備区域内の公園で、空気中と水道、池の水の放射性物質濃度の測定値を公表した。同区域の解除に向け、子供が利用する施設などの汚染を調べる政府の行動計画の一環。空気の測定値はいずれも国の基準値の10分の1以下、水道水は検出限界値以下だった。先月9日に公表された生活圏の放射線量と合わせ、行動計画で定めた測定結果が出そろった。

福島県南相馬市、田村市、広野町、川内村の主要公園16カ所で、7月に採取した試料を調べた。その結果、空気1立方メートル中のセシウム137(半減期30年、国の基準値は1立方メートルあたり30ベクレル)と134(同2年、同20ベクレル)の濃度は、それぞれ0.38~1.97ベクレルで、国の基準値の10分の1以下だった。また水道と池の水の濃度は、検出限界値の水1リットルあたり4~8ベクレルを下回った。

各公園の空気1立方メートル中のセシウム137の量(単位はベクレル)は以下の通り。

南相馬市=夜の森公園0.49▽よつば公園0.46▽旭公園0.63▽駅前北公園0.48▽錦公園0.60▽グリーンパーク0.75▽東ケ丘公園1.32▽馬事公苑0.64▽原町運動公園0.47

田村市=グリーンパーク都路1.97▽こどもの国ムシムシランドバンガロー0.58

川内村=舘山公園0.62▽すわの杜公園0.77▽高塚高原キャンプ場0.96

広野町=築地ケ丘公園0.41▽二ツ沼総合公園0.66

都知事「帰らず職場に」…帰宅困難対策で条例案

そもそも、台風の日に働くのなんて日本人だけじゃね?と、思うのは私だけ?まぁ無理に帰る必要はないよね。身の安全が大事よね~。


東京都は、首都直下地震などの災害時にターミナル駅などで帰宅困難者があふれる事態を防ぐため、都内の企業に対し、交通機関が回復するまで従業員を職場にとどめることができるよう、非常食の備蓄などを促す新条例をつくる方針を決めた。

石原慎太郎知事が22日の記者会見で明らかにした。

首都圏では、今年3月の東日本大震災や、21日の台風15号の影響で鉄道などの交通機関が混乱し、渋谷駅などのターミナル駅で帰宅できない人が駅周辺に滞留した。こうした混乱を防ぐため、新条例では、従業員が一定期間、職場に待機できるよう、企業に対して、水や非常食の備蓄を促すことなどを盛り込む方針。

石原知事は記者会見で、「家庭の事情が許すなら、無理して帰宅せず、職場にとどまってほしい。企業も災害に備えた備蓄を、ある程度いつも用意しておくほうがいい」と呼び掛けた。

2011年9月21日水曜日

宝くじのネット販売検討=「ナンバーズ」「ロト」が対象―総務相

パチンコなんかより、よっぽどいいんじゃない?日本のためにお金が使われるんだったらさ!


 川端達夫総務相は21日、東日本大震災の視察のため訪れた盛岡市内で記者団に、宝くじのインターネット販売を数字選択式の「ナンバーズ」と「ロト」に導入する方向で検討する考えを表明した。近年、低迷している宝くじの売り上げ回復の狙いで、10月上旬に検討委員会を設置し年内に結論を出す方針だ。
宝くじは、売上総額の約46%が当せん金、約39%が自治体の収益金となる。しかし、売上総額は2005年度の1兆1047億円がピークで、10年度は9190億円まで落ち込んだ。
宝くじのネット販売は、みずほ銀行のネット口座を通じてジャンボ宝くじなどを購入する場合を除き原則として認められていないが、総務相は「時代にマッチした手軽な販売方法を検討する必要がある」と判断。1兆円台の売り上げ回復を目標に、売り場を中心とした販売体制を見直すことにした

放射性ヨウ素、400地点で検出=原発100キロ圏の汚染地図―文科省

事故直後が数千万で、相当程度下がってる・・・だから何?今は下がってるから安心ですよってか??


 文部科学省は21日、福島第1原発から半径100キロ圏の土壌表面に沈着した放射性ヨウ素131の濃度地図を発表した。土壌を採取した約2200地点のうち約400地点でヨウ素が検出され、最も高かったのは富岡町大菅の1平方メートル当たり5万5391ベクレルだった。
ヨウ素は半減期が8日間と短く、担当者は「事故直後は数千万単位で検出されており、相当程度下がっている」と話している。
文科省によると、原発の北西や南の方向でヨウ素が多く検出された。検出値を逆算することで、3月の原発事故直後の住民の積算被ばく量を調査する際に、目安として活用できるという。 

震災仮設住宅に避難勧告=台風で河川氾濫の恐れ―宮城・気仙沼

何か日本、悪いことしたのかなあ・・・?今年は、とんでもない年ですよね。被災地の方に、さらに追い討ちかけないで・・・


 台風15号の大雨で河川氾濫の恐れがあるとして、宮城県気仙沼市は21日夜、市内2カ所の震災仮設住宅に住む35世帯73人に対し、避難勧告を出した。 

2011年9月20日火曜日

住宅、商業地とも下落続く=3年連続、全都道府県で―原発事故の影響も・基準地価

原発事故の影響が大きいですが、今後長い期間続くことになるでしょう・・・地価がつかないところも出てきてしまうかもしれませんね。


 国土交通省は20日、2011年7月1日時点の基準地価(都道府県地価)を公表した。3年連続で全都道府県の住宅地、商業地とも前年より下落。全国平均の下落率は住宅地が3.2%、商業地は4.0%だった。下げ幅は前年(住宅地3.4%、商業地4.6%)より縮小したが、地方圏を中心に落ち込みが続いている。東日本大震災と福島第1原発事故で甚大な被害を受けた福島県は住宅地、商業地ともに大きく落ち込んだ。
全国平均で前年を下回ったのは、住宅地が20年連続、商業地は4年連続。継続して調査した2万1515地点のうち、この1年間で地価が上昇したのは88地点(前年27地点)、横ばいが863地点(同302地点)に増えたが、下落したのは2万564地点(同2万1457地点)で、依然として大部分を占めている。

台風15号上陸か…140万人に避難指示・勧告

とてつもない人数ですよね・・・早めに避難して、被害拡大を防ぎましょう。


 台風15号は20日午後9時現在、勢力を拡大しながら足摺岬の南約270キロの海上を時速30キロで北東へ進んでいる。

気象庁によると、21日に西日本から東日本に接近、上陸する恐れもあり、今後、暴風域を保ったまま時速60キロまで速度を上げ、日本列島を縦断する可能性がある。影響で、既に九州、四国、近畿、東海各地方で多量の雨となっており、岐阜県多治見市では20日午後7時までの24時間雨量が432ミリに達した。下流にあたる名古屋市守山区で庄内川が氾濫したほか、天白川も同市天白区などで氾濫の恐れがある水位まで上昇。読売新聞のまとめでは、午後9時現在、佐賀、岐阜両県で死者1人、行方不明者2人、愛知や兵庫などで約8万2000人に避難指示、約132万人に避難勧告が出た。

<セシウム>最終処分場排水から基準超え検出 群馬

利根水系を利用している人にとっては、大変な問題ですよね。だから、原発周辺を処分場にするしかないんじゃないの?


 群馬県は20日、伊勢崎市の「第3期最終処分場」の排水から、国の基準を超える放射性セシウムを検出したと発表した。処分場では下水汚泥などの焼却灰を埋め立てており、雨水にセシウムが付着して流れ出た可能性があるという。最終処分場の排水から基準を超えるセシウムが出たのは全国初という。

国は処分場の排水について、計算式で導き出される「線量限度」を1.0以下に設定しているが、9月12日までに採取した同処分場の排水は1.08だった。市は利根川への放水を一時停止した。今後、排水前に放射性物質を吸着除去して放流する方針。

2011年9月19日月曜日

旬のキノコ試練の秋、「自主検査もう限界」…栃木

しっかりと行政がチェック体制を作らないと!!


 福島第一原発の事故を受け、各地の「秋の味覚」に影響が広がり、栃木県内でも、県民に人気の高いチタケなどキノコの売り上げに影を落としつつある。

行政の放射性物質検査が実施されていないことが、消費者の不信を招いている面もあるようだ。検査は個人や業者の自主性に任せられているが、関係者から「自主検査はもう限界」と悲鳴も上がっている。

「野生きのこの販売に注意しましょう。放射線の影響を受けやすいと言われています」

県は8月上旬、農産物直売所への出荷者向けに注意喚起のチラシを作成した。県内では毎年夏、だし汁などに重宝するチタケ採りが盛んだ。チタケは植物の根に寄生して成長するので人工栽培できず、自生しているものを採取するしかない。このため、自然界の影響を受けやすいとされている。放射性物質の影響も懸念されているが、流通実態が不明なため、県の検査は行われてこなかった。

関係者は「自己防衛」に踏み切らざるを得なくなっている。近隣の一般家庭から持ち込まれる野生のキノコを買い取り、店頭で販売している日光市大桑町の「きのこの杜(もり)」では取引先に依頼し、チタケの放射性物質検査を実施し、安全性を確認した。

放射性物質の影響について、常連客の多くは気にしないで購入していくという。17日に店を訪れた鹿沼市板荷の阿部和雄さん(82)も「チタケは毎年の楽しみ。今年も食べたけど、栃木産は安全だと聞いている」と意に介していなかった。一方で最近、店に放射線測定器を持ち込み、商品に当てて自ら調べる買い物客の姿も見られるようになった。

男性店長(64)はチタケについて「昨年に比べて今年は不作で、夏は入荷量も半分に減っていたから検査もできた」と説明する。「これからのキノコを全て自主検査するには費用や手間がかかりすぎる」

今月下旬からは本格的なキノコシーズン。日光ではアミタケやハツタケなどが採れ、店に持ち込まれる量も急増する。店長は「シーズンは11月まで続く。天然のキノコを楽しみに遠方から来る客もいるので、少しでも危険性があるなら、市や県が『販売するな』とはっきり言ってほしい」と訴える。

一方、同じく秋の味覚のクリについて、県は2010年度の生産量が全国8位(約541トン)ということもあり、主要産地の宇都宮市と那須烏山市で検体を9月上旬に採取して検査を実施。結果は放射性セシウム、放射性ヨウ素ともに検出されず、関係者を安堵(あんど)させている。

<ラグビー部員>部活動中に倒れ死亡 群馬県立高

危険を伴うスポーツなのは分かっているんだけど、万全を期してもらいたいですね。


 群馬県立高崎商業高校(高崎市東貝沢町3)で9月上旬、ラグビー部の部活動中に2年男子部員が頭を打って倒れ、入院先の病院で死亡していたことが、学校関係者への取材で分かった。

関係者によると、男子部員は器具を使ったタックルの練習中に倒れ、救急車で搬送された。当時、顧問の教師が練習の指導にあたっていたという。

学校側は詳細を明らかにしていないが、立見賢治校長は「学校での活動中に事故が起き、大変申し訳ございません。事故について不適切な対応はなかったと思う」と話した。

<土砂ダム>満水まで39センチ 厳戒続く

これ以上降らないでください・・・被害拡大だけはしないで欲しいですね・・・


 台風12号による豪雨で奈良・和歌山両県にできた土砂ダムについて、国土交通省近畿地方整備局は19日午後9時、台風15号の影響などで大雨が降ったことから、和歌山県田辺市熊野(いや)地区の土砂ダムについて早ければ19日中に水があふれる危険があるとの見通しを発表、地元自治体などに警戒を呼びかけた。土砂ダムの水位は午後11時現在、堤の頂上から水面まで39センチに迫っている。水があふれると決壊して土石流が発生する恐れが高まる。台風15号は20日から21日にかけて西日本に接近する見通し。

近畿地方整備局は熊野地区のほか、奈良県五條市大塔町赤谷と野迫川(のせがわ)村北股の両地区の土砂ダムについても、早ければ20日昼以降にあふれる可能性があるとして、避難の徹底を促した。整備局は19日、熊野、赤谷両地区で排水路整備のための工事用道路の整備工事を続けた。

大阪管区気象台は大雨が降る恐れがあるとして、特に台風12号で被害があった地域で、新たな土砂災害の発生に警戒を呼びかけている。和歌山県などでは19日夜から雨が強まり、新たに避難勧告を出す自治体が相次いだ。

気象台によると、日本海から秋雨前線が南下し、20日にかけて西日本付近に停滞する見込み。このため近畿地方南部では雨が多くなる可能性がある。竜巻などの突風にも注意が必要という。台風15号は19日午後10時現在、鹿児島県奄美市の東南東約70キロをゆっくりと北北西に進んでいる。中心気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル。21日に近畿地方に最も接近すると予想され、近畿南部を中心に非常に激しい雨の降る恐れがあるという。

21日午前0時までに予想される24時間雨量は、多いところで▽近畿地方北部120ミリ▽同中部200ミリ▽同南部250ミリ。また22日午前0時までの24時間雨量では、南部の多いところで300~400ミリを予想している。

2011年9月18日日曜日

成田エクスプレス死亡事故、7月から5件目

世相なのか・・・安全対策にも限界があるからねえ・・・


 18日午前11時10分頃、東京都葛飾区新小岩のJR新小岩駅ホームで、40~50歳代の女性が、同駅を通過中の大船・池袋発成田空港行きの成田エクスプレス(12両編成)にはねられ、死亡した。

警視庁葛飾署は自殺とみて女性の身元などを調べている。総武快速線は、東京―千葉間で約50分運転を見合わせ、約3万3000人に影響が出た。

同駅で通過中の成田エクスプレスにはねられる死亡事故は7月から5件目。いずれも自殺とみられる。

<JR北海道>戦線離脱お詫びします…社長の遺書内容を公表

しっかりと責任を果たしてもらいたかったですが・・・


 「戦線を離脱することをお詫(わ)びいたします」--。18日、JR北海道の中島尚俊社長(64)が遺体で発見され、同社は緊急会見を開いて社員向けの遺書の内容を公表した。5月のJR石勝線トンネル内での列車脱線炎上事故を受け、信頼回復に取り組む部下を励まし、感謝の言葉をつづっていた。小池明夫会長は「社長の死亡を、このような形で皆様に報告することは大変申し訳なく、つらく、残念だ」と沈痛な表情で語った。

同社は中島社長が失踪した12日以降、社員を動員し自家用車が見つかった北海道石狩市の海岸周辺などを捜索していた。18日午前10時ごろ、道警から身元不明の遺体発見の連絡を受け、役員らが札幌市中央区の本社で待機していたが、午後6時ごろに悲報が入った。

遺書は家族向けなど複数が自宅に残されていた。午後7時半から本社で会見した小池会長は、このうち社員に宛てたA4判1枚のワープロ打ちの文書を読み上げた。

遺書で中島社長は「脱線火災事故を反省し、全社をあげて企業風土の改善などに取り組んでいる時に、真っ先に戦線を離脱することをお詫びいたします」と陳謝。そのうえで「お客様の尊い人命をお預かりしているという事実を認識し『お客様の安全を最優先にする』ということを常に考える社員になっていただきたいと思います。長い間のご支援、ご協力ありがとうございました」と記されていた。

小池会長は自殺の動機について「社長が失踪したのは国土交通省に事業改善報告書を提出する週。心労が重なっていたのではないか。本人にしか分からない大変な重さだっただろう」と推測。「社長を突然失う事態は会社発足以来最大の危機。遺志を継いで取り組んでいく」と述べた。後任の社長人事については「白紙」とした。

<福島第1原発>2号機建屋の上部でセシウム濃度が減少

いい加減、セシウム以外の核種もしっかりと調査してほしいですね。


 東京電力は18日、福島第1原発2号機原子炉建屋の上部で採取した空気中に含まれる放射性物質の分析結果を発表した。放射性セシウムの濃度は1立方センチ当たり1万分の1~10万分の1ベクレル程度で、前回8月末の分析結果に比べて10分の1~100分の1程度に減った。東電は「原子炉の冷却が進んだことで放出が抑えられたとみられるが、屋外の風の影響なども考えられる」としている。

2011年9月14日水曜日

東京電力がマスコミに反撃 事故直後の「全面撤退」めぐりバトル

どっちの言い分が正しいのか、どうでもいいです。現場の方に、安全に作業をしていただきたいですね。


 東京電力が原発事故関連の報道に対し、同社サイトで「反論」を連発している。最近ではTBSの「東電が全面撤退を国に伝えた」との報道に対し、「そうした事実はありません」とかみついた。

東電サイトには、2011年3月の福島第1原発事故発生以降、9月14日現在で24件の反論が載っている。いずれも原発事故関連や、事故を受けた決算などをめぐる報道に対してのものだ。10年は2件、09年は5件なので、かなりのハイペースだ。

■東電「そうした事実はありません」

東電サイトは9月13日、TBSが放送した「震災報道スペシャル」(9月11日)への反論を載せた。3点指摘しており、うち1点は「東電が現場からの全面撤退を考え、国に伝えた」との報道に関するものだ。

東電は、「そうした事実はありません」とし、国に伝えた内容とは「作業に直接関係のない一部の社員を一時的に退避させることについて、いずれ必要となるため検討したい」というものだった、と主張している。

また、当時首相だった菅直人氏が国会答弁で、東電社長に確認したところ「『別に撤退という意味ではない』と言われた」と答えたことも指摘している。

「東電の全面撤退」問題は、以前からくすぶり続けている案件だ。

当時の菅首相が事故直後の3月15日、東電本店へ乗り込み、発破をかけた。その模様はモニター画面で福島第1原発の現場にも伝わった。

単なるパフォーマンスで、現場の士気を下げたという評価が出た一方、東電が全面撤退を申し出たのが本当なら、「撤退なんてあり得ない!」と怒鳴った菅氏の行動は意味があったという声もあった。

東電の当時社長だった清水正孝氏は4月13日の会見で、全面撤退説を否定している。「直接作業に関わらない人間とか、そういう人たちは退避するという判断は当然あったが、全員が退避するという判断は持ち合わせていない」と述べた。以降、東電は同様の認識を示している。

■枝野・前官房長官は「全面撤退のことだと共有」

一方、当時官房長官だった枝野幸男氏は、9月7日に行った読売新聞インタビューで、全面撤退説を主張。

枝野氏のところに清水社長(当時)から電話があり、直接話をした。「全面撤退のことだと(政府側の)全員が共有している。そういう言い方だった」。東電は、なぜかこの読売記事には反論コメントを出していない。

菅氏も退陣前後のマスコミとのインタビューで、東電が撤退の意向を示していると伝えられた、と明かしている。

どちらが本当なのだろうか。

経産省の原子力安全・保安院の広報担当によると、全面撤退説が正しいのか間違いなのかは、保安院としては「確認できていないこと」だ。どうも政府側の全面撤退説は、「政治主導」の領域のようだ。

東電広報によると、3月15日、「直接事故収束にあたる」約70人のみを残し、あとは近くの福島第2原発などへ一時退避した。菅氏や枝野氏らが東電の清水氏と「撤退」をめぐる会話を交わしたのは3月15日の未明だ。結局、少なくとも一部の撤退は実行されたわけだ。

震災発生時には、福島第1原発に約6400人がいたことが分かっているが、「一部退避」の前日、3月14日時点で何人が残っていたかは不明という。17日までには、300人近くが現場へ戻り、計約350人に増えている。以降も順次増員された。

理屈の上では、(1)東電は当初、全面撤退を打診したが、菅氏から叱責を受け70人を残した、(2)当初から東電は70人程度を残し、あとの人員を一時撤退させる方針を打診したが、政府側から「それでは少なすぎ、事実上全面撤退だ」と受け止められた、といった可能性が考えられる。

そもそも、関係者らが詰めた議論をせず、雰囲気だけで「全面撤退」の言葉が独り歩きして混乱が広がった、ということもありそうだ。

■残った「70人」で十分だったのか

「70人」とは、事故対応の一時的措置として十分な人数だったのか、それとも事故対応には不十分で、事実上、全面撤退と言われても仕方がない状況なのだろうか。

原子力行政にかかわったことがある経産省の関係者の間では、「70人は、通常運転を交代制で維持する最低限の人数で、事故対応という点ではちょっと少ないかな」といった見方があった。

一方、「被ばく防止の対策を整えるため、最低限の70人のみを残していったん退避し、ほどなく態勢を整えて相当数を現場へ戻すつもりだったのなら、極めて理にかなった対応だ」との分析もあった。

菅氏ら政府側と東電側のどちらかがウソをついている、というよりも、政府側と東電との意思疎通、情報交換が実にお粗末で、最初から議論はすれ違っていたという可能性もありそうだ。

ヒマワリ、セシウム除去に効果なし…農水省

移行係数を考えると、こんなもんなのかなあ。


 福島第一原発の放射能漏れ事故を受けて土壌汚染の除去実験を行っていた農林水産省は14日、放射性セシウムを吸収するとされていたヒマワリには「ほとんど効果がない」との実験結果を発表した。

表土を削り取る手法には効果があったものの、大量に発生する汚染土をどう処分するか、課題が残る形だ。

実験は今年5月から福島県飯舘村などの農地計約70アールで、〈1〉表土を削り取る〈2〉水でかくはんし、流す〈3〉表土と地中の土壌を入れ替える〈4〉ヒマワリなど植物に吸収させる――の4種で実施した。

このうち、最も効果が薄かったのが〈4〉で、5月に種をまき、8月に開花したヒマワリの場合、土壌1平方メートル当たり約107万ベクレル含まれていた放射性セシウムのうち、吸収できたのは約2000分の1の520ベクレルにとどまった。

外国人向けフリーペーパーに犯罪助長の広告

目立たないところまで調べないとだよね。難しいだろうなあ。


 全国の警察が今年5~6月の間、繁華街などで配布されている外国人向けフリーペーパーを調査したところ、不法就労や偽装結婚などの犯罪を助長する有害広告が736件あったことが14日、警察庁のまとめでわかった。

同庁は発行者に広告掲載時の審査徹底を要請するとともに、違法行為を容認している発行者については、ほう助罪での立件も検討する。

有害広告が確認されたのは25都道府県の58紙で、中国語(26紙)と韓国語(22紙)のほか、在日フィリピン人やブラジル人向けもあった。大半は外国人向けの生活サービスや飲食店の広告とともに掲載されていた。

約4割の291件は不法就労を促す広告で、「ビザ不問で勤務できる風俗店紹介」など。24%(174件)は在留資格や身分の偽装を仲介するもので、「日本人と結婚したい不法残留者募集」や「違法入国を合法に切り替えます」などとうたっていた。

2011年9月13日火曜日

蓮舫氏、事業仕分け第4弾を検討

・・・まだやるの?これに対応するための人件費やら調査に充てる時間が、どれだけ無駄だと思ってるんだろ・・・




 蓮舫行政刷新担当相は13日午前の記者会見で、民主党政権が無駄削減への取り組みとして進めてきた事業仕分けの第4弾の実施を検討していることを明らかにした。

蓮舫氏は「第4弾をどうするかいろんな可能性を含めて検討はしている」と述べた上で、「いつ、どのように実施していくのか、しないのかはまだ決めていない」とした。

行政刷新の取り組みとして特別会計や独立行政法人、政府系公益法人の制度や仕組みの改革も進めていく考えを示した。

東電賠償請求書類は「いやがらせ」? 専門用語だらけマニュアル156ページ

ほんと、くそ食らえな企業だったってことだな・・・こんな会社が半公共的企業だったなんて、日本の恥だよ。こんな書類、高齢者が書けるのか?




 東京電力が原発事故の本補償の手続きを開始し、個人向けの補償金請求の書類一式を、仮払いを受けた約6万世帯に発送した。

しかし、請求のための申請書類は約60ページの冊子で、内容も複雑。「賠償する側という意識はあるのか」「いやがらせのような分量の多さ」といった批判が上がっている。

■3か月ごとに書類作成が必要

東電が2011年9月12日に発送した封筒を覗くと、同意書、補償金請求書、各種証明書類といった書類が入っている。中でも目立つのは「補償金ご請求のご案内」と書かれた156ページの分厚いマニュアルだ。そのうち約100ページは、「一時立入費用」「生命・身体的損害」「就労不能損害」など、請求対象となる損害ごとの記入方法の解説だ。

仮払い補償金の申請書類は非常に簡素なものだったが、今回は領収書、証明書の添付のほか、細かく算式を記入する必要がある。たとえば「就労不能損害」の場合には、自身の雇用形態を4つタイプから判定したうえで、それに沿った証明書類を用意し、補償金の金額を算定しなくてはならない。ページを行ったり来たりで、骨の折れる作業だ。

申請書は請求者1人につき1冊。しかも今回は3月11日~8月末が対象で、それ以降は3か月ごとに同じ書類を作成する必要があり、申請者の負担は大きい。

漏れなくすべてを記入するのも難しそうだ。東電では対策として、補償相談センターに約200人の担当者を設置し、手続きがわからない人のためには現地で説明会を実施するという。

東電は、申請から支払いまでは最低でも1か月かかるとしている。記入漏れがあった場合は、記入し直しとなり、さらに時間がかかる。また、東電からの賠償額通知に同意できない場合には、原子力損害賠償紛争解決センターに和解仲介を申し立てることにもなる。

■「めんどくさい」「心が折れそうになった」

ツイッター上では早速、東電から書類の届いた被害者の声が上がっている。福島から埼玉に避難しているある女性ユーザーは、「東電から補償金の請求書類が届いた。一人一冊って…。説明書も分厚くて…。嫌がらせ?めんどくさい」と不満を顕わにする。

福島県大熊町から避難しているという女性は、「東電補償金の資料がきた。大量過ぎて頭がこんがらがる。読むのが面倒いくらいだ」と混乱気味。書類を見て「ちょっと心が折れそうになった…」というユーザーもいた。

福島県川内村から避難しているという女性は、分厚い説明書や書類の多さに驚きを隠せない。「保険の手続き書類に似ている」とし、「これを読んで記入するなんて、村の高齢者のほとんどは無理だろう。代行業者とか、代行詐欺が出るのではないか」と心配する。

続けて、「支援、補償関係の手続きは、本当に面倒くさい。福島県の健康調査、3月11日から25日までの記録を提出したが、ダンナとふたりでメモを見ながら書いていっても、思い違いがあったりする。こういうこともあるかとメモつけていたわが家ですら、ダメダメ」と書類作成の苦労を語っている。

ジャーナリストの須田慎一郎氏は9月13日放送のテレビ朝日系「ワイドスクランブル!」で、「被害者にしわ寄せを持っていくなんておかしいんですよ」「東電の社員が1軒1軒まわって聞き取り調査をするなりして書類を書くべきであって、(被害者に)負担を求めるというのはどう考えたっておかしい」と批判している。

土壌セシウム、9割地表に=福島・川俣町の森林調査―文科省

地表にこれだけ放射性物質がありながら、そこで作られた作物を避けることを「風評被害」という。果たして、それは正しいか?


 福島第1原発事故で、文部科学省は13日、計画的避難区域に指定された福島県川俣町の森林を調べた結果、土壌に含まれる放射性セシウムの約9割が地表に存在していたと発表した。森林の表土を削るなどの除染対策が考えられ、同省は「自治体などの施策の参考になれば」としている。
調査は筑波大学などが6月6日~8月31日、川俣町山木屋地区の森林をモデル地区として実施。文科省が結果を公表した。
樹木の葉と落ち葉のセシウム濃度を比べると、養分や水と一緒にセシウムを吸収している葉に比べ、放射性物質が降下して直接付着した落ち葉の方が高い傾向が見られた。
土壌のセシウムの分布状況をみると、広葉樹林や若い杉林では約9割が地表部分に集中。樹齢40~50年の古い杉林でも、半分ほどが地表部分に存在した。 

2011年9月12日月曜日

イノシシ9頭、車と次々に衝突…全部即死

怖い!!猪突猛進ですなあ・・・


 12日午前0時50分頃、岐阜市日野南の国道156号線で、同市日野東の会社員男性(32)の軽乗用車が、イノシシ9頭と次々に衝突。

軽乗用車は大破、男性は鎖骨を折るなどのけがをした。イノシシは全て即死した。

岐阜中署の発表によると、イノシシは体長50~100センチで、親1頭の後に子供とみられる8頭が続き、車道を軽乗用車に向かって走ってきたという。男性は「まさかイノシシが走ってくるとは思わなかった。直前で気がついたが避けきれなかった」と話しているという。現場は岐阜市東部で、近くには山もあるが、国道沿いは店舗や住宅地になっている。同署は「市内の公道をイノシシが走るのは珍しい」としている。

記者はなぜそんなに偉いのか 大臣辞任会見「ヤクザ質問」の一部始終

大臣の発言どうこうより、社会人としての基本がなってないよね、この記者は。


 鉢呂吉雄経産相が不適切な発言で辞任に追い込まれた問題で、辞任会見での記者の態度が批判を浴びている。会見では、辞任の理由となった発言の内容について説明する声が相次ぎ、中には「説明しろって言ってんだよ!」と、ヤクザまがいの言葉遣いをする記者も出た。会見場での記者の傲慢な言葉遣いは、今までもたびたび批判されており、問題が繰り返された形だ。

鉢呂氏は、福島第1原子力発電所周辺の自治体を「死の街」と表現したことと、原発視察後、記者に防災服をなすりつけるしぐさをしたことが問題視された。

■「説明しろって言ってんだよ!」

後者については、非公式な(いわゆる「オフレコ」)懇談の場での出来事だったこともあって、具体的にどのような発言をしたかは明らかではない。実際、各社の記事でも、

「放射能をうつしてやる」(共同)
「放射能をつけちゃうぞ」(朝日)
「放射能をつけたぞ」(毎日)
「ほら、放射能」(読売)
「放射能をつけてやろうか」(日経)

と、表現がばらついている。このため、2011年9月10日夜に開かれた会見では、発言の具体的な内容を確認する質問が相次いだ。批判を浴びることになる記者の質問は、この中で出た。

幹事社の共同通信が質問を終えた直後に、男性記者が突然、

「すいません、あの、一連の発言と仰いますけども、具体的に何を発言してお辞めになられるのか、具体的に仰っていただかないと、なぜお辞めになるのかわかりません」

と質問。記者会見で質問するときは、社名と自分の名前を名乗るのが通例だが、この記者はそれをしなかった。

鉢呂氏が、原因について(1)「死の街」という表現をした(2)記者との非公式懇談の場で「不信を抱かせるような言動があったというふうに捉えられた」、などと説明すると、記者は、

「具体的にどう仰ったんですか。あなたね、国務大臣をお辞めになられるんだから、その理由ぐらいきちんと説明しなさい」

と命令口調に。鉢呂氏が「非公式の記者の皆さんとの懇談ということもあって、そのひとつひとつに定かな記憶というものもありませんので」と釈明すると、記者は鉢呂氏の発言をさえぎって

「定かな記憶がないのに辞めるんですか。定かな事だから辞めるんでしょう。きちんと説明ぐらいしなさい!最後ぐらい」

と声を荒げた。鉢呂氏が「私は国民の皆さん、福島県の皆さんに不信の念を抱かせた。こういうふうに考えて…」と続けると、記者は、

「何を言って不信の念を抱かせたか説明しろって言ってんだよ!」
「何を言ったからだってだってんだよ!」

と怒鳴った。

■「そんなヤクザ言葉、あなた、やめなさいよ」

大臣の会見で、このような口調で質問をする記者は珍しく、別の記者が、

「そんなヤクザ言葉、あなた、やめなさいよ。記者でしょう。敬意を持って質問してくださいよ!」
「恥ずかしいよ、君はどこの記者だ!」

と怒鳴る場面もあった。

だが、不祥事に関する記者会見では、たびたび記者の態度が問題にされている。例えば、2011年3月14日に東京電力が開いた会見では、計画停電の対象エリアや、停電が始まる時間についての情報が二転三転。さらに、当初発表されていたエリア以外にも、誤って停電させていたエリアがあることが明らかになり、記者からは、

「計画停電ですらないじゃないか」
「どうせ、まだ(間違って停電させたところが)あるんでしょ!」

と怒号が飛んだ。

05年には、JR西日本の福知山線事故をめぐり、大手新聞社の記者が、同社幹部を

「そんなことないやろ、人が死んでんねんで!」
「あんたら、もうエエわ。はよ呼んで。そこから先は(社長に)聞くから。はよ呼んでよっ!」
「あんたら、みんなクビや!」

などと罵倒。週刊新潮が「『記者会見で罵声』を浴びせた『ヒゲの傲慢記者』の社名」という記事を掲載し、記者の態度を批判したこともある。

子宮頸がんワクチン接種後に死亡=中学生、「因果関係なし」―厚労省

子宮頸がんって、原因の大半は性感染なんでしょ?ワクチンって必要なの?




 子宮頸(けい)がんワクチン「サーバリックス」を接種した女子中学生(14)が2日後に死亡していたことが12日、分かった。少女は心臓に重い持病があったため、厚生労働省の検討会は同日、死亡は持病が原因だった可能性が高いと判断。「ワクチンとの明確な因果関係は認められない」との見解をまとめた。
製造販売元のグラクソ・スミスクラインによると、サーバリックスは国内で2009年12月に販売されてから、推計約238万人が接種したとされているが、接種後の死亡例は初めて。 

2011年9月11日日曜日

東日本大震災6カ月 心の復興 見えぬ明日、迷いの秋

もう半年か、まだ半年か・・・少しでも早く復興できるといいですね。


 コオロギの声が殺風景な部屋へ届く。東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市の半島部、小学校の跡地に建てられた仮設住宅。菅原幸男さん(70)は夕食後のひとときを所在なげに過ごしていた。

「最初は狭いと感じたが、だいぶ慣れた。夏の暑さは蒸し風呂みたいだったけど、エアコンのおかげでしのぐことができた」

半島部の浜で生まれ育ち、マグロ漁船に乗った後、震災前まで水産加工会社で働いた。大津波で自宅を流され、同じ浜で暮らしていた姉とおい、めいを亡くした。遺体が見つからないまま7月30日、3人一緒に寺で葬儀を営んだ。

仮設住宅は4畳半に風呂、トイレの1DK。日本赤十字社から「6点セット」と呼ばれる液晶テレビ、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、炊飯器、電気ポットが支給された。NTTの提供で固定電話もついた。

菅原さんは「やっと落ち着いてきて、このごろしきりに先のことを考える。仮設を出たあと家をどうするか。夜が長いから考えてしまう」。妻の洋子さん(69)は真新しい流し台で洗い物をしながら「おかげさまで何の不自由もない。救援物資もいまだに届く」と話しつつ、こう続けた。

「初めのころは『命が助かった』の一心だったが、最近はあれも持ち出したかった、これも持ち出したかったと考える。孫と撮った写真だの、おじいちゃん、おばあちゃんの位牌(いはい)だの。全て流されたから…」

◆「喜びの季節」

震災から半年がたち、宮城、岩手、福島3県のがれきの撤去は震災3カ月の21%から今月5日には85%まで進んだ。仮設住宅への入居率は78%になった。

ひと月前まで一面の緑だった東北地方の水田では、稲穂が黄金色に色づいてきた。今月下旬から稲刈りが本格化する。だが、福島第1原発事故による放射性物質(放射能)の風評被害への恐れが米どころを覆う。

原発から150キロ離れた宮城県登米(とめ)市の米作専業農家、三浦泰信さん(67)は5ヘクタールの水田で頭(こうべ)を垂れる稲穂を眺め「平年以上に実っているが、一番心配なのは放射能だ。出たら売れない。生活の柱がなくなる。出なくても風評被害で売れないかもしれない」と話し、こうつけ加えた。

「秋は本来、農家にとって喜びの季節だった。収穫を迎え、今年も何とか正月を迎えられると。だが今年は実っただけでは喜べない。『食べ物』として受け入れられるか分からない」

登米市から西へ15キロの栗原市。水田が広がる県道沿いに地元農協の青年部が立てた大きな看板があった。先月下旬に文句を改めたといい、片面には「栗原米 あまりのうまさに ラブ注入」とお笑いのギャグになぞらえたPRが大書され、もう片方にはこうあった。

《きれいな大地と 澄んだ空気 返せ!!》

◆物質面は前進

仙台市泉区の自宅で被災した民俗研究家、結城登美雄さん(65)は過去15年余り、東北の600の農村や浜を訪ね、3千人の声に耳を傾けてきたという。震災は知己たちの命を奪い、暮らしを一変させた。

この半年、浜や避難所を訪ね歩いた結城さんは「これまでは食料の配給やがれきの撤去、仮設住宅の建設と緊急対応を急いできた。確かに物質面は前進した。だが一方で、がれきの中を今も亡き妻や子供の面影を探してさまよう人々がいる。仮設住宅やアパートの中で独り考え込む人々がいる」と話し、こう述べた。

「物質面の対応が進み、復興へのかけ声が高まる中で、心が置き去りにされていはしまいか。割り切れない気持ち、見えない明日への不安を抱えて生きる人々の心へ、もっと目を向けるべきではないか。この秋は人々が悩み、迷い、心が波立つ秋になると思う」

仮設住宅で暮らす菅原さん夫婦は最近、浜の自宅を見に行った。土台と浴槽、トイレの便器だけが残るわが家は夏草が生い茂り、津波が種を運んできたのかヒマワリが大輪を咲かせ、ミニトマトが育っていた。

2人は赤いトマトを摘んで食べ、コンクリートの土台に並んで腰かけて、陽光にきらめく海を眺めた。洋子さんはこうつぶやいた。

「津波さえ来なければ、こんなに穏やかな海なのに」

東日本大震災の発生3カ月から5カ月まで、逆境の中で一歩を踏み出そうとする人々の姿を連載「起動」で伝えてきた。まだ半年なのか。もう半年なのか。暗闇の中を手探りで歩む人々の営みや思いを「模索」と題して報告する。

無断欠勤に立腹、男5人が男性を集団暴行・殺害

無断欠勤より、殺人のほうが悪いですよ!!


 知人男性に集団で暴行を加えて殺害したとして、大阪府警西堺署は11日、堺市西区浜寺石津町東、建設業、大櫛一志容疑者(33)と、同区浜寺元町、持田晃寛容疑者(25)ら従業員の男4人の計5人を殺人容疑で逮捕した。

発表では、5人は10日午後9時頃、男性を同区内の駐車場に連れて行き、殴ったり蹴ったりして殺害した疑い。5人は同日朝、「僕らのせいで人が死亡した」とそろって同署に出頭。同署は、亡くなったのは20歳代の従業員とみて確認を進めている。

同署によると、5人は暴行後、男性を持田容疑者の自宅に運んだが、11日早朝、男性が動かなくなっていることに持田容疑者が気付いた。調べに対し「男性が無断欠勤を続けていたので腹が立った」などと話しているという。

宮城・岩手の震災犠牲者、5%は車内で発見

どれだけ無念だったことでしょう・・・発見されただけ、まだよかったのでしょうか・・・?


  東日本大震災で収容された宮城、岩手両県の遺体計1万4000体のうち、4・8%に当たる677体が車内で見つかっていたことが警察庁の調べでわかった。

10日に開かれた国の中央防災会議の専門調査会で明らかになった。

提出された資料によると、宮城県575体、岩手県102体。宮城県が多かった理由について、調査会座長の河田恵昭・関西大教授は「遮蔽物がない場所が多く、車で逃げる際に、まともに津波の力を受けたためではないか」と話した。

2011年9月10日土曜日

<NHK>受信料6%値下げ案 下げ幅ではなお曲折も

民法と違って、災害時や様々なニュースを得るとき、また子どもに娯楽番組を見せたいときには大いに活躍してくれるので、この値下げは被災者もそうですが、国民みんなありがたいと思います。




 NHKは10日、来年度から3カ年の次期経営計画案に受信料の約6%値下げを盛り込む方針を固めた。13日開かれる経営委員会(数土文夫委員長)に提示する。現経営計画に示されている来年度からの「10%還元」を全額値下げに充てるのは困難と判断した。正式決定には意思決定機関である経営委の議決が必要で、値下げ幅をめぐってなお曲折しそうだ。

還元方法をめぐっては、10%相当額(10年度で約660億円)の値下げとするか、一部値下げに他のサービスを併用するかなど、NHK執行部と経営委の間で議論が続いていた。

しかし不況や東日本大震災で免除対象世帯が増加。また大規模災害への対策も必要となった。このため、受信料10%分を還元策の原資とし、東京・渋谷の放送センターの建て替えや放送設備補強、減免措置拡充にかかる費用を差し引き、6%値下げ案を打ち出した。

鉢呂経産相の辞任記者会見(要旨)

ちょっとの誤発言で辞任て、そんな軽い気持ちで政治家になったのか?最近そんな人ばっかり。まるで辞任するためにわざと言わされているんじゃないかと、疑ってしまうほど。税金貰ってるんだから内輪揉めやめて、国のために働いてー




 鉢呂経済産業相の10日夜の記者会見要旨は次の通り。

【辞任の経緯】野田首相に会い、大臣を辞任したいという申し出をして、首相から受理していただいた。(野田首相から辞任するよう説得されたことは)全くない。

【辞任理由】(東京電力福島第一原発の周辺自治体を)「死のまち」と表現したこと、8日夜の非公式の記者懇談で、国民の不信を抱かせるような言動があったととらえられたことの二つだ。私の一連の発言で国民、とりわけ福島県民の皆さんに多大の不信の念を抱かせた。

【「死のまち」発言】原発周辺の活発に生活をしている地域が一晩のうちに避難という形になった。県民を逆なでするような言葉だったと思うが、私の率直な見た形を表現させていただいた。やっぱりあの言葉は言うべき言葉ではないと思った。

【「ほら、放射能」発言】一つ一つの記憶がさだかでないが、(発言を聞いた記者が原発事故の)現地に行っていないということで、(現地の)厳しい状況を共有していただくという親しさを込めてそういうしぐさが出た。非公式の記者懇談という気楽さもあった。どういう言葉だったかというのは今の段階では分からない。

運動会中に熱中症で死亡、22歳の女性保育士 千葉・流山

そんなに若いのに・・・熱中症は怖いですね。具合が悪くなったらすぐ休まないとダメなんですね。




 10日午前11時40分ごろ、千葉県流山市の市立流山小学校のグラウンドで、同市内の保育園が運動会を実施中に女性保育士(22)が気分が悪くなったと119番通報があった。

同市消防本部によると、救急隊の到着時、女性保育士は意識があったが、搬送先の病院で午後2時10分ごろに死亡が確認された。死因は熱中症だった。

2011年9月9日金曜日

福島の早場米、すべて基準値下回る 一般米で微量セシウム

これくらいですんでよかったですね・・・


 福島県は9日、県内の20市町村101地点で行っていた早場米の緊急時モニタリング検査を終えた。全検体が放射性セシウムの暫定基準値(1キロあたり500ベクレル)を下回った。福島、二本松市など計10検体で微量(同10~41ベクレル)のセシウムが検出された。これを受けて全県の栽培農家で早場米の出荷が認められた。

刈り入れが本格化する一般米も、9日から予備検査の結果公表を始めた。初日は6市町村51検体のうち、棚倉町の1検体で同98ベクレル、塙町の1検体で同14ベクレルの放射性セシウムを検出。棚倉町の検体について、県は「近くに山などがありセシウムを含む雨水が集まった可能性がある」としている。

予備検査は収穫時の本検査の精度を決めるもので、同200ベクレル以下の区域は本検査では旧市町村ごとに2検体、超えた区域は15アールごとに2検体を本検査する。

鉢呂経産相「死のまち」発言を撤回、陳謝

まったく、なんてこと言うんでしょうかね。口に出しちゃだめでしょう!


 鉢呂経済産業相が9日午前の記者会見で、東京電力福島第一原子力発電所の周辺について、「人っ子一人いない、まさに死のまち」と表現したことについて、鉢呂氏は同日午後の記者会見で、「被災地の皆さんに誤解を与える表現だったと真摯(しんし)に反省し、表現を撤回し、深く陳謝申し上げる」と述べ、発言を撤回した。

発言は、8日に野田首相とともに福島第一原発の周辺自治体を視察し、その感想を語ったもの。9日午後の記者会見では、「あのような(原発周辺の)事態を私の原点にし、被災された皆さんが戻ってこられるように除染対策などを進めると申し上げたかった」と釈明し、「表現が十分でなかった。大変申し訳なく思う」と陳謝した。

台風豪雨の被災地を視察中の野田首相は9日午後、記者団に「不穏当な発言だ。経産相には謝罪して訂正してほしい」と述べた。

規制に従ったら家に行けない…間違った道路標識に従って12人検挙

ちゃんと相談してよかったですねー。だまってたら、そのまんま?




 埼玉県警交通企画課は9日、坂戸市内で誤って設置された道路標識に基づいて交通違反の取り締まりを行い、道交法違反(通行禁止違反)容疑で12人を検挙していたことを明らかにした。

また、この標識は案内のために設置された「附帯標識」で、公安委員会の意思に基づく交通規制効果がない標識だったことも判明。県警は県内の附帯標識約2万5000本をすべて撤去して再発防止を図る方針。

交通企画課によると、坂戸市八幡の市道交差点で、本来は左折のみ禁止のところを、誤って設置された直進及び左折禁止の標識に従って、7月18日から8月11日までの間に12人を検挙したという。

すでにこの標識は撤去され、検挙された12人については点数抹消の手続きを行った。今後、10人から納付のあった反則金計6万4000円の還付を行っていくという。

「附帯標識」は、見た目は一般の交通規制標識と同じだが、一方通行の道路で逆走を防ぐなどの案内標識として設置される標識で、公安委員会の意思に基づく交通規制の効果はない。今回は附帯標識が誤って設置された上、規制効果のないその標識に基づいて取り締まりを行っていた。8月11日に検挙された人から「この規制では家に行けない。どうすればよいか」と申告があり、調査の結果、附帯標識と判明した。

交通規制課は「今後、適正な交通規制に努めていきたい」としている。

2011年9月8日木曜日

武田教授「子供は東北の野菜捨てて」 岩手・一関市長の抗議にも反論

未来ある子どものために、今を生きる大人ができること。よーく考えましょう!!


 「子どもが東北の野菜や牛肉を食べると健康を害する」とテレビで話した武田邦彦・中部大教授の発言が波紋を呼んでいる。名前を挙げられた市の市長が武田教授へ抗議メールを送り、教授が反論メールをインターネットで公開する騒ぎになっている。

武田教授発言は、2011年9月4日放送の「たかじんのそこまで言って委員会」(読売テレビ=大阪市)であった。子どもからの質問に答える形で、東北の野菜や牛肉について「できるだけ捨ててもらいたい」などと指摘した。

■市長「農家の感情を逆なで」

出演者の中からは、厳しい口調で「言い方がおかしい。取り消すべき」との反論も出たが、武田教授は「取り消しません」と応じなかった。例として岩手県一関市の名前に触れながら、「(子どもが食べれば)健康を壊します」などと繰り返した。

もっとも、武田教授は、農家が1年間休業しても大丈夫なように国が補償をした上で、土壌を除染した後に農作物の生産を再開すべきだとも訴えた。

一関市の勝部修市長は9月6日、「首長として強く抗議します」とするメールを武田教授に送った。「農家の感情を逆なでする非常識な発言である」とのコメントも発表した。

一方、武田教授は7日に反論メールを送り、「市長の了解を得て」ブログでも公開した。

反論はかなり長めだ。結論としては、「恐縮ですが、事実ですから取り消しはいたしません」。農作物は産地表示のみで、具体的に「何ベクレル」と表示がない問題点などを指摘しつつ、国が設けている農作物などの暫定基準値も「設定が高すぎる」と問題視している。

一関市によると、武田教授の反論メールを受けて勝部市長がどう対応するかは、9月8日午後現在、まだ分からないという。

■放送局「広く議論されるべき問題提起できる」

また、市長のメールでの抗議について、数百件のメールが市に届いているが、多くは市長抗議に対して厳しい意見だ。「武田教授が言っていることの方が正しいのでは」という声が少なくないそうだ。

一関市のある関係者は、「(農作物などは)検査されており、暫定基準値を上回れば出荷されない。市場に出回るものは安全なので冷静に考えてほしい」と戸惑っていた。

農林水産省などのサイトをみると、8月5日に検査した一関市の「きゅうり、トマト、なす」は、いずれも放射性セシウムは「検出せず」だった。

一方、岩手県は9月8日、一関市の農家から出荷された肉牛2頭から国の暫定基準値を超す放射性セシウムが検出されたと発表した。流通しないよう廃棄処分にする。8月25日に岩手県産肉牛の出荷が再開されてから国の基準値を超えたのは初めて。

武田教授は、資源材料工学が専門。地球温暖化論など幅広い分野で定説と異なる自説を展開し、著書やテレビ出演で注目を集めている。

武田教授発言をめぐっては、放送した読売テレビも番組サイトで見解を9月7日に公表した。「意見が分かれるテーマではありますが、国全体で広く議論されるべき大切な問題が提起できると判断して、今回の放送に至りました」としている。

ANA機急降下、乗客4人が新たに体不調訴える

その場ではなんともなかったのに・・・なんで?


 那覇発羽田行き全日空140便(ボーイング737―700型機、乗員乗客117人)が、30秒間に約1900メートル急降下したトラブルを巡り、全日空は8日、新たに乗客4人が首の痛みなど体の不調を訴えたと発表した。

同便に乗っていた男女各2人から、電話やメールで「首に痛みがある」「吐き気が続き、病院に行きたい」などと連絡があったという。客室乗務員が急降下直後、乗客にけがの有無などを確認した際には申し出はなかったが、トラブルを伝える報道を見て不調を訴えてきたという。

岩手県産牛が基準値超え 出荷再開後初 「流通している肉は安全」

本当に、流通しているものは安全だと言い切れるのか??


 岩手県は8日、同県一関市の2つの農家が出荷した肉牛2頭から、国の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムを検出したと発表した。肉牛の出荷停止措置が解除された後、基準値を超える肉牛が出たのは初めて。厚生労働省は「きちんと検査態勢が機能したということだ。流通している肉は安全性が保たれている」としている。

県によると、2頭からはそれぞれ、532ベクレルと583ベクレルのセシウムを検出。出荷した農家は、東京電力福島第1原発の事故で放射性物質に汚染された稲わらを与えたなどとして、全頭検査の対象になっていた。基準値を超えた肉牛は廃棄処分し、県は出荷した農家をあらためて立ち入り調査する。

6日の簡易検査で8頭が県独自の検査基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超えたことから、精密検査に回していた。

2011年9月7日水曜日

なでしこW杯優勝記念のメダル、予約販売を開始

不景気だけど、こんなときだからこそ欲しい!そういう商品ですね。
オリンピック予選もがんばって~!




 泰星コインは7日、7月のサッカー女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で優勝した日本代表(なでしこジャパン)の記念メダルの予約販売を始めた。

メダルは、独ベルリン国立造幣局が鋳造する。金メダル(3枚セット、各1グラム)と銀色の「複合メダル」(3枚セット、各14・66グラム)の2種類。なでしこジャパンが決勝戦でボールを競り合う姿や、優勝トロフィーを掲げて喜ぶ姿が刻印されている。

金メダルのセットは3万1500円、複合メダルのセットは1万5750円。

不適切テロップ問題、民放連が文書で厳重注意へ

厳重注意は初めてって・・・甘すぎたんじゃないの?どれだけマスコミは影響力があって、しかもそのマスコミがどれだけ酷いことしたのか、全くわかってない感じが嫌よね~。




日本民間放送連盟(民放連)は7日、東海テレビ放送(名古屋市)がローカル情報番組「ぴーかんテレビ」で岩手県産米を中傷する不適切なテロップを誤って流した問題について、緊急対策委員会幹事会を開催し、会員活動の停止など連盟定款上の処分は行わず、文書による厳重注意とする方針を決めた。

民放連が加盟社に対して文書で厳重注意を行うのは初めて。15日開催の対策委、理事会を経て正式決定する。

幹事会では、社会的影響の大きさと民放全体への信頼を失墜させた点を問題視した。その上で同局が既に再発防止策を打ち出し、関係者も処分、様々な番組を通じた被災地支援策も表明している点などを考慮し、厳重注意にとどめた。

幹事会には、同局の浅野碩也(せきや)社長も出席。改めて陳謝し、同局の再生に向けた決意を述べた。また関係者によると、浅野社長は会員活動の自粛などを申し出たという。

2011年9月6日火曜日

世界遺産の熊野速玉大社で境内の一部流される 台風12号

ああ・・・なんてことだ。復興できるでしょうか?


 台風12号の影響により、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」エリアの熊野速玉大社(和歌山県新宮市)で、境内の一部が川の増水で流出していたことが6日、和歌山県教委への取材で分かった。

県教委によると、流出したのは同大社境内の一部で、熊野川に面した御旅所(おたびしょ)と呼ばれる林に囲まれた広場。毎年10月に行われる同大社の「御船祭」や「神馬渡御式」の会場で、大社の主神、速玉大神らが社殿を出て船や馬に乗って渡るとされている。台風12号による大雨で熊野川が増水し、大半が流されたという。

三菱東京UFJ装いメール、パスワード盗み送金

トップの銀行がこうだと、恐ろしいですね・・・気をつけましょう。


 三菱東京UFJ銀行は6日、インターネットバンキングを利用する顧客が、同行からの連絡を装った電子メールを通じて契約者番号やパスワードを盗み取られ、不正に現金が送金される被害が発生したと発表した。

これまでに5件、計数百万円の被害が確認されている。同行は警視庁に通報し、顧客に注意を呼びかけている。

同行によると、8月下旬から、「三菱東京UFJ銀行より大切なお知らせです」との表題で、同行を名乗る電子メールが不特定多数に送られている。「ネットバンキング用のカードを再発行する」などとしてパスワードなどを入力するよう求めており、これに応じた顧客の口座を操作し、現金を不正送金しているとみられるという。同行のネットバンキングは約1200万人が利用している。6日夕までに約500件の問い合わせがあったという。

南相馬市のクリ、規制値超えるセシウム検出

クリにもたまってしまうんですね。秋の味覚はだめです・・・


 厚生労働省は6日、福島県南相馬市でとれたクリから暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を上回る放射性セシウム2040ベクレルが検出されたと発表した。

クリで規制値を上回ったのは初めて。厚労省は、福島県と隣接県に対し、クリの検査態勢を強化するよう要請した。

2011年9月5日月曜日

鳥取砂丘検定「入門編」を新設 子供ターゲットに受験者拡大狙う

ご当地検定かー。面白そうだけど、いい商売なんだろうね、なかなか金額が微妙だけど、みんなやってくれるといいよねー。




 鳥取砂丘の魅力発信をめざす「鳥取砂丘検定」に今年から、“入門編”の基礎コースが新設される。平成21年から始まったご当地検定で今年が3回目だが、昨年の2回目の受験者数が低調だったことから、鳥取県や鳥取市などでつくる実行委が子供たちを主なターゲットに“集客策”を展開。受験料の団体割引や、近くの学校などが検定会場になる「出前検定」などのサービスも設けた。

今年の検定は、11月23日に鳥取、東京の2会場で実施。鳥取市本町の鳥取商工会議所と千代田区平河町の都道府県会館で、どちらも基礎コースが午後1時半から、一般コースが午後3時から行われる。

一般コースは過去2回の検定と同レベルの問題で、公式テキスト(840円)に記載された砂丘の成り立ちや生物などを中心に広範な知識が問われるが、基礎コースは“初心者向け”の出題。受験を申し込むと受験票とともに送られる「砂丘入門」のリーフレット程度の知識で合格できる。

受験料は一般コースが千円、基礎が500円だが、1人で両コースを受ける場合は1200円でOK。一般コースは、親子か5人以上のグループで受けると1人800円に割り引きされる。さらに基礎コースは、小中学校や公民館単位で5人以上が受験する場合、その学校などで「出前検定」を受けることができる。申し込み締め切りは10月31日。

<玄海原発>廃炉想定し財政試算 佐賀県玄海町

どんなにお金をかけて作ったものであろうと、寿命はあるし、危険なものは危険なんだよ。しかも自然災害の恐ろしさもあるし、廃炉決定でいいよねー。




 九州電力玄海原発がある佐賀県玄海町の岸本英雄町長は5日の会見で、同原発の廃炉を想定した町財政の試算をする考えを明らかにした。野田佳彦首相が「寿命が来た原発は廃炉にしたい」と発言したことを受け、原発依存度の高い町財政への影響に備える必要があると判断した。

当初は30年とされてきた原発の寿命は現在、延命策などによって40年が目安とされている。玄海原発は全4基あり、うち1号機は稼働から36年がたつ九電最古の原子炉で、予想以上の老朽化も明らかになっている。2号機も稼働から30年が経過している。

町は、(1)全4基の廃炉(2)1号機だけ廃炉(3)1、2号機の廃炉(4)廃炉なし--の4パターンで、年度内に試算をまとめる意向。町の今年度当初予算は約57億円で、うち原発関連の歳入が約34億円で6割を占める。

玄海原発は2、3号機が停止したままで、12月には1、4号機も定期検査に入る予定。町は全基停止を想定した財政試算にも着手している。

豪州を1-0で下し、五輪出場へ大きく前進=サッカー日本女子代表

すごいぞ~!なでしこジャパン!やっぱり日本の女子は強いですね。ナイスファイト!って感じで気分も盛り上がります!




サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)は5日、中国・山東でロンドン五輪・アジア最終予選の第3戦となるオーストラリア戦に臨み、川澄奈穂美のゴールで1-0と勝利。3連勝で五輪出場権獲得の2位以内に大きく前進した。

日本は澤穂希、宮間あやらレギュラー組が名を連ね、第2戦の韓国戦からは、安藤梢と永里優季が入れ替わった。対するオーストラリアはタイ戦から8人のメンバーを変更した。
序盤は一進一退の展開となるが、次第に日本が押し気味に試合を進める。中盤を省略し、FWデバンナへ徹底してクロスを送るオーストラリアに対し、日本は永里優や川澄が決定機を迎える。しかし、ゴールには至らず、0-0のまま試合を折り返した。

後半に入っても日本がオーストラリアゴールを攻め立てる。すると17分、永里優のスルーパスから川澄が相手GKとの1対1を冷静に決め、待望の先制点。その後も日本が攻勢を強めるが、追加点はならず。1-0で豪州を下した。

最終予選は6カ国が総当たりで戦い、上位2チームが来年に行われる五輪への出場権を獲得する。日本は9月8日、第4戦で北朝鮮女子代表と対戦する。

2011年9月4日日曜日

日本の出生率わずかにアップ 団塊ジュニアが「駆け込み出産」?

これからの日本、子育てするにはかなり厳しいですよね・・・虐待も減らしていけたらいいんですがね。


 出生率がわずかながら上昇している。厚生労働省が発表した2010年の合計特殊出生率(1人の女性が一生に産む子どもの数)は、1.39と、前年を0.02ポイント上回った。

2005年に1.26と過去最低を記録した後、2006年以降は上昇傾向に転じており、2008、2009年は1.37と横ばいで、今回さらに上昇したことになる。

■大都会での「ママ友効果」説も

出生率は、人口の維持には2.07が必要。終戦直後の1947年は4.54だったが、第2次ベビーブーム(1971~74年ごろ)が過ぎて、75年以降は2.00を下回っている。

出生率低下は、人口減と出生減の完全な悪循環による。

もう少し細かく見れば、結婚の減少、つまり非婚率の上昇、そして結婚年齢が上がる晩婚化、出産年齢も上がる晩産化、という流れがある。女性の平均初婚年齢は2010年に28.8歳、第1子出生時の母親の平均年齢は同じく29.9歳で、過去20年でみると、それぞれ約3歳上昇している。晩婚化、晩産化の表れだ。

では、近年の出生率の上昇は、どうしてなのか。第2次ベビーブームの団塊ジュニア世代が30歳代後半で、全体の出生数を押し上げたのは間違いないが、でも今なぜ上昇か、については、いくつか、説がある。

一つが「駆け込み出産」説。この間の景気低迷で、出産を先延ばししてきた団塊ジュニア世代の女性が30歳代後半になり、そろそろ年齢的に限界に近づいた、と判断して出産に励んだというのだ。

もう一つは、特に大都会での「ママ友効果」。都会では地域で知り合いがなかなか出来にくいが、子どもが出来て「ママ友」つながりができてくると、「もう一人産んでも育てられる」と考えるようになる、という。

■出生率、中長期的にはどんどん下がる

そうした説は説として、行政関係者などは、育児休業や、自治体独自の「手当」など公的な子育て支援策の効果を強調する。例えば東京都江戸川区は0歳児に月1万3000円の「乳児養育手当」を支給、中学生まで医療費の自己負担分を全額補助するなどの手厚い支援を実施している。その効果か、東京23区の中で出生率が一番高いという。

ただ、現在の出生率の上昇は一時的との見方が一般的だ。なにしろ、団塊ジュニア世代が多く出産する時期を過ぎると、「お母さん」の絶対数が減っていく。15~49歳の女性人口は2010年は2649万人で、前年より3万9000人減。過去20年間では500万人も減っていて、これが10年後はさらに180万人以上減り、20年後には600万人近く減ると推計されている。当然、出生の絶対数も減っていく見込みだ。2010年は前年から0.1%増えて107万1306人だったが、20年後には70万人を割り込む見通し。1人当たりの出生率が少々増えたくらいでは、総出生数はなかなか伸びないということだ。

政府は7月に、新たな子育て支援策に関する中間報告をまとめ、その中で、保育園の待機児童対策として幼稚園と保育所を一体化する「総合施設」として「こども園」を創設することなどを打ち出し、こうした保育サービスの拡充に約1兆円を充てる考えを示している。

ただ、野党との政策協議で「子ども手当」廃止を飲まされるなど、「社会全体での子育て」という民主党政権の金看板には陰りもみえる。ポスト菅の次期政権の枠組みがどうなるにせよ、出生数が減るようでは社会の活力アップは望めない。子育てを社会全体でいかに支援していくかは、大きな政策課題であり続ける。

日本一の芋煮フェスに2万人 放射能検査し安全性も確認

いちいち放射性物質の検査をしなくてはいけないなんて、悲しいですね。でも、これからの日本では、それがスタンダードになっていくのかな・・・


 山形市の馬見ケ崎河川敷で4日、直径6メートルの大なべを使った「日本一の芋煮会フェスティバル」が開かれ、約2万人の市民や観光客らが一足早い秋の味を楽しんだ。今年は福島第1原発事故を受け、芋煮に使用するサトイモなどの材料の放射性物質検査を行い、安全性をアピールした。

使用した材料はサトイモ3トン、牛肉1.2トン、長ネギ3500本、コンニャク3500枚。放射性ヨウ素、放射性セシウムの「不検出」の検査結果を鍋のそばに掲示していた。

仙台市宮城野区の仮設住宅に住む被災者約80人が招待された。自宅を津波で失った無職、氏家希彦(まれひこ)さん(77)は「おいしい芋煮を食べてほっとした。地元でも芋煮を作っていたが…」と残念そうだった。小野ミエ子さん(70)は「地域では100人ぐらいが亡くなった。助かってありがたいが仮設住宅暮らしはストレスが多い。今日はゆっくり楽しみたい」と話していた。

記録的豪雨、死者21人・行方不明54人に

今年は、災難続きですよね・・・とてつもない自然の力を目の当たりにしてしまいました・・・


 大型の台風12号による大雨は、4日も近畿、中国地方など広い範囲で続き、奈良県上北山村で8月30日の降り始めからの雨量が1800ミリを超えるなど、紀伊半島を中心に記録的な豪雨となった。

奈良、和歌山両県では土砂崩れで民家が流される被害が多発したほか、河川の氾濫も相次ぎ、読売新聞のまとめでは4日午後8時30分現在、9県で死者21人、行方不明者54人に上っている。台風被害では、死者・行方不明者98人を出した2004年の台風23号以来、最悪となった。

奈良、和歌山、三重各県の要請を受け、自衛隊は4日未明から被災現場に部隊を派遣した。しかし、道路網の寸断や悪天候のため、救助活動は難航している。

奈良県十津川村野尻では3日夕、熊野川沿いの村営住宅2棟が鉄砲水に押し流されて倒壊。同村職員の岡修作さん(33)とバス運転手の浦上圭三さん(33)、両家族ら計11人のうち7人が行方不明となった。救助された4人のうち、岡さんの妻美佳さん(36)が死亡した。

さらに同村長殿でも4日、熊野川近くの民家と空き家の計2棟が崩土で流され、住人の男性(82)と妻(79)、近所の女性(90)と連絡が取れなくなっている。

同村北隣の五條市大塔町では、家屋数棟が流され、1人が死亡、11人の行方がわからなくなっている。

和歌山県田辺市伏菟野(ふどの)では4日未明、地滑りで6棟が倒壊。うち2棟にいた山本正江さん(69)が死亡、高校生を含む4人が行方不明となった。同県那智勝浦町では、寺本眞一町長の妻(51)と長女(24)が自宅周辺で濁流に流されたとみられ、行方不明になっている。

鉄道網や道路網にも被害が相次いだ。那智勝浦町では、JR紀勢線の那智川橋梁(きょうりょう)(長さ約40メートル)の橋桁が流され、江川橋梁(同約16メートル)もコンクリート橋脚が崩れた。また、奈良県十津川村の熊野川にかかる国道168号の折立橋(同271メートル)も長さ90メートルにわたって流された。

2011年9月3日土曜日

<セシウム汚染>野生キノコから高濃度を検出 福島・棚倉町

きのこ類は移行係数が高いらしいので、むやみに取らないほうが良さそうですね。


 福島県は3日、野生キノコの検査で、棚倉町のチチタケから1キロ当たり2万8000ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。国の暫定規制値(同500ベクレル)を上回り、キノコのセシウム濃度としては過去最大。県はチチタケのほか、同町内の野生のマツタケやホウキタケなどについて、採取と販売自粛を関係団体に要請した。

3日に同町北山本の山林で採取した。周辺の環境放射線量は毎時0.3マイクロシーベルトと比較的低く、隣接する塙町で採取したチチタケも109ベクレルにとどまっている。県農林水産部は「どうしてこれほど高い値が出たのか分からない。これから野生キノコのシーズンだが、県の検査結果が出るまでむやみに採取しないでほしい」と呼びかけている。

大型台風、岡山再上陸=四国から日本海側へ―死者2人に、13人不明

のろのろが、さらに恐怖をあおりますね。平穏な日常が一番ですね。




大型の台風12号は3日午前10時前に高知県東部に上陸し四国を北上した後、同日午後6時ごろに岡山県南部に再上陸した。四国と中国、近畿が暴風域に入っており、12号は引き続き北上して4日未明に日本海に抜ける見込み。北海道付近には活発な前線もあり、気象庁はほぼ全国的に非常に激しい雨が断続的に続くとして、大雨や暴風、高波、高潮に警戒を呼び掛けた。
松山市でパート従業員の寺坂富貴さん(45)が川に流され死亡したほか、奈良県十津川村で田中孝夫さん(73)方が土砂崩れに遭い、午後2時半に田中さんの死亡が確認された。また同村では村営住宅2棟が流され、7人が行方不明になった。
他に徳島、和歌山、広島、鹿児島県で計6人が行方不明となり、兵庫、香川、三重、滋賀、奈良、愛知、静岡県と京都、大阪府などで計70人が重軽傷を負った。
12号は3日午後9時、岡山市付近を時速10キロで北に進んだ。中心気圧は990ヘクトパスカル、最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートル。中心の北東側750キロ以内と南西側560キロ以内が15メートル以上の強風域。
3日夕まで過去3日間の合計雨量は、奈良県上北山村で約1300ミリ、和歌山県田辺市や徳島県上勝町などで900ミリを超えた。土砂災害や河川の増水などに厳重な警戒が必要。 

野田内閣支持率65%…発足時で歴代5位

あんな、大震災があって半年で首相が変わる国も本当珍しいと思いますが、内輪揉めせず頑張っていただきたいですね。




野田内閣の発足を受け、読売新聞社は2日夜から3日にかけて、緊急全国世論調査(電話方式)を実施した。

新内閣の支持率は65%で、内閣発足直後の調査(1978年の大平内閣以降)としては5番目に高く、不支持率は19%だった。

野田首相が内閣や民主党人事で、党内各グループの議員を幅広く起用したことについては「評価する」が71%に上り、挙党態勢を目指す首相の姿勢が高い支持率につながったようだ。

政党支持率をみると、民主は28%で、前回調査(8月27~28日実施)の21%から回復し、自民23%(前回23%)を逆転した。

内閣を支持する理由では「これまでの内閣よりよい」48%が最も多かった。「首相が信頼できる」17%、「政策に期待できる」12%などが続いた。

2011年9月2日金曜日

内閣平均年齢58・3歳…平成で4番目の若さ

フレッシュな政治を期待したいですね。でも、大震災からわずか半年しか経ってないのに、国のトップが替わっちゃっていいのかねえ。


 野田首相と閣僚計18人の平均年齢は58・3歳で、菅内閣の59・0歳よりわずかに若返った。

平成時代の内閣では、第2次小泉改造(57・6歳)、第3次小泉(58・2歳)、麻生(同)の各内閣に次いで若い。

最年長は73歳の前田国土交通相、最年少は40歳の細野環境・原発相だ。40歳代の閣僚は5人で、菅内閣発足時の4人より1人多かった。

当選回数は衆院では鹿野農相の11回が最多、細野氏の4回が最少だ。衆参のくら替え経験者は5人で、小宮山厚生労働相、山岡国家公安委員長が参院から衆院、前田氏、一川防衛相、自見郵政改革相が衆院から参院に替わった経験がある。

6月の蓮舫行政刷新相の退任後は不在だった女性閣僚は、蓮舫氏の再入閣、小宮山氏の入閣で2人になった。

上司名印鑑購入、勝手に決裁…近畿運輸局職員

しっかり調べたら、いろんなところでこういった事例はありそうですね。


 国土交通省近畿運輸局は2日、兵庫陸運部輸送部門の男性職員(25)が、タクシーやバス事業者の車庫拡大などの申請について決裁文書を作成する際に、勝手に購入した上司の印鑑を使うなど計156件の不正行為をしていたと発表した。

職員は「業務量が多すぎた」と話しているという。同局は今後、職員を処分する方針。有印公文書偽造容疑などで告発も検討している。

職員は昨年4月に採用された。昨年10月から事業計画の変更を受け付ける業務にあたり、今年7月までに約9000件の申請を取り扱っていた。申請書を廃棄したとみられるケースもあったという。

今年7月に車庫拡大を申請した福祉タクシー事業者から、「以前にこの職員に申請した時と必要書類が違う」と申告があり、同局が内部調査していた。

小学生の孫かたり「株の購入代金振り込んで」67歳男ら3人を逮捕

このおじいさん、なかなか機転がききますね!こういうった方ばかりなら、オレオレ詐欺もなくなるかも?


 仙台市の無職男性(77)方に孫を装って電話をかけ、現金380万円をだまし取ろうとしたとして、仙台東署は詐欺未遂の疑いで、千葉県松戸市小金原、無職、若目田(わかめだ)芳夫被告(67)=詐欺未遂罪で起訴済み=ら男3人を2日までに逮捕した。いずれも容疑を認めている。

男性の孫が小学生なのに、中年の声色だったのを不審に思った男性が警察に通報、自宅に現われた若目田容疑者を7月26日に逮捕、供述からグループを割り出した。

新たに2日、逮捕されたのは、東京都足立区中川、無職、土井幸次(43)と東京都荒川区東日暮里、風俗店従業員、西岡嗣信(しのぶ)(42)の2容疑者。

3容疑者の逮捕容疑は、共謀して7月26日、仙台市宮城野区の男性宅に孫を装って電話。「借金をして株を買った。金を借りたクレジット会社に支払う必要がある」などと話し、現金380万円をだましとろうとしたとしている。

男性には小学生の男の孫がいたが、容疑者の中年としか思えない声色などからうそと判断。機転を利かせてだまされたふりをして警察に通報、現金を受け取りに男性宅を訪れた若目田容疑者を張り込んでいた仙台東署員が現行犯逮捕。その後、ほかの2容疑者の関与が発覚し、逮捕した。

2011年9月1日木曜日

台風12号、四国から近畿に接近・上陸見込み

これ以上、被害がでないことを祈るのみですね。


 大型で強い台風12号は1日午後9時現在、日本の南の海上を北西にゆっくり進んでいる。

気象庁によると、中心の気圧は965ヘクト・パスカル、中心付近の最大風速は35メートル。今後、勢力を保ちながら進路を北に変えて加速し、2日から3日にかけて四国から近畿地方に接近または上陸する見込み。

台風の影響で、2日は太平洋側の広い範囲で雨となり、局地的に猛烈に降る所もあるという。予想雨量は2日午後6時までの24時間で、東海と近畿地方で500ミリなど。速度が遅いため3日まで降り続き、雨量はさらに増える見込み。同庁は土砂災害などに警戒を呼び掛けている。

彼氏の気を引きたくて…「レイプされた」と虚偽申告 少女を書類送致

もっと、割くべきところに人手をかけられたろうにね・・・短絡的過ぎる。




 静岡県警磐田署は1日、軽犯罪法違反の疑いで静岡県磐田市に住む会社員の少女(19)を静岡家裁浜松支部に書類送致した。

調べでは、少女は8月11日午前10時半ごろ、交際相手の男性を伴って同署を訪れ「10日午前4時ごろに自宅の車庫前で目出し帽をかぶった男に襲われ、レイプされた」などと虚偽の申告をした疑い。

署員が現場周辺で午前4時ごろの通行者に目撃情報を集めたり、少女に病院で診察してもらったりしても被害につながる証拠が出ないため、少女にもう一度事情を聴くと「すみませんでした」と虚偽申告を認めたという。少女は「彼氏の気を引きたかった」と話している。

虚偽申告によって捜査に従事した警察官は述べ約100人に上り、同署の担当者は「2人の問題は2人で解決してもらいたい」と話している。

住宅補助打ち切りに逆上 包丁で市職員脅迫した容疑の男逮捕 八街

こういうのを、どうしようもないダメ人間っていうんだろうな・・・i


 家賃滞納から住宅補助の打ち切りを告げにきた千葉県八街市職員を包丁で脅したとして、県警佐倉署は1日、暴力行為処罰法違反(脅迫)の疑いで、八街市沖、無職、戸村孝容疑者(60)を逮捕した。同署によると、戸村容疑者は「包丁を持ったのは間違いないが、脅すつもりはなかった」と容疑を否認している。

逮捕容疑は8月30日午後4時35分ごろ、住宅補助の打ち切りを告げに自宅アパートを訪れた同市職員の男性(55)に、包丁を振り上げながら「殺してやる」と脅したとしている。

同署によると、戸村容疑者は平成21年3月から、市から生活保護を月6万1千円、住宅補助を月3万円受け取り、市から斡旋(あっせん)されたアパートで生活していた。だが、ギャンブルなどで浪費して一度も家賃を支払わなかったため、市は住宅補助の打ち切りを決めた。

過去の未納分については市が立て替えていたという。