2011年5月31日火曜日

大潮の被災地、連日冠水=「陸の孤島」と住民不安

早く、新しい住処を・・・!

 31日は満潮時の潮位が高くなる大潮。東日本大震災で地盤沈下した沿岸では、前日の大雨に続き、道路や住宅地が冠水した被災地があった。大潮は6月7日ごろまでで、東北地方は梅雨入りも控えており、住民からは不安の声が上がった。
 宮城県石巻市塩富町は満潮時刻の約1時間前に当たる午後3時すぎ、海水が道路を越え、住宅地に流れ始めた。道路脇の側溝から水が湧き出し、満潮になると水に囲まれる住宅も。歩道にある高さ約20センチの縁石は所々見えなくなり、町の一角が水に沈んだ。
 同市塩富町のノリ養殖業近藤正昭さん(59)は「地震前は満潮でも水は来なかった。今は陸の孤島。買い物にも行けない」と不便な暮らしを送る。大潮の時期は目が覚めたら、水がどこまで来ているのか確認するといい、「早く工事をして何とかしてほしい」と要望した。
 30日も自宅周辺が水に漬かったという千葉えな子さん(73)は「ここは危険区域だが、持ち家なので住むしかない。安心して生活できない」とこぼした。
 快晴の岩手県大船渡市赤崎町の蛸ノ浦(たこのうら)漁港でも、次第に潮位が高くなり、午後4時前には水揚げ場に海水が入ってきた。港の倉庫で網の修理をしていた漁師の志田満男さん(73)は「地震で地盤が70センチほど下がり、震災前の満潮時の潮位が最近の干潮時と同じくらいになった。潮が上がり、岸壁が見えなくなると、船が接岸できなくなり漁に行けない」と話した。 

水とたばこの輸入量、過去最高=大震災後の4月―東京税関

非常時ですもんね、特にみずは・・・

 東京税関は31日、4月の輸入動向を発表した。それによると、同月中に輸入された水とたばこ(紙巻きたばこ)の数量は1979年に統計を取り始めて以来、過去最高を記録。東日本大震災後、ペットボトル入りの水の需要が急増したことや、国産たばこが一時出荷停止となったことが影響したとみられる。
 税関によると、水の輸入量は、昨年同月(4万2163キロリットル)の倍以上の9万6132キロリットル。41%のシェアを占める東京港からの輸入を見ると、昨年4月の3.5倍の4万7174キロリットルで、例年の夏場のピーク時(1万5000~2万キロリットル程度)に比べても多かった。
 一方、たばこの輸入量は、昨年同月比42%増の110億6500万本。53%を占める東京港では、62億7500万本、金額的には294億7800万円で、昨年10月の販売価格値上げ前の駆け込み需要で金額としてはこれまで最高だった昨年8月(228億300万円)を上回った。 

2号機プール本格冷却、新システム稼働1カ月で安定 他号機は作業難航か

とりあえず、一歩前進ですね。2ヵ月半で・・・

 東京電力は31日、福島第1原発2号機の燃料貯蔵プールにある水を循環させて熱を取り除く新たな冷却システムの運転を始めた。事故後、循環型冷却が行われるのは原子炉、プールを通じて初めて。原子炉建屋内に充満するプールからの蒸気を抑えるのが狙いだが、安定冷却までには約1カ月かかる。「どこまで冷却効果があるか分からない」とする専門家もおり、未知数の部分もある。

 「工程表を前倒しできた」。東電の松本純一原子力・立地本部長代理が胸を張った循環型冷却の稼働。

 2号機ではこれまで、蒸発した水を補う形で配管を通じて断続的に注水していた。しかし、プールの熱で生じた蒸気が天井の残る建屋内にこもり、作業の妨げになり、冷却効果も不十分だった。

 新たなシステムは、プールから熱い水を取り出し、別の建屋にある熱交換器を通して温度を下げ、プールに戻す1次系と、熱交換器で受けた熱を建屋外の空冷式装置で逃がす2次系から成っている。

 通常、プールの水温は30~40度だが、2号機プールは現在、70~80度あり、蒸発して失われる水の分だけ注入して冷やしている。新たなシステムでは、「1~2日で約60度まで下がる」(東電)とみているものの、熱交換器を通る水の温度差が小さくなるにつれて冷却効果も小さくなるため、安定冷却とされる約40度になるまで約1カ月かかるという。

 東電は、2号機のノウハウを他号機にも導入することにしており、1、3号機は6月下旬、4号機は7月中旬の稼働を目指す。ただ、2号機に比べて3基は原子炉建屋が大きく損傷しており、設置工事に困難が伴うことが予想される。特に4号機は耐震補強工事が必要で、ハードルは高い。

 2号機の冷却システムでは、予備の系統も準備されているが、不測のトラブルで「冷却停止」しないという保証はない。実際にこれまで、さまざまな作業が想定外の事態に阻まれてきた経緯もある。

 大阪大の宮崎慶次名誉教授(原子力工学)は「順調に冷却できても1カ月ぐらいかかる。何らかのトラブルで止まれば、さまざまな作業にも影響しかねない。綱渡りの状況だ」と指摘している。

2011年5月30日月曜日

<福島第1原発>被ばく量は数百ミリシーベルトか 東電社員

こういうケースは、今後増やさないようにしてください・・・

 東京電力は30日、福島第1原発で復旧作業に当たる男性社員2人の累積被ばく量が、同原発内に限って引き上げた上限の250ミリシーベルトを超えた可能性が高いと発表した。大部分は、放射性物質を吸い込むなどして体内に取り込む「内部被ばく」で、放射性物質が時間と共に減る性質を考慮すると、被ばく量は数百ミリシーベルトに達していた可能性がある。

 現在、2人に健康上の異常は認められていないが、累積被ばく量が100ミリシーベルトを超えると、がん発症のリスクが高まる恐れがあるとされる。

 東電によると、2人は30代と40代で、3、4号機の運転員。3月11日の事故直後から、1人は5月22日、もう1人は同29日まで中央制御室や免震重要棟内で働いていた。

 放射線を浴びることによる外部被ばく量は30代社員が73.71ミリシーベルト、40代社員が88.7ミリシーベルト。内部被ばく量を簡易測定して数値が高かったため、5月23日に詳しく調べた結果、甲状腺からそれぞれ9760ベクレル、7690ベクレルのヨウ素131が検出された。この値は、簡易測定で比較的高い値が出た他の約40人の10倍と突出して高かった。

 放射性ヨウ素は人体内では甲状腺に蓄積しやすい。被ばく前や直後にヨウ素剤を服用することで蓄積を防げるが、2人の場合、3月13日に2錠を飲み、その後は「1日1錠ずつ飲む」という同社の指導に反し服用しなかったという。

 同原発では3月12~16日、1~4号機で水素爆発や火災が起き、大量の放射性物質が飛散した。東電によると、2人はこの時期、主に3、4号機の中央制御室で作業しており、高濃度の放射性物質を含むちりなどを吸った可能性があるという。

 東電は今後、同じ環境で作業していた約150人についても、内部被ばくの影響を詳しく調べる。

 30日会見した細野豪志首相補佐官は「作業環境が非常に厳しくなっている課題が浮き彫りになった。作業員の放射線量を国が直接管理するよう調整したい」と話した。経済産業省原子力安全・保安院の西山英彦審議官は「250ミリシーベルトを超えれば原子炉等規制法の規則や保安規定に違反する。こうしたことも念頭に置いて対応したい」と述べた。

屋外のプール授業、問題なし=市と対応分かれる―福島県教委

市町村には、正しい判断をしてもらいたい!!子どものために!

 福島県教育委員会は30日、屋外プールで授業する際の留意事項を記した通達を、県内116の県立学校に配布した。屋外プールをめぐり福島市教委はすでに、市内の公立学校を対象に使用中止を決めており、県と市で対応が分かれた格好となった。
 通達は各学校長宛てで、生徒らがプールサイドにいるときは、バスタオルを羽織るなどして肌の露出を控えさせるよう指導するほか、校庭などの土をプールに入れないよう注意することを求めている。 

「売上を義援金に」はうそ 無許可で飲料水製造の夫婦逮捕

なんていうか、あきれて言葉も出ないですね・・・

 売上金を東日本大震災の義援金として送るとうたい、販売用の飲料水を無許可で製造したとして、和歌山県警生活環境課などは30日、食品衛生法違反の疑いで、同県岩出市岡田の自営業、綛田(かせだ)真大容疑者(30)と、妻の友美容疑者(34)を逮捕した。調べに対し、ともに容疑を認めているという。

 逮捕容疑は3月15日頃、東京都の男性(20)ら男女4人に自分のインターネットショップを通じて販売する目的で、県知事の許可を得ずに飲料水を製造したとしている。

 県警によると、2人は「売上金すべてを義援金として被災地に送る」などとネット上で宣伝。震災後の3月中旬から下旬の間、大阪府や神奈川県など11都府県の男女約30人に12リットル入りの水約115セットを販売し、約9万3000円を売り上げた。2人は「県内にある有料の湧き水を、使用済みのペットボトルやポリタンクなどにくんだ」などと供述。被災地に義援金は寄付していないという。

 3月末に千葉県の女性から「ネット上で使用済みペットボトルに入った水が販売されている」と県に通報があり、県警が捜査していた。2人のサイトには、購入者から「被災した知人に送るために購入したがフタが密閉されておらず、こんな水は送れない」などの苦情も書き込まれていた。

2011年5月29日日曜日

ネットで大論争…白い「耳なしウサギ」は本当にいた

原因は、何なのでしょうか・・・?地震のストレスなら、まだいいのですが・・・


 5月21日、耳のない白い子ウサギを撮影した2分あまりの映像が、動画投稿サイト「YouTube」にアップされた。投稿者は紹介文で、撮影場所を福島県浪江町としており、ネット上では真贋論争を含めて大きな反響を呼び、再生回数は約100万回にまで伸びた。今回、その飼い主が取材に応じ、耳のないウサギは確かに実在することが判明した。(鎌田剛)



 「耳なしウサギ」の飼い主は、同町に住む杉本祐子さん(56)。約18年前からウサギを飼い始め、知人から譲り受けたり、ペットショップで買ったりして少しずつ数を増やし、現在は大人のウサギだけで21羽を飼育している。ウサギ小屋は、ハーブや山菜など自然あふれる私有地に設けられていた。福島第1原発からは30キロ以上離れている。

 ウサギは春が出産シーズン。小屋の中にある巣穴で出産するため、耳なしウサギがいつ出生したかは、正確にはわからない。5月7日にうっすら毛が生えている状態の赤ちゃんウサギを確認し、同月11日には「まだ目が開いていなかった」ということから、4月末ごろに出生したと杉本さんは見ている。

取材した5月28日には、フワフワの真っ白な毛に包まれ、手のひら大の大きさになっていた。耳のないウサギは、ほかに3羽のきょうだいがいるが、いずれも耳はあった。

 YouTubeへの投稿は、今月半ばに耳がないウサギがいるのを知人が発見。ビデオ映像に撮影し、杉本さんがコメントを付けてアップされた。「珍しいウサギがいるというという気持ちで、原因が何かを知りたかった。今まで耳のないウサギは生まれたことがないから」といい、原発問題を社会に訴えるといった意図はなかったという。

 だが、反響は予想外に大きく、閲覧者のコメントの中には、誹謗中傷だけでなく「警察に通報する」「逮捕される」などと脅迫めいた書き込みもあった。杉本さんは「だれかがあの手、この手で映像を削除させようとしていた。体調が悪くなり、なかなか眠れない日もあった」というほど困惑したという。

 ウサギはすくすくと成長しているようだ。しかし取材時、カメラのシャッター音にきょうだいのウサギはすぐ反応したが、耳なしウサギは鈍かったことから、杉本さんは「聴力に問題があるかもしれない」と話している。

耳がない原因については「地震で親ウサギに何かのストレスがあったかもしれないが、まったくわからない」といい、親ウサギも含めて研究機関に分析してもらう用意があるという。

 福島第1原発の事故を受け、政府は4月22日に「計画的避難区域」を定めた。浪江町は全域が第1原発の事故発生から1年間の積算放射線量が20ミリシーベルトを超えるおそれがある地域とし、「おおむね1カ月」で避難を完了させる方針を打ち出している。

 このため、今回の取材には放射線量計を持参。法的に原発から半径20キロ圏内には入れないため、それ以外の場所のみ移動した。同町内での最大値は毎時65マイクロシーベルトだったが、耳のないウサギのいる場所からは10キロ以上は離れていた。杉本さんは自前の線量計で自宅周辺を測定し、積算を試算したところ、積算量は年20ミリシーベルトを超えないことが分かったため、避難するつもりはないという。

 耳のないウサギは自然界で生まれてくるものなのか。複数の獣医師、研究者に問い合わせたが「見たことがないし、研究もしていないのでコメントできない」などの回答しか得られなかった。大阪府泉南市にあるブリーダー直営のウサギ専門店「シーズラビトリー」経営者、松島請弥さんは「数多くウサギの赤ちゃんを育ててきたが、うちでは見たことがない。ただし、生まれて間もないころにお母さんの歯が当たり、耳が切れてしまうことがある。2本とも耳が切れてしまった子もいたが、傷口は残る。毛をかき分けてみれば分かる」と指摘する。

 そこで記者は耳なしウサギを触らせてもらったところ、耳があるはずの部分はわずかに突起物のような感触もあったが、やはり毛で覆われているのみだった。

「白煙上がった」「半径300キロ内壊滅」  「もんじゅ」巡るデマ騒動相次ぐ

福島第1の場合。当初はデマだと言われていたことが、結局は本当だったからなあ・・・


 福島第1原子力発電所の事故に終息のメドが立たないなか、今度は高速増殖原型炉「もんじゅ」への懸念が高まっている。過去に何度もトラブルを起こし、今は原子炉容器内に機器が落下したまま運転がストップした状態だ。

 そのせいか最近、もんじゅに関してネット上で騒ぎが相次いだ。出所不明の資料に基づいた「デマ」も広がった。

■煙の正体は蒸気「放射性物質含んでいない」

 「もんじゅから白い煙が上がっている」との情報がツイッター上に出始めたのは、2011年5月28日午前。もんじゅを運営している日本原子力研究開発機構(原子力機構)では、ウェブサイト上で15分おきにもんじゅの外観のパノラマ画像を更新、公開しているが、それを閲覧した人が「異変」を発見したのだ。

 ネット掲示板には、更新されたパノラマ画像が張り付けられたが、午後になっても白煙が出続けていた様子が分かる。ツイッターでは「いよいよやばいの?」「絶対に起きてはならない事が起きているのかもしれない」と、事態を恐れる投稿が書き込まれ、中には「拡散をお願いします」と情報を広めようとするユーザーまで現れた。

 結局この白煙は、トラブルではなかった。原子力機構は煙について「ボイラーから放出されている蒸気で、放射性物質を含んでいない」と説明。サイト上でも「異常ではありません」と呼びかけた。

 もんじゅは1995年、ナトリウム漏れによる火災が発生し、運転を停止。2010年5月に運転を再開したが、同8月には核燃料の交換の際、原子炉容器内に機器が落下する事故が起きていまだに引き上げられないでいる。不始末続きのうえ、福島第1原発の事故で誰もが神経質になっているときに起きた「白煙騒ぎ」に、大勢の人がつい飛びついてしまった格好だ。

■出所不明の「もんじゅ被害想定マップ」

 しかし、その数日前に起きた騒動は少々悪質だ。5月23~24日にかけて、ネット掲示板に「もんじゅ被害想定エリア」なる画像が出回ったのだ。ネットの地図サービスを利用したと見られる画像は、日本地図の上に、もんじゅのある福井県敦賀市に目印が打たれ、そこを中心に半径300キロ圏内を示す赤い円と、半径600キロ圏内を示す青い円が描かれている。

 地図の左下には、半径300キロ圏内は「壊滅的被害」として、「24時間以内死亡/即死」と刺激的な表現が踊る。この円内には大阪や名古屋、紀伊半島全域や四国東部、伊豆半島の東側まで含まれている。また、東京や福岡は半径600キロ圏内となり、ここも「72時間以内死亡率50%」と書かれている。

 画像がネットに出回るにつれ、「どこにも逃げられない」「諦めるときは諦めなければいけないのか」と嘆く投稿がツイッターに寄せられた。一方で、「このマップのソースが分からない」と冷静に考える人も少なくなかった。実際に画像の出所は不明で、画像を見る限りでは「想定エリア」も被害の内容も根拠が一切示されていない。その後、元画像自体が削除されてしまった。

 もんじゅに対して人々が抱える不安が、「デマ」によって増幅されてしまったようだ。

交通事故を装った殺人未遂容疑、会社員を逮捕

恐ろしい・・・接触した運転手も、たまったもんじゃないですね!


 大阪府豊能町で2009年3月、元大工宇野昭二さん(当時57歳)が殺害された事件の前、同府柏原市で07年5月、昭二さんが交通事故を装って殺されそうになった事件で、府警は29日、会社員鈴木静男容疑者(42)を殺人未遂容疑で逮捕した、と発表した。

 容疑を認めているという。

 鈴木容疑者は、淀川堤防で昨年4月に他殺体で見つかった宇野津由子さん(当時36歳)の養父(自殺)の知人。府警は、養父と鈴木容疑者が、養父と養子縁組していた昭二さんを泥酔させた後、すでに同容疑で逮捕されている無職浦本高成容疑者(53)らが、同市内の交差点で車道に突き飛ばし、走行中のトラックに接触させたとみている。

2011年5月28日土曜日

ホテル側に不備なし 京都の修学旅行生転落

修学旅行中の学生・・・どんな行動をするか分からないですね。

 京都市東山区のホテル「日昇館尚心亭」で27日夜、修学旅行中の女子中学生(14)が4階のベランダから1階の庭に転落し負傷した事故で、ベランダには高さ約1.4メートルのフェンスが設置されるなど、ホテルの構造や設備に不備はなかったことが京都府警への取材で分かった。

 府警は当時の状況を詳しく捜査。女子中学生は軽傷という。

ハンバーガーにゼリー…復旧なかばの給食献立は

いろいろな理由があって、完全に元に戻るには時間がかかりそう・・・


 東日本大震災から2カ月半を過ぎ、当初の物資不足を耳にすることは少なくなった。しかし、福島県の学校には今も質・量とも不十分な“不完全給食”を食べ続けている子供たちがいる。原発事故、予算不足、給食センターの損傷…。原因はさまざまだが、保護者らからは行政の対応を批判する声も上がっている。 5月24日昼過ぎ、福島県南相馬市の鹿島小学校。4年生の給食の時間を見学した。

 この日の献立はハンバーガーとゼリー。子供たちは直径約10センチの肉とレタスを自分でパンに挟み、「肉汁がおいしい」などと笑顔を見せた。中には配膳から5分足らずで食べ終えた男の子も。担任教諭に「おかわりある?」と尋ねたが、返ってきた言葉は「売り切れ」。「まだおなかに空きがあるんだけどな」と頬を膨らませた。

 23日「おにぎり・煮豆・カットグレープフルーツ」▽25日「梅おにぎり・のり・豚汁」▽26日「パン・フライドポテト・小魚・バナナ」▽27日「五目ずし・ゆで卵・メロン」-。最近1週間の献立だ。品数や食材数は本来からほど遠いが、同校の門馬正純校長は「これでもかなり充実してきた。地震当初はおにぎりとヨーグルトだけなどだった」と振り返る。

 完全な給食が出せないことについて、市教育委員会は複数の理由を挙げる。

 第1は調理能力の不足で、背景は少し複雑だ。

 南相馬市は小高・原町・鹿島の3行政区から成るが、原発事故で小高・原町両区の大半が原発から半径30キロ圏内の避難区域に指定された。子供の安全に配慮した市は、両区内の学校授業を、30キロ圏外の鹿島区内の各学校で実施。必然的に、鹿島区内の学校に通う子供が急増した。

 震災前、鹿島区の学校給食は、1300食の調理能力を持つ給食センターが担ってきた。しかし、現在では必要な給食数は約2700食に増えた。さらに小高・原町両区には給食センターがなく、各学校が自前の調理室で給食を作ってきた経緯もあり、調理能力の早期改善は見込めない。

 予算の問題もある。市教委は被災した保護者に配慮し、現在、給食費を徴収していない。その代わり市が1食200円を補助しているが、市教委は「本来の給食は1食280円以上。金額的に十分な献立を用意するのは厳しい」という。

 一方、同県いわき市でも、パンと牛乳にハムやチーズなど1品を加えた献立が続いている。市内8カ所の給食センターが地震で損傷し、復旧していないためだ。市教委は「6月ごろから、調理した給食を提供できるよう急いでいる」と説明する。

 南相馬市教委は「保護者からは『子供が栄養不足になる』『そんな給食が続くなら弁当を持たせたい』などのお叱りも受けている」と明かす。しかし、弁当については「子供の間に格差が生まれてしまうため、お断りしている」という。

 こうした行政に対し、市民からは「無策」だと批判する声も上がっている。

 同市の男性(37)は「調理能力が不足しているなら、外部に委託すればいい。予算に関しても、子供の成長はお金に換算できず、補助の増額や育児支援団体に資金援助を求めるなど、方法はあるはずだ」と指摘。別の男性(28)も「外部委託しないのは、調理師の職を守るためではないか」と疑念を述べた。

 こうした声に、市教委の担当者は「外部委託は衛生管理や食品アレルギー対策などが不十分になる恐れがあり、簡単にはできない。予算については、市の財政が厳しく、やむを得ない。われわれも支援物資を給食用に優先的に回してもらうなどの努力を続けている」と苦しい胸の内を明かした。同市は2学期以降の完全給食の実施を目指しているという。

「津波ごっこ」が流行 衝撃克服のため

子どものショックは、とんでもないですよね。


 東日本大震災の巨大津波に襲われた宮城県の沿岸地域の園児たちが、津波や地震の「ごっこ遊び」に興じている。「津波がきた」「地震がきた」の合図で子供たちが一斉に机や椅子に上ったり、机の下に隠れる。また、子供には不釣り合いな「支援物資」「仮設住宅」といった言葉も聞かれるという。「将来役立つ」「不謹慎だ」と評価は分かれそうだが、児童心理の専門家によると、子供たちが地震と津波の衝撃を遊びを通じて克服しようと格闘しているのだという。


 「徐々に回数は減ってきましたが、震災直後は『津波がきた。逃げろ』と叫ぶとみんなが一斉に少しでも高い椅子や机に上がる津波ごっこ、『地震だ』と叫ぶと机の下に競って潜り込む地震ごっこを子供たちはやっていましたね」

 仙台平野の南端、福島県境に接する宮城県山元町の北保育所の三門(みかど)弘子所長は、そう話す。同町は大震災で巨大津波が押し寄せ、死者・行方不明者が700人を超える甚大な被害が出た。水田のほぼすべてが冠水、特産のイチゴ産地も壊滅状態に陥っている。

 県内の太平洋沿岸地域を所管する県の中央と東部の児童相談所は、震災後に保育所などに聞き取り調査をして子供たちの心のケアに努めている。両事務所にも、津波の合図でジャングルジムを登ったり、砂場に勢いよく流した水を津波に見立てる津波ごっこの報告があがっているという。

 今回の大震災に限らず、平成5年の北海道南西沖地震で大きな津波被害を受けた奥尻島でも、津波ごっこが子供たちの間で流行したという。臨床心理士でもある藤森和美武蔵野大教授は「子供たちがレスキュー隊員役と遺体役に分かれる形の津波ごっこで、当時は物議を醸した」と振り返る。

 藤森教授は阪神大震災や新潟県中越地震で被災した子供たちを支援するため、夫の藤森立男横浜国大教授(産業・社会・災害心理学)とともに、災害を体験した子供たちのトラウマ、急性ストレス反応、PTSD(心的外傷後ストレス障害)に関するハンドブックをまとめた経験から、「基本的にはアポロ11号の月面着陸という大きなインパクトを受けて月面ごっこがはやったのと同じ。災害を体験した子供たちは遊びを通して不安や怖さを表現し、心の中で克服しようとしている」と指摘する。

 このため、被災地ではごっこ遊びを禁止せずに見守る対応がとられている。子供たちが不安や恐怖を克服すれば、時間とともにこの種の遊びは自然に消失していくとみられるからだ。

 同時に、大人が頻繁に口にする支援物資や仮設住宅の聞きかじりで、「これ物資?」「仮設に入るの」など子供には不釣り合いな言葉もよく聞かれるという。

 藤森教授は「子供たちは震災後に背伸びをしたり、よい子を装ったりしているケースがある。子供たちの気持ちを安定させるには、身近な大人が安定していることが大切」と話している。

2011年5月27日金曜日

イモ類に高い傾向 放射性セシウム吸収比率

こういうの、しっかりデータ取って、出荷制限を取るべきですよね。

 農林水産省は27日、野菜や果物計21種類が、土壌中の放射性物質(放射能)を吸収する比率を公表した。土壌の汚染程度と照らせば収穫する作物がどの程度汚染されるかが予想でき、今後の作付け品種を選ぶ際などの参考にできる。

 農水省によると、比率は国内外の研究データから算出。同省は「データ数が少なく、あくまで参考値」だとして、比率に基づく作付け制限などは行わない。

 比率は半減期が約30年の放射性セシウムについて算出。サツマイモが平均値3・3%(最大値36%)、リンゴが同0・1%(同0・3%)などで、水分の少ないイモ類で高い傾向があるという。

 仮にコメの作付け制限の基準となっている土壌1キロ当たり5千ベクレルのセシウムを含む畑でサツマイモを育てた場合、収穫物には単純計算で同1800ベクレルが含まれると予想される。同省は「土壌の濃度が高い地域では、イモ類は基準値(同500ベクレル)を超える可能性がある」としている。

熊、楢葉など一時帰宅中止=29、30日、台風接近で―福島

安全を期すべきですからね。仕方ありません。

 福島第1原発事故で、政府の現地対策本部は27日、立ち入りが規制されている警戒区域の大熊、楢葉、富岡3町で29、30両日に予定していた一時帰宅を中止すると発表した。台風2号の接近に伴う措置で、次の実施時期は未定。
 警戒区域9市町村のうち、一時帰宅は川内、葛尾両村、田村、南相馬両市、富岡、浪江、双葉3町で実施。大熊、楢葉両町は29日に初めて行う予定だった。 

傷害容疑で23歳兄逮捕=小6の飲料に薬物―北九州

動機や背景を知りたいですね。

 妹の同級生の小学6年の男児らに薬物を混ぜた飲み物を飲ませたとして、福岡県警折尾署は27日、傷害容疑で北九州市八幡西区東筑、無職下平龍斗容疑者(23)を逮捕した。「子どもたちに飲み物は提供したが、薬物は入れていない」と容疑を否認しているという。
 逮捕容疑は25日午後4時半ごろ、自宅マンションで薬物を飲み物に混入し、5時ごろ、男児5人に飲ませて意識障害を負わせた疑い。
 同署によると、5人は帰宅後に体調不良を訴え、家族が病院に連れて行ったところ、複数の男児から薬物反応が出た。いずれも命に別条はなく、回復に向かっているという。妹は飲み物を飲んでいなかった。 

2011年5月26日木曜日

今夏は大幅節電!? 休日分散が効果あり

意識が変われば行動が変わりますよ。やりましょう!

 東北出身の後輩記者が「大阪の夏はすごく暑く、クーラーが欠かせない」と言っていた。確かに東北と比べたらそうかもしれないが、日本の夏はどこでも、それなりに暑いはずだが…。読者から、またサマータイムの節電効果を疑問視するメールが届いた。

 《サマータイムは、少なくとも日本では省エネにならないと思う》

 その理由について、この方は《カラッとしたヨーロッパの気候と違い、日本は夜でも蒸し暑く、電車にしろオフィスにしろ、朝から冷房をつけっぱなしというのが現状》と日本の夏の特性を指摘。除湿作用のある冷房機器に依存している日本では、サマータイムの節電効果が、欧米などより一層低いというご意見だ。

 一方、今夏の節電について政府は「総量の抑制ではなく、ピークの抑制が求められる」との見解を示しており、寄せられるご意見は25日の「風」で紹介したご意見同様、このような視点からサマータイムに懐疑的なものが多い。こうした読者の疑問を裏付けるような分析結果もある。財団法人「電力中央研究所」社会経済研究所の今中健雄主任研究員がまとめた「時刻、休日、連休シフトによる夏季ピーク負荷削減効果」というリポートだ。

 分析では、東京電力の平成20年の電力需要をもとに、各施策における電力削減効果を試算。例えば、全体の半数が「時刻シフト(サマータイム)」を実施したとしても、8月のピーク負荷の削減効果は88万キロワットだが、休日を分散させる「休日シフト」では、効果は最大で476万キロワットにのぼるとしている。

 この結果をみると、筆者にもいよいよ、サマータイムの節電効果に対する疑念がわいてきたが、ある専門家は「企業の中には、サマータイムを導入することで、節電の意識づけができると考えるところもある」と解説してくれた。

 サマータイムはあくまで節電策のひとつにすぎないとすると、その他の節電対策も合わせて取り組む必要がありそうだ。節電に向けた妙案もお待ちしています。

猛烈な台風、日本接近へ=28日以降大荒れの所も―気象庁

どうか、東北にはいかないでください。

 猛烈な台風2号は26日、フィリピンの東海上を北西に進んだ。気象庁によると、28日夜に沖縄・先島諸島近海、29日夜に九州の南海上へ進む見通し。沖縄・奄美地方は28日から、西日本は29日から大荒れの天気となる恐れがあり、その後31日ごろにかけて東日本も影響を受ける可能性があるという。
 2号は26日午後9時、フィリピンの東海上を時速15キロで北西に進んだ。中心気圧は920ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートル。半径130キロ以内が25メートル以上の暴風域、同300キロ以内が15メートル以上の強風域。 

橋下徹・大阪府知事「ソーラーパネル設置義務化」 他府県からは慎重な声

なにかしら、思い切った政策が必要ですよね。脱原発には。

大阪府の橋下徹知事は26日の関西広域連合委員会で、太陽光発電の拡大をはかるため、住宅やマンションを建てる際に太陽光発電パネルの設置を義務付ける構想を明らかにした。

 設置費用について橋下知事は「社会の中でグルグル回すような形にすべき」と述べ、電力を買い取ってもらった収入で、設置費用を回収してもらうアイデアを示した。マンションは戸数に応じた「負担金」の支払いを求め、その資金を既存住宅のパネル設置の助成にあてる計画を披露した。

 橋下知事が示した試算では、関西広域連合加盟府県内の新築住宅とマンションは年間計約8万戸。1戸あたり、発電量4キロワットのパネル設置を義務付ければ、年間の発電量は原子炉0・05基分に相当するという。

 橋下知事は記者団に「義務なので慎重に考えます」と語ったが、「今の時代の流れから、住宅購入者に負担をお願いしても、ある程度認めていただけるんじゃないか」と述べ、府民の意向調査を検討していることを明らかにした。

 一方、他府県からは慎重な見方も出ていて、連合委員会終了後、兵庫県の井戸敏三知事は「義務付けが受け入れられるほど(自然エネルギーへの)意識が高まっているのか」、京都府の山田啓二知事は「いろいろハードルがあるのは間違いない」と語った。

2011年5月25日水曜日

パソコン配線から出火か=新たに11歳女児死亡―死者5人に、住宅火災・愛知県警

電化製品が多くなった今、我々も注意しなくてはいけませんね。

 名古屋市瑞穂区の無職野田功さん(79)方で25日未明、一家8人のうち4人が死亡した火災で、2階南東側の部屋が火元とみられることが同日、愛知県警への取材で分かった。この部屋の焼け跡からパソコン3台が見つかっており、県警は配線がショートし、火花が燃え移った可能性が高いとみている。
 一方、県警は25日夜、新たに功さんの孫の小学6年修子さん(11)の死亡を確認。死者は5人となり、2人が意識不明の重体という。
 県警によると、パソコンは死亡した長男修さん(54)が趣味で使用していたとみられ、配線が複雑に入り組み、配線付近の床部分が直径約20センチの範囲で激しく焦げていた。また、出火直後に女性の声で「パソコンから火が出ている」と119番があったといい、修さんの妻千明さん(43)が通報した可能性が高いという。 

中国地方で初のメガソーラーの設置完了

是非、官民一体となってクリーンエネルギーの開発・普及に努めてください。

 中国電力(本社・広島市)が、広島県福山市箕沖町で建設を進めている大規模太陽光発電施設(メガソーラー)「福山太陽光発電所」で太陽電池パネルの設置が完了し、25日、報道陣に公開された。太陽光発電は福島第1原発の事故を受けて注目を集めているが、メガソーラーとしては中国地方初。試験運転などを経て、12月からの本格稼働を目指す。

 同発電所の敷地は県東部臨海部にあり、電力需要の伸び悩みから平成9年に計画を断念した火力発電所の予定地(約20万平方メートル)。昨年10月に着工し、今年1月から太陽電池パネルの設置工事に着手。約4カ月をかけて1万6544枚のパネルを並べた。パネルの総面積はマツダスタジアム(広島市)約2個分にあたる約4万5千平方メートル。

 中国電力として初めての電気事業用メガソーラーで、過去4件の受注実績がある東芝が発電プラントを一括受注。発電出力は約3メガワットで、一般家庭約1千世帯が年間に使用する電力量(368万キロワット時)をまかなうことができる。さらに年間約2100トンのCO2削減効果があるという。

 中電の平野正樹執行役員経営企画部門部長は「エネルギー密度が低いため、福山のように広い面積があり、日照時間などの条件がクリアできる場所があれば今後も開発を進めたい」と話した。

 メガソーラーに関しては、電気事業連合会が平成32年度までに、電力会社10社合計で全国約30地点で約140メガワットのメガソーラーを計画。年間発電量は約1億5千万キロワットで、一般家庭約4万件分の電気使用量に相当する。

 また、ソフトバンクの孫正義社長は、メガソーラーを全国に10カ所建設する計画を検討しており、関西広域連合が同建設計画への協力を検討するなど、福島第1原発事故以降、急速にクリーンエネルギーへの期待が高まっている。

 一方、大阪では昨年10月、関西電力が堺市西区の大阪湾臨海部で電力会社としては全国初のメガソーラーとして営業運転を開始。今年10月には最終工事を終え、発電出力10メガワットで全面稼働する見通し。

停電中に少女乱暴の男再逮捕=6年前の事件関与の疑い―警視庁

ひどい男ですね。こういうのは、去勢だよ!

 東日本大震災の余震で停電していた盛岡市の住宅に侵入して少女に乱暴し、岩手県警に逮捕された男が、6年前に東京都武蔵野市でも女性に乱暴したとして、警視庁武蔵野署は25日、強姦(ごうかん)致傷容疑などで、盛岡市盛岡駅西通、元明治安田生命社員松永亨容疑者(29)=強姦致傷罪で起訴=を再逮捕した。
 同署によると、武蔵野市の現場に残されたDNA型が同容疑者のものと一致した。容疑を認めているという。 

2011年5月24日火曜日

国立6大学で運営不十分=研究費不正防止や毒劇物管理―評価委

国立大学がしっかり運営しないと、日本の教育は地に落ちちゃうんじゃないの?

 文部科学省は24日、法人化に伴い、各国立大が運営面で掲げた中期目標の達成について、6法人で「不十分」だったとする国立大学法人評価委員会(村松岐夫委員長)の評価結果を公表した。同省は、評価を各国立大への来年度の運営費交付金配分に反映させる方針。
 評価委員会は、第1期中期(2004~09年度)の目標達成状況について、大学と共同研究機関の全90法人を調査し、5段階で評価した。
 その結果、金沢大と山口大は研究費の不正使用防止対策が適切でなく、琉球大も毒劇物の管理が不十分だとして、いずれも業務運営上の目標達成が不十分と判断した。
 経営協議会で審議すべき事項を報告で済ませた室蘭工業大(北海道)のほか、宿舎の入居率が減少し自己収入を増やせなかった鳴門教育大(徳島県)、自己点検評価システムが未整備の富山大も不十分とした。 

福島第1原発 「土壌汚染600平方キロ」推計値を報告

誰が言った言わないの問題なんて、どうでもいいんですよ。土壌改良なりなんなり、未来のために出来ることを少しでもやってください!!!

 東京電力福島第1原発事故で、原子力発電環境整備機構(NUMO)の河田東海夫(とみお)フェローは24日、内閣府原子力委員会(近藤駿介委員長)の定例会で、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故(86年)で居住禁止となった区域と同レベルの土壌汚染が、福島県内で約600平方キロにわたって広がっているとの推計値を報告した。河田氏は「大規模な土壌改良が不可欠だ」との見解を示した。

 チェルノブイリ原発事故では、1平方メートル当たり148万ベクレル以上の土壌汚染地域約3100平方キロを居住禁止、同55万~148万ベクレルの汚染地域約7200平方キロを農業禁止区域とした。

 河田氏は、文部科学省が作成した大気中の放射線量地図を基に、福島県内で土壌中の放射性物質「セシウム137(半減期30年)」の蓄積量を算定した。その結果、1平方メートル当たり148万ベクレル以上の地域は、東京23区の面積に相当する約600平方キロ、同55万~148万ベクレルの地域は約700平方キロあり、それぞれ複数の自治体にまたがっている。

 チェルノブイリ事故では年間5ミリシーベルトの被ばくを居住禁止の基準とした。自然に被ばくする線量は世界平均で年間2.4ミリシーベルト、ブラジルやイランの一部地域では同10ミリシーベルトに達していることを考慮すると厳しかった。今回の事故で政府は、国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告を基に空間線量年間20ミリシーベルトを避難地域の基準にしている。河田氏は「福島では土の上下を入れ替えるなど、対応をしっかりすれば避難者は戻ることが可能」と冷静な対応を呼びかけている。

因果関係特定の「壁」 うつぶせ死で大阪市など提訴

責任追及は難しいかもしれませんね・・・でも、しっかりと究明してほしい!

 裁判では、原告側が乳児のうつぶせ寝と窒息死の因果関係を立証しなければならない。しかし、事故当時の状況は保育施設側だけが把握している上、「乳幼児突然死症候群」(SIDS)という原因不明の病気が死因ではなかった点を明確にする必要がある。原告側にとって立証の「壁」は厚い。

 SIDSは、元気な乳幼児が事故や窒息ではなく、睡眠中に呼吸が停止して突然死する病気で、厚生労働省によると、乳児の死因で3番目に多い(平成21年)。両親の喫煙や人工乳などによって発症の危険が高まることが分かっているが、はっきりした原因は不明だ。

 保育施設で死亡した子供の遺族らでつくる「赤ちゃんの急死を考える会」(横浜市)によると、保育施設で起きた同様の死亡事故をめぐる訴訟で、うつぶせ寝による窒息死と認定され原告が勝訴した例はほとんどなく、同会が把握しているだけでわずか2件。うつぶせ寝とSIDSによる死亡の所見はほぼ同じで、結局は死亡時の状況次第で判断が分かれるからだ。

 今回も発見時の状況は裁判で責任が追及される施設側だけが握っており、同会は「SIDSが免罪符に使われる可能性もある」としている。

2011年5月23日月曜日

高速増殖原型炉 もんじゅの落下装置撤去、24日にも着手

頼む、うまくいってください・・・

経済産業省原子力安全・保安院は23日、高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で、定期の保安検査を始めた。もんじゅでは昨年8月、燃料交換に使う炉内中継装置(長さ約12メートル、直径46センチ、重さ3.3トン)を原子炉容器内に落とし、抜けなくなっている。

 今回の検査では、日本原子力研究開発機構が策定した撤去工事計画も確認する。機構は同日、福井県に説明し、24日にも同装置撤去の作業工程に入る方針。

 炉内中継装置などを引き上げるのは6月中旬の見込み。

酒気帯び運転の小学教諭、懲戒免職=体罰の高校教諭ら停職―群馬

こんな教師に教育されたくないよなー。

 群馬県教育委員会は23日、酒気帯び運転で物損事故を起こしたとして、高崎市立小学校の男性教諭(30)を同日付で懲戒免職処分とした。県教委の調査に、「代行運転を呼ぶことも気が回らないほど酔っていた」と話しているという。
 県教委によると、教諭は4月28日、PTA役員の歓送迎会でビールなどをコップ12杯程度飲んだ後に車を運転。安中市内の県道で対向車に衝突し、同県警に検挙された。
 県教委はこのほか、2009年6月~11年3月、県立高校水球部の男子部員計8人に殴るなどの体罰を加え、うち2人に片耳の鼓膜を破るけがをさせたとして顧問の男性教諭(42)を停職3月の懲戒処分。県内の町立中学サッカー部の男子部員を平手打ちし、頬が腫れるけがをさせたとして、男性教諭(39)を戒告処分とした。 

思い出、きれいに…震災で汚れた写真を洗浄

これで、一人でも多くの方の心が救われたら嬉しいですね。

 東日本大震災で泥まみれになった写真やアルバムを洗浄するボランティア活動が23日、津市上弁財町の市立橋南中学校で行われた。

 岩手県山田町で4月から復興支援を続ける「みえ災害ボランティア支援センター」(津市)が預かり、同校の卒業生で、写真家の浅田政志さん(31)が指導。153人の生徒が、この日だけで500枚の洗浄を終えた。3年生の前川琴美さん(14)は「思い出のアルバムや写真がなくなってしまうのは悲しい。多くの人が喜んでくれれば」と話していた。

2011年5月22日日曜日

15%削減、医療機関の適用除外要望 「節電で命は削れない」

まったくその通り!!電力会社にも、しっかり取り組んで欲しいですよ!!


 夏の電力不足に対応するため、事業所や家庭に15%の消費電力削減を求めた目標に対し、医療界が危機感を強めている。医療現場からは「節電で患者の命を削るわけにはいかない」といった声が上がっている。日本医師会が「適切な医療行為ができなくなる」と、医療機関を使用制限の適用から除外するように国に要望する事態になっている。(油原聡子)

 政府が発表した今夏の電力需給対策は、昨夏の平日ピーク時の電力から15%削減を要求。契約電力500キロワット以上の大口需要家に対しては、昨夏の電力ピークを越えて使用した場合、罰則も検討されている。

 これに対し、日本医師会の今村聡常任理事は「医療現場では、いつ何が起こるか分からない。電力使用のピーク時に一刻を争う患者が突然搬送されてきたら、手術延期はできない」と訴える。日本医師会では細川律夫厚生労働相などに医療機関の適用除外を求める要望書を提出した。

 削減目標の対象に含まれてしまうことと同時に、医療関係者は消費電力削減が十分できず、計画停電が再度実施されることも危惧している。

 震災直後に実施された計画停電では、手術や検査の延期、医療機器の故障などさまざまな影響が出た。政府は「計画停電は今夏は原則実施しない」というが、関係者の危機感は強い。

 ◆新たな“被災者”

 機能の弱った腎臓の代わりに体内の余分な老廃物や水を除去し、血液をきれいにする透析。使用する透析液は病院内で作られている。夜間透析も実施し、外来患者が約180人に上る西新井病院付属成和腎クリニック(東京都足立区)の米田文男所長は「透析は電気と水がないと行えない。15%削減は患者さんの命を削ることにつながる」と不安を隠さない。

 患者は週に3回来院する。「3、4日治療の間隔をあけただけで命にかかわることもある。病院でできる節電は空調と照明だけ」と、米田所長は訴える。

 1423床と首都圏有数の規模を持つ東京女子医大病院(新宿区)。手術予定は数カ月先まで組まれ、変更すると診療計画に大幅な遅れが出る。麻酔科学講座の野村実教授は「節電で治療や手術ができなければ、新たな“被災者”を生むことにつながる」と話す。

 ◆自家発電にも問題

 病院備えつけの自家発電機も切り札とはならない。東京都が震災後に都内646病院に行った調査では、回答のあった病院の8割が自家発電装置を所持するものの、最大稼働時間は3時間未満が最も多かった。自家発電による電圧などの微妙な変化で、医療機器が不具合を起こしたケースもあるという。

 日本医師会が東京電力管内の医療機関を対象に行った調査でも「MRI(磁気共鳴画像装置)などが使えず、診療行為に影響が出る」「空調の過度の節約は熱中症を併発しかねない」などの声が上がった。

 今村常任理事は「自主的な努力は最大限するが、治療に問題が起こってはならない」と話している。

学校の窓「開けても放射線量変わらず」文科省が調査 福島

しっかりと調査し、そのデータの開示を求めます!親が安心して学校に通わせられるように・・・


 東京電力福島第1原発事故による放射能漏れを懸念し、小中学校で授業中に教室の窓を閉める動きが進んでいるが、遠藤俊博・県教育長は21日の災害対策本部会議で「文部科学省の調査で開けても閉めても放射線量に大きな変化はなかった」と報告した。

 調査は文科省が19日に福島県の福島、本宮両市で放射線量が高い小中高校や幼稚園など10カ所を選んで実施。教室内(窓際)の空間放射線量は、福島市立渡利中で窓を閉め切った際に毎時0・6マイクロシーベルト、全開して再測定しても同0・7マイクロシーベルトとほぼ変わらず、他校も同様だった。全開の方が放射線量がやや低かったケースもあった。

 遠藤教育長は取材に対して「科学的データが示された。地表の土が舞う強風時を除けば窓を開けても大丈夫ではないか」との見方を示した。ただ、「今回は窓を開けた直後に再測定したが、一定の時間をおいてから再測定するなど精度を高めるよう国に求めたい」と注文もつけた。

 また、窓閉めや扇風機の導入を進める市町村について、遠藤教育長は「安心の取り組みだろう。データや情報は提供するが状況は各校で異なる。一律の対応は難しい」と述べ、判断を尊重する考えを示した。

仙台市沿岸住民の6割以上が「移転したい」 市は内陸への集団移転を提案へ

政府が構想している復興案が早く実現できればいいんですがね。  


東日本大震災の津波で家屋が全壊するなどの甚大な被害を受けた仙台市宮城野、若林両区の沿岸住民の6割以上が別の場所に移転したいと考えていることが20日、仙台市のアンケート調査で分かった。市は沿岸住民約2600世帯に内陸部への集団移転を勧めることなどを決め、今月中にまとめる復興ビジョンの原案に盛り込んだ。

 アンケート調査は、今月上旬に沿岸住民1770人から回収した。

 それによると、最東端の地域で、甚大な被害を受けた668人のうち64・8%の433人が「別の場所に移転したい」と回答。家屋の半壊が目立つやや内陸の地域の903人は「別の場所に移転したい」と「元の場所で生活したい」がほぼ半々だった。

 市の復興ビジョン原案では、移転先として震災で堤防の機能を果たした高さ約6メートルの仙台東部道路より内陸側を想定。沿岸部については今後、レクリエーション施設やスポーツ施設などを整備した「防災公園緑地ゾーン」と、生産性の高い農業を目指す「田園再生ゾーン」に分けて復興に取り組むとしている。

 市は21日以降、地元住民と意見交換し、今月末までに復興ビジョンを決定。10月末までに復興計画案を取りまとめる。

2011年5月21日土曜日

統一選敗北、執行部に責任=全国幹事長会議で批判―民主

大震災などの想定外の出来事が起こっても国民を守る、守ろうっていう誠意とかないから敗北するのでは?




 民主党は21日、党本部で全国幹事長・選挙責任者会議を開き、4月の統一地方選の総括を行った。岡田克也幹事長は選挙結果を「敗北」とする総括案を提示し、執行部の責任を認めて陳謝。地方組織からは党内対立が敗因として岡田氏らの責任を問う声が上がったほか、「現政権の下では展望が開けない」(福井県連)と、菅直人首相の退陣を暗に求める意見も出た。
 岡田氏は地方選敗北について「党本部、中央の問題だったことは明らかだ。幹事長としておわびしたい」と表明。政府の東日本大震災への対応のまずさや、政権運営をめぐる内部対立への有権者の批判を敗因に挙げ、「真摯(しんし)に反省し、責任を感じなければならない」と述べた。
 これに対し、栃木、福井両県連は「けじめを付けることが政治的には大事だ」などと執行部の責任を追及したが、岡田氏は「しっかり頑張るのが責任の果たし方だ」と、辞任の意思がないことを強調した。
 地方からは、党内対立に対しても「党への期待と信頼を損ねている」などと批判が続出。特に、小沢一郎元代表を支持する一部議員が、内閣不信任決議案が提出された場合は同調するよう呼び掛けていることに、愛知、奈良、高知の3県連は「党の体をなしておらず許せない」として、厳しい対応を求めた。岡田氏は「現実になった場合には厳重に対処する」と応じた。
 党代表の首相は中韓両国首脳とともに福島市の避難所を訪れたため欠席した。

「連れて帰ってくっから」=約束守れなかった祖母-5人死亡の幼稚園・宮城

本当に悲しい出来事ですね。何が正しい行動かわからなくなってしまったのでしょうかね。沿岸部になぜ行ってしまったのでしょうか。



 「明日香を連れて帰ってくっから」。東日本大震災の直後、宮城県石巻市の日和幼稚園の送迎バスが沿岸部へ向かい、津波に巻き込まれ園児5人が死亡した。その中の一人、佐々木明日香ちゃん=当時(6)=の祖母石坂市千代さん(55)は「約束を守れなかった」と今も悔やみ続けている。
 震災翌日の12日、石坂さんは「園は高台にあって無事なはず。明日香が迎えを待ってる」と、夜が明けるとすぐに家を飛び出した。別の場所を当たるという明日香ちゃんの両親に「必ず連れて帰る」と約束した。
 浸水し、胸の辺りまで水が迫る場所もあったが、無我夢中で歩いた。普段は歩いて30分で着く距離を3時間かけ、ようやく幼稚園にたどり着くと、「津波に巻き込まれたかもしれない」と聞かされた。その場で泣き崩れ、津波の後に起きた火災で焼け焦げた街を前に、「ばあちゃん、迎えに来たよ」と叫び続けたという。
 気力、体力ともに限界だったが、帰りを待つ両親に知らせるのは自分しかいないと、びしょぬれのまま自宅へと引き返した。
 13日早朝、駆け寄ってきた明日香ちゃんの両親に石坂さんは「ごめん。連れて帰れねがった」と声を絞り出した。
 震災後しばらくたってから、石坂さんは「自分たちは高台に逃げようとしていたのに、坂を下って沿岸部に向かおうとしていた送迎バスを見て不思議に思った」という知人の話を耳にし、孫の死に対し疑問を募らせたという。
 日和幼稚園は21日、4回目の遺族説明会を開いた。前園長(66)ら当時の職員が遺族の質問に答えたが、参加した明日香ちゃんの両親は「誠意は感じられなかった」と不満を述べた。 

復興財源、部会で検討=増税含め議論へ―構想会議

いつまでの増税なのか、増税された分はちゃんとうやむやにされず復興に遣われるのか。



 政府の東日本大震災復興構想会議(議長・五百旗頭真防衛大学校長)は21日午後、首相官邸で第6回会合を開き、復興に充てる財源の在り方について、下部組織の「検討部会」に具体的な検討を行うよう指示した。五百旗頭氏は会合後の記者会見で「いかなる手法も排除されていない」と述べ、増税も含めて議論する考えを強調した。
 五百旗頭氏は復興ビジョン策定に向け「財源問題を抜きにできない」としながらも、6月末の第1次提言に財源の在り方を明記するかどうかは「検討を進めてから見えてくる」と述べるにとどめた。 

2011年5月20日金曜日

なぜ? 基準値超えも出荷停止措置が出ない「お茶」

想定できた問題なのにね・・・しっかりしろ!!

 今月に入り、各地で茶葉から基準を超える放射性物質が検出されている。いずれも出荷は自粛されているが、いまだに原子力災害対策特別措置法に基づく出荷停止措置は出ていない。どの段階で出荷停止にするか政府の方針が定まらないからだ。食品の暫定基準値は、お茶などの加工食品を想定しておらず、生産者側に立つ農林水産省と消費者側に立つ厚生労働省で見解が対立、調整が難航している。

 「足柄茶」で知られる神奈川県南足柄市。今月初旬、「安全をPRする」として行った検査で、生茶葉から1キロあたり550~570ベクレルの放射性セシウムを検出した。乾燥加工した荒茶の数値はさらに高濃度の約3千ベクレル。県は「高い数値に驚いた」と声を落とす。

 荒茶は乾燥で重さが約5分の1になり、その分放射性物質が濃縮される。そのため厚労省は16日、茶の産地14都県に、生茶葉に加え荒茶の検査も要求した。

 ここで反発したのが茶の生産地だ。静岡県の川勝平太知事が「生茶葉と飲用茶で十分」と、荒茶の検査要請に応じない姿勢を示すと、ほとんどの自治体が同調した。

 生産過程を所管する農水省も生産者を後押しする。茶葉を飲用茶にすると、放射性セシウムは荒茶の状態の30分の1~45分の1程度になるとして「生茶葉、荒茶とも1キロあたり500ベクレルという基準値では整合性がない」と主張する。

 一方、暫定基準値を設ける厚労省は、食品衛生法で有害物質を含む食品の販売や加工が禁止されていることを盾に「荒茶の検査は必要」とゆずらない。1キロあたり200ベクレルという飲料水の基準値の放射性セシウムが検出された飲用茶は、荒茶の状態で6千ベクレルになると説明。「数千ベクレルの煎茶がスーパーに並んでいるのを消費者は納得するのか」(同省幹部)と指摘する。

 政府内では、生茶葉の数値で出荷停止措置にするとの方向に流れが傾きつつあるが情勢は流動的。全国茶商工業協同組合連合会(静岡市)は「危険なものを隠蔽(いんぺい)し売るつもりはないが、現状では怒りの持って行き場がない」と訴えている。

採点ミスで大学不合格…出版社の指摘で発覚

その後の人生も左右しますよね。

 神戸女学院大(兵庫県西宮市)は20日、今年1月に実施した人間科学部の一般入試で、正答を誤答と採点し、合格ラインに達していた受験生1人を不合格としていたと発表した。

 大学側が「正解」と考えていた答えが、「赤本」で知られる大学入試過去問題集の出版社に誤答と指摘され、発覚した。

 同大学によると、1月29日に19人が受験した選択科目の数学の4択問題。大学側が採点用に用意していた正答が間違えており、教員2人がそのまま採点した。

 不合格扱いされた受験生はすでに別の大学へ進学しており、神戸女学院大への入学意志はないという。同大学はこの受験生に謝罪文を送った上、受験料を返還し、慰謝料も支払う。

 同大学は「あってはならないことで、重く受け止めている。入試問題のチェックを厳重にし、再発防止に努める」としている。

白鵬ら被災地巡回訪問へ=相撲協会

今こそ、信頼を取り戻す行動を!

 日本相撲協会は20日、横綱白鵬ら幕内力士20人が、6月4日から8日まで東日本大震災の被災地を巡回して慰問すると発表した。
 岩手、宮城、福島の3県で避難所になっている小、中学校など10カ所を慰問し、ちゃんこ鍋の炊き出しや横綱土俵入りのほか、写真撮影などで触れ合うイベントも行い、支援物資としてタオルやTシャツを届ける。訪問予定は以下の通り。
 ▽6月4日 岩手県山田町、大槌町▽5日 岩手県大船渡市、陸前高田市▽6日 宮城県気仙沼市、南三陸町▽7日 宮城県女川町、仙台市▽8日 宮城県山元町、福島県新地町。 

2011年5月19日木曜日

「冷やかしの人は邪魔」=被災地視察に不快感も―福島・相馬市長

ごもっとも。働かない人は行かないでもらいたいです。

福島県相馬市の立谷秀清市長は19日午後、自民党本部で開かれた会合で、政府の東日本大震災復興構想会議のメンバーや学者らが被災地を視察していることについて「冷やかしに来る人は邪魔なだけだ。われわれがしてほしいことをやってくれる人が一番いい」と語った。また、「学者もいっぱい来て、愚にもつかないご提案をしていく。非常に迷惑だ」と不快感を示した。 

コピー機時間制限や半ドンも…自治体の節電対策着々

必要最低限の仕事しかしない公務員もいるから、ばんばん節電して!!

 全国の自治体でも独自に節電実験の実施や節電対策などを打ち出し、夏場への備えを着々と進めている。

 埼玉県は19日、節電で職員の業務遂行にどのような問題点があるかを検証するため、県庁舎内の照明とパソコン、コピー機の使用を1時間ずつ抑制する実験を行った。午前10時からの1時間は照明の半分を消灯し、午後2時からは各部局などにあるパソコンの使用可能台数も半分に抑えた。さらに、午後3時からは庁内すべてのコピー機の使用を完全に停止した。

 県によると、この日は晴天のため、消灯による支障はほぼなかったが、パソコンの使用については職員から「大切な仕事で使えず困った」などの声が複数上がったという。県ではこの日の検証を踏まえ、夏場の電力の消費計画を策定する。

 神奈川県海老名市は7~9月、比較的来庁者の少ない毎週水曜日の午後、市役所本庁舎を閉庁することを決めた。代わりに土曜日午前に開庁する。同市によると夏の平日の電力消費量は1日当たり8千~9千キロワットで、半日閉庁により約2700キロワットを節約できる見込み。同市では20%の節電を目標としており、公共施設全体で約1300万円の経費節減になるという。

 関西電力管内の大阪市交通局では、政府などからの節電要請を受けた場合に備え、地下鉄の「間引き運転」のシミュレーションを始めた。市営地下鉄など9路線について、10~20%の節電に必要なダイヤを試算。市交通局は「万一、計画停電などが決まった場合などに対応するための準備」と話しており、実際に実施するかは現時点では未定という。

 試算は1日約120万人が利用する御堂筋線では朝のラッシュ時のダイヤを、より本数の少ない夕方のラッシュ時のダイヤに変更することで10%削減、休日ダイヤに変更すれば20%削減が達成できるとしている。

 愛知県知立(ちりゅう)市では市役所南側にゴーヤの苗42本を植えた。つるを窓やベランダにカーテンのようにはわせ、日光を遮る「緑のカーテン」とすることで、室内温度の上昇を防ぐことが目的だ。

 軽装で暑さをしのぐクールビズも各自治体で前倒しして実施され、群馬県桐生市では職員のポロシャツ着用を初めて認めたほか、神奈川県茅ケ崎市では、例年週2回認めていたアロハシャツの着用を連日認めている。

<国民生活センター>放射能便乗商法1400件 手口も多様

不安な心理にうまくつけこんだ商売ですよね。許せません。
 東日本大震災による福島第1原発事故以降、放射能汚染への不安に便乗した商法が全国で相次ぎ、国民生活センターへの相談が事故発生から2カ月余りで1400件を突破した。放射性物質の除去や被ばくの低減をうたった健康食品や浄水器の他、架空の未公開株や社債の売り付けまで手口はさまざま。トラブルも少なくないといい、同センターは注意を呼び掛けている。

 同センターによると、インターネットを中心に事故後、商品の宣伝が急増。「酵母を使った健康食品に、被ばく低減効果があるのか」「浄水器で本当に放射能を除去できるのか」などの相談が寄せられた。浄水器の中には効果が科学的に証明されていないのに約25万円するものもあった。

 チェルノブイリ事故(86年)の際、放射線による急性中毒を防いだとされる砂糖玉を紹介するサイトも登場した。直径数ミリでボトルに入っており、約30粒で580円。原材料名は「砂糖」とだけ記載され、サイトを運営する民間団体は「意図の分からぬ取材には答えられない」と話した。

 同センターへの相談・苦情は16日現在で計1413件。代替医療や疑似科学の問題に詳しい菊池誠・大阪大教授は「ありもしない効果に頼り、有効な医療を受けたり対策をとったりする機会を失うなら大きな問題だ。実態以上に危険をあおるのが怪しい健康商売の常とう手段。伝聞を信じないよう心がけて」と話す。

 ◇「劇場型」が特徴

 震災に絡んで、飲み水や自然エネルギーに携わる業者を装って架空の未公開株や社債を売りつける悪質商法の被害も目立ち、相談は4月末までに約50件を数えた。勧誘前後に社債などの買い取りを打診する電話が入るのが共通の手口だ。

 国民生活センターなどによると、京都府京丹後市の無職女性(70)は3月中旬、東北地方の水源地を所有する会社を名乗る男から「震災で水が不足しているので年6~8%の高配当が得られる」と勧誘され計2620万円を送金。首都圏の50代男性は4月、精製水販売業者と称する男から「安全な水の需要が高まっている」と社債購入を勧められ1300万円を振り込んだ。

 いずれも勧誘前後に「(社債などを)3倍以上で買い取る」などと買い取り業者を名乗る電話を受けていた。神戸先物・証券被害研究会の村上英樹弁護士(35)は「勧誘と買い取りの2役が登場して、投資の信用性を印象づける『劇場型』が特徴」と指摘。最近は「風力発電の会社を設立する」と脱原発を掲げて勧誘する手口も確認されており、同弁護士は「相手の社名の確認を」と促している。

2011年5月18日水曜日

震災でアニメイベント中止 石原都知事「ざまあみろ」

公人が、こういう発言はよくないんじゃないんですかねー。

 東京都の青少年健全育成条例の改正案に漫画家や出版社が「表現の萎縮を招く」などとして反発し、石原慎太郎都知事が実行委員会を務める「東京国際アニメフェア」への出展を取りやめた問題に絡んで、石原知事が過激な発言をした。

 漫画家や出版社側が「アニメフェア」に対抗して開催を計画していたイベントが東日本大震災で中止になったことについて「ざまあみろ」と述べたものだ。後に撤回・謝罪に追い込まれた「天罰」発言と同様、震災発生を肯定的にとらえているともとられかねない発言だ。

■「エロマンガって言うのを読んだことがあるんですか」

 発言が飛び出したのは、動画投稿サイト「ニコニコ生放送」の新番組「田原総一朗 談論爆発!」。2011年5月17日夕方の初回放送で、石原氏がゲストとして約1時間にわたって登場。延べ2万5000人が視聴し、約4万6000件のコメントが寄せられた。

 条例案に対する一連の批判について、石原氏は

  「その連中に聞きたいんだけどね、僕らが対象にしているね、エロマンガって言うのを読んだことがあるんですか。自分で読んでみなさいって」

と、成人向けマンガの内容を批判。その上で、

  「まあ、それは目をつぶってやろうと。ただ、その本をね、子どもの手の届くところに置くなっていう条例を作ったわけ。なんでこれが言論統制なの」

と、条例案への批判は当たらないとの見方を示した。

 田原氏が、

  「例えば大人の本でも、ヌードが多い本なんかは、ビニールで囲ってある。その程度のことをやれってことでしょ?」

と同調すると、石原氏は「そうですよ」と応じた。さらに田原氏は、石原氏の過去の作品について

  「全部レイプなんだよ。しかも集団暴行。『そんなこと書いてたのが何を言うか』って思ってた」

とも指摘した。

■条例改正案には、角川書店などが激しく反発

 これに対して、石原氏は特段の反応は示さなかったものの、条例案に対する反発が起こった時期のことを振り返って、

  「大きな出版社までが何を被害妄想かなんか知らんけどね、アニメフェアやったらね『あんなとこ行かない。おれたちは幕張でやる』って言ったらね、震災が来てね両方ともパーになった。ざまあみろってんだよ」

と発言した。

 条例改正案をめぐっては、角川書店などが激しく反発。2011年3月下旬に東京ビッグサイト(東京都江東区)で予定されていた「東京国際アニメフェア」(実行委員長: 石原都知事)への出展をとりやめ、対抗する形で同時期に「アニメコンテンツエキスポ」を幕張メッセ(千葉市美浜区)で開くことを表明していた。結果的には両イベントともに東日本大震災の影響で中止された。

放射性セシウム閉じこめ材料の開発に成功 物質・材料研究機構

早く、使ってください!!なんでもいいから!

 東京電力福島第1原発事故で高濃度の放射性汚染水が海水などに流出している問題で、独立行政法人物質・材料研究機構(茨城県つくば市)は18日、放射性セシウム137を吸収し安定的に閉じこめる材料の開発に成功したと発表した。

 放射性セシウム137は半減期が30年と、比較的長く水に溶けやすいため、安定した固体化合物に吸蔵して地下深くに埋設・貯蔵することが環境への拡散を防ぐのに有効とされている。

 同機構の阿部英樹主幹研究員らのグループは、酸化チタンとセシウムを液体状の酸化モリブデンに溶かし電気分解した。その結果、結晶化した酸化チタンは1立方センチ当たり1グラムのセシウム137を取り込み、ほとんど溶出しないことを確認した。角砂糖サイズの酸化チタンで、1立方センチ当たり3万7千ベクレルの放射性汚染水87トン分のセシウムを閉じ込められる。

 福島第1原発事故では原子炉や燃料貯蔵プールの冷却のため注入された水が高濃度の放射性汚染水となって漏れ、事故対策統合本部では放射性物質を吸着する「ゼオライト」という物質を使って放射性セシウムを除去している。

 阿部主幹研究員は「ゼオライトなどをどのように運び、濃縮するかなどの課題はあるが、セシウムを処分する最後の段階で役立つ技術」としている。

パナソニック パソコン向け節電ソフト無償提供 夜間に充電、昼間使用

これはいいですね。オフィスのノートパソコンは、コンセントつなぎっぱなしのことが多いですしね。

 パナソニックは18日、夜間に充電した電力を使って昼間にパソコンを稼働させるソフトを27日から順次、無償で提供すると発表した。東日本大震災に伴う夏場の電力不足対策として、昼間帯に節電する。

 電力需要の少ない夜間電力を自動的にバッテリーに充電し、昼間に稼働させる「ピークシフト」と呼ばれる機能で、専用のソフトをダウンロードする。一部機種をのぞく平成22年春モデル以降の同社のノートパソコンに対応している。

 バッテリーに充電した電力で駆動する時間帯や曜日は選択できる。また、パソコンを充電できない場所に持ち出す時にバッテリー残量が少なくて作業に支障がでないよう、任意で設定した値(25~75%)より残量が少なくなった場合は、自動的に充電を始める。

2011年5月17日火曜日

警察署内で大暴れ、DV女を逮捕 京都

女は強し、にも程がある!!

 警察署内でソファのいすを振り上げて電気メーターを壊したとして、京都府警西京署は17日、器物損壊容疑で滋賀県近江八幡市緑町、無職、宮本真弓容疑者(38)を現行犯逮捕した。

 同署によると、京都市西京区内に住む元夫が宮本容疑者から暴力を受けたとして110番し、2人で同署を訪れていたが、宮本容疑者は事情聴取後、元夫のいる部屋に行こうとして署員に制止され、腹を立てたという。

主婦年金 追納10年に延長 救済案に合意…厚労省審議会

なんでこんな問題が起こるんですかね。しっかり仕事しろ!!

 専業主婦ら第3号被保険者(3号)の年金切り替え漏れ問題で、厚生労働相の諮問機関、社会保障審議会の特別部会は17日、新たな救済策に関する報告書案を大筋で合意した。過去にさかのぼって保険料を納められる期限(現行2年)を10年まで延長する「特例追納」を認めることや、追納がなければ既に年金を受給している人に対しても時効にかからない過去5年分の過払い年金の返還請求と、今後の給付減額に踏み切ることが柱だ。

 厚労省は国民年金法改正案に盛り込み、今国会に3年の時限立法で提出する。自民、公明両党は基本的に賛成するとみられ、同法案は成立する見通し。

 切り替え漏れ期間について、報告書は年金の加入期間に算入する一方、年金額には反映させない「特例カラ期間」にすべきだとした。追納に関し、同省は当初届け出漏れ時点までさかのぼれる案を示したが、国会で審議中の一般未納者の追納期間を10年に延長する国民年金法改正案との整合性や、自公が同法案修正に合意した点を考慮し、「直近10年」とした。

 一方、年金受給者への対応では、「若年世代の年金不信」を理由に、年金の返還・減額を明記。年齢にかかわらず50~60歳の間の未納を追納できるが、追納がなければ民主党は「返還・減額の合計を基礎年金受給額の1割程度」とする意向で、厚労省も踏襲する方針。

 3号の人は扶養を外れると、自営業者らの1号被保険者(1号)に切り替える必要がある。厚労省の推計では、切り替え漏れがある人は97万4000人、受給者の切り替え漏れ期間は平均6.8カ月。【

<福島第1原発>今後の工程表を決定 「国策で被害」明記

認めましたね、しっかり補償を!!

 政府は17日、首相官邸で原子力災害対策本部(本部長・菅直人首相)を開き、福島第1原発事故による被災者支援の基本方針と、今後の取り組みの工程表を決定した。基本方針では被災者を「国策による被害者」と位置づけ、「最後の最後まで国が責任を持って対応する」と明記。工程表では8月前半までに1万5200戸の仮設住宅を完成させるなどとしている。また、原発事故を担当する細野豪志首相補佐官は同日の会見で、事故の状況に合わせて工程表を毎月改定する考えを示した。

2011年5月16日月曜日

一足早く夏気分 兵庫・朝来市のホテルでビヤガーデンオープン

もう、そんな時期なのですね。今までのお酒よりも、飲めるありがたさが身にしみますね・・・

 朝来市和田山町玉置の「ホテルサンルート和田山」で16日夕、恒例の屋上ビアガーデンがオープンした。待ちわびた予約客らが早速訪れ、一足早い“夏気分”を満喫していた。

 神戸海洋気象台によると、この日の市内の最高気温は6月上旬並みの25・5度。夕方は雲が広がり、涼しいくらいだったが、開店直後から仕事帰りの会社員らで盛況。ジョッキを手に勢いよく「カンパーイ!」と、開放感に浸りながら、おいしそうにビールを飲み干していた。

 知人らと初めて訪れた養父市八鹿町の会社員、谷耕太郎さん(27)は「仕事の後の一杯は最高。とてもおいしい」と上機嫌だった。

<舞鶴女子高生殺害>18日に判決 状況証拠から死刑求刑

正しい判決が下ることを望みます。真偽は、当事者のみが知るのでしょうか?

 京都府舞鶴市で08年に府立高1年の女子生徒が殺害された事件で、殺人と強制わいせつ致死の罪に問われた中勝美(なか・かつみ)被告(62)に対する判決が18日午後3時、京都地裁で言い渡される。別の窃盗容疑で逮捕され、起訴直後に府警が殺人などの容疑で自宅に家宅捜索に入るなど異例の展開をたどったが、被告と事件を結びつける直接的証拠はないままだ。検察側は状況証拠を積み重ねて死刑を求刑し、被告側は無罪を主張している。

 事件発生から約半年後の08年11月15日、府警は中被告をさい銭などの窃盗容疑で逮捕。起訴2日後の同28日、弁護人立ち会いの下、6日間連続で殺人・死体遺棄容疑で自宅を家宅捜索した。物証は見つからなかったが09年4月、府警は殺人などの容疑で逮捕。裁判員制度が始まる約1カ月前に起訴された。

 検察側の立証のよりどころは▽現場から約300メートル離れた地点で「被告に似た男が若い女性といるのを見た」とする目撃証言▽男女とみられる2人が映った現場近くの防犯ビデオの画像について、「被告に極めて似ている」とする鑑定▽「知人が被害者のポーチや化粧品を捨てるのを見た」と被告が遺留品の詳細を供述したこと--の3点。

 落ち度のない少女をわいせつ目的で襲ったという動機▽鈍器でめった打ちにし、遺体を埋めるなどした手口▽更生可能性▽遺族感情--などから「被害者が1人でも死刑を回避する事情にはならない」として極刑を求めた。

 弁護側は、目撃証言やビデオ画像の鑑定の信用性を全面的に争い、被害者の遺留品に関して「検察官は実際の遺留品に合致する供述だけを調書にしている」などと反論。「状況証拠の中に被告が犯人でなければ説明できない事実はない」と無罪を主張している。

茨城の生茶葉も規制値超セシウム…出荷自粛要請

茶葉で検出されて、お茶では検出されない・・・なんで?頭の悪い私には分かりません・・・

 茨城県は16日、大子町と境町産の生茶葉から、暫定規制値を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。

 県は両町などに対し、今年産の茶葉の出荷自粛を要請。ただ、製茶した茶葉から抽出したお茶は、飲料水の暫定規制値を下回っており、県は「お茶で飲む場合は大きな問題はないと考えられる」としている。

 県は、厚生労働省の依頼で調査を実施。14日に大子町で採取した生茶葉からは1キロあたり570ベクレル(暫定規制値500ベクレル)の放射性セシウムを、15日に境町で採取した生茶葉からも894ベクレルのセシウムを検出した。

2011年5月15日日曜日

阿蘇中岳第1火口、ごく小規模な噴火

3・11の地震で、地殻が変化したみたいですからね。気をつけましょう!

福岡管区気象台は15日、熊本県の阿蘇中岳(1506メートル)第1火口がごく小規模な噴火をしたと発表した。

 中岳の噴火は約2年3か月ぶり。同気象台職員が15日午前、火口から北東に約2キロ離れた阿蘇市・仙酔峡の駐車場でごく少量の降灰を確認した。噴火の時刻はわかっていない。

神戸まつり パレードで被災地にエール

神戸のように、力強く復興を!!

 神戸の初夏を彩る「神戸まつり」は最終日の15日、約6千人がサンバなどを披露してパレード、東日本大震災の被災地にエールを送った。

 阪神大震災から復興した神戸から被災地を励まそうと、今年のキャッチフレーズは「神戸から愛と元気を」。会場では被災地の名産品も販売された。

 パレードに参加した仙台市の伊藤敬幹副市長は「にぎやかに復興した神戸を見習い、私たちも復興に向けて力強く歩を進めていきたい」と話した。

早い段階でメルトダウン 1号機の冠水「断念」、汚染水の循環にも難問

発表がされるようになってきましたね。リアルタイムの情報を!!

 福島第1原発1号機の原子炉建屋地下にたまっているのが発見された約3千トンの水。東京電力は、原子炉からの漏水によるものとして、格納容器ごと水で満たして核燃料を冷やす冠水(水棺)作業を「断念」し、工程表見直しへの影響は避けられない情勢だ。たまり水の外部拡散を防ぐためにも、原子炉に再び循環させるルートを模索するが、高い放射線量が障害になり、工事は難航が予想される。(原子力取材班)

 「格納容器やそれにつながる圧力抑制室から漏れた水がたまったとみられる」

 東電が14日に発表した、新たなたまり水の存在は、それまでの冠水作業が「夢物語だった」(東電関係者)ことを示した。

 4月17日に公表した工程表では、3カ月後までに1、3号機の冠水を完了させる予定だったが、「トップランナー」(原子力安全・保安院の西山英彦審議官)の1号機の頓挫で、計画は暗礁に乗り上げた。

 東電は、1号機炉心に1万トン以上を注水したが、少なくとも3千トン近くが行方不明になっており、格納容器から漏れて地下にたまったとみる。

 このまま冠水を続けてもたまり水が増え、原子炉建屋外に漏れ出す危険性が高まることから、東電は、このたまり水や格納容器に残る水を圧力容器に循環させて「再利用」する方法を検討している。

 だが、1号機は津波到達後の比較的早い段階で「炉心溶融(メルトダウン)」したとみられ、地下のたまり水は高い放射線量が予想される。東電も「循環し続けるだけでは核燃料に触れるたびに放射能が強まるため、浄化処理をした上で原子炉に戻さざるを得ない」としており、新たな設備が必要になる。

 一方、原子炉建屋1階では毎時2千ミリシーベルトという極めて強い放射線を観測している。新たな設備や配管を設置する作業は遠隔操作のロボットでは難しく、現場で資材の組み立て、溶接などに当たる作業員の被曝(ひばく)対策を迫られるのは必至だ。

 こうした作業を進める間も、注水による原子炉冷却を止めるわけにはいかず、たまり水が増える危険性は消えない。

 日本原子力学会の沢田隆副会長(原子力安全工学)は「たまり水は原子炉建屋に隣接するタービン建屋に一部流れ込んだ可能性がある。早期に作業を進めないと海などへ汚染が拡大し、さらなる問題が生じかねない。時間との闘いになっている」と指摘している。

2011年5月14日土曜日

原発作業員、汗だく防護服で3時間・水飲めず

まだ、現場での環境は悪いんですね・・・ケアを厚くしてください!


 福島第一原子力発電所で事故後、作業中に初めて死者が出た。

 14日に亡くなった60歳代の協力企業の男性の死因は、わかっていないものの、放射線量を気にしながらの防護服での作業は、身体的、精神的な負担も大きく、作業員に不安が広がっている。

 「いくら安全と説明されても、怖いものは怖い。目の前の原発が爆発するかもしれない」。先月上旬から汚染水をためる大型タンクを作っている30歳代の作業員男性は、不安を隠さない。

 作業時間は1日3時間だが、防護服は蒸し暑く、作業後、全身が汗だくになる。作業中に線量計の警報音が鳴っても3時間はきっちり働かされ、「ストレスで寝付きが悪くなった」。

 3月下旬から約1か月間、同原発で作業に当たった20歳代の男性作業員は「防護服での作業は飲み食いできない上、トイレにもいけない。夏までには何か対策を考えないと作業にならない」と語った。

原発作業員死亡、放射能被害か確認を…首相

しっかり確認して、結果を正しく発表してください!

 菅首相は14日、東京電力福島第一原子力発電所で作業していた男性作業員が死亡したことについて、「本当に気の毒に思っている。原因が放射能被害かどうか、しっかりと確かめてもらいたい」と述べた。

 首相官邸で記者団の質問に答えた。

作業進行、さらに厳しく=1号機汚染水、処理は未定―工程表に影響も・福島原発

どうなってしまうのでしょうか・・・悪い情報ばかりが入ってきますね・・・

 福島第1原発1号機の原子炉建屋地下で新たに見つかった大量の汚染水。1号機では核燃料が溶け落ち、格納容器からの水漏れが指摘されるが、今回の発見はこれを裏付けるとともに、格納容器を水で満たす冠水(水棺)作業の遅れを決定付けた形だ。東電は水量や放射能濃度を調べるが、処理方法によっては、17日に更新版を公表する工程表のさらなる遅れも懸念される。
 東電によると、この汚染水は作業員による目視で約3000トンと推定されている。放射線量は不明だが、付近では毎時72ミリシーベルトの高い線量を計測。格納容器から漏れたことを合わせると、高濃度の可能性が大きい。
 1号機では原子炉建屋とタービン建屋は配管やケーブルでつながっている。ただ、タービン建屋の地下水上昇はなく、汚染水は原子炉建屋内にとどまるとみられる。
 経済産業省原子力安全・保安院は「地下水が本当に格納容器から来たかは分からない」(西山英彦審議官)と慎重な姿勢。東電も「地下への立ち入り作業はなく、影響はない」とした。
 ただ、今後の水位や濃度によっては、2号機のタービン建屋地下水のような移送作業もあり得る。東電などは17日、原子炉安定に向けた工程表の更新版を公表するが、今回の汚染水発覚でずれ込みは避けられない状況だ。

2011年5月11日水曜日

男児が拾った「手榴弾」は防犯ロックでした 福岡・飯塚、一時は避難騒ぎ

 福岡県飯塚市平恒の田んぼで小学生が見つけた手榴弾(しゅりゅうだん)のようなものは、手榴弾を模したバイク用の防犯ロック(錠)だったことが11日、陸上自衛隊などの調べで分かった。同県警に届けられた際は泥などが付着し、本物の手榴弾か即座に識別できなかったという。
オソロシイ!!手榴弾じゃなくてよかったですね。

 陸自や同県警によると、飯塚市で見つかったのは、バイクの盗難防止用として市販されているロックで、縦6・5センチ、横4・4センチ。手榴弾に似た楕円(だえん)形をしていた。陸自の鑑定で雷管や火薬などがないことも確認された。

 9日午後、田んぼの近くに住む小学4年の男児(9)が見つけ、父親と一緒に近くの交番に届け出た。同県警は機動隊の爆発物処理班を出動させ、交番周辺を通行止めにして住民に避難を呼びかけるなど一時騒然となった。

 同県内では発砲のほか、手榴弾が財界人宅に投げ込まれたり、路上に置かれたりする事件が続発。同県警はホームページで手榴弾のようなものを見つけた場合、「絶対に踏んだり、触ったり、蹴飛ばしたりしない」「早急に離れる」と注意を呼びかけている。

南足柄の茶葉から規制超セシウム、出荷自粛要請

葉物で、そのまま飲むわけですから、しっかりと出荷制限を!

 神奈川県は11日、南足柄市の茶畑で採取した生茶葉から、厚生労働省の暫定規制値を上回る放射性セシウムが検出されたと発表した。

 同省監視安全課は「福島第一原発事故の影響以外、原因は考えにくい」としている。

 県によると、9日に採取した茶葉を都内の民間機関で検査した結果、放射性セシウム134と同137の合計値が1回目に550ベクレル、2回目に570ベクレル検出され、ともに暫定規制値(1キロ・グラムあたり500ベクレル)を上回った。

 県は健康への影響について、「早急に専門家の見解を求めたい」としている。

 神奈川県内では17市町村で茶葉を生産し、「県農協茶業センター」(山北町)を通じて直売所などで販売している。県は11日、同センターなどに対し、すべての商品の回収や新規出荷の自粛を要請。残る16市町村の茶葉についても検査を始めた。

震災から2カ月、骨組みだけ残った庁舎に国旗 南三陸 

復興には、まだまだ長い道のりが・・・負けずに、進みましょう。

 東日本大震災の発生から2カ月を迎えた11日、大津波の被害で骨組みだけが残る宮城県南三陸町の防災対策庁舎前には、手向けられたたくさんの花とともに国旗がはためいていた。津波が来る直前まで避難を呼びかけ、死亡した同町職員の遠藤未希さんはこの庁舎2階から防災放送を続けた。国旗には「WE STAND」「ひとりじゃない」などの言葉が書き込まれている。

2011年5月10日火曜日

首相に続き、海江田経産相も給与とボーナス返上

きちっと働いてくれる人に、税金が使われても文句はいいませんよ!

 海江田経済産業相も10日夜、大臣としての給与とボーナスを当分の間、全額返上することを明らかにした。経産相は「原子力の責任者として前から考えていた」と説明した。

<福島第1原発>工程表見直しへ 冷温停止へ課題山積

日本の未来のためにも、少しでも早く安定状態に持ち込んでほしいですね・・・

東京電力福島第1原発が東日本大震災で被災して11日で2カ月。政府と東電は先月17日に示した工程表に沿って、6~9カ月以内に原子炉内の温度を100度以下の「冷温停止」にするとの目標を掲げているが、克服すべき多くの課題がある。細野豪志首相補佐官は「事態は少しずつ進展しているが、全体としては引き続き目を離すことはできない」としており、発表から1カ月となる17日には工程表を見直す方針だ。

 作業が最も進んでいるのは1号機だ。10日には原子炉圧力容器の水位計が動作するよう調節する作業が完了。11日には格納容器の圧力計を調節する。原子炉を安定的に冷やすための循環型冷却システム設置準備も進んでいる。

 だが、課題もある。原子炉建屋内の一部で9日、1時間当たり600~700ミリシーベルトもの高い放射線量を測定。作業計画の見直しを迫られる恐れもある。

 2号機では、タービン建屋の地下などにたまっている高レベルの放射能汚染水が問題だ。汚染水の移送作業を続けているが、思ったほど水位が下がっていない。原子炉建屋内の湿度が高いことも課題になりそうだ。

 最も破損が大きい3号機では、圧力容器内の温度が下がりきっていない。注水量を増やしたが、効果が十分に得られていない。4号機は、爆発で原子炉建屋が大破した。東電はプールの健全性を確保するため、プールを下から支える構造物を設置する。

 日本記者クラブで10日、講演した松浦祥次郎・元原子力安全委員長は、夏場に密封性の高い防護服での作業は、熱中症になる恐れがあると指摘。長期化に対応するため、作業環境の改善と医療体制の充実が急務と指摘した。

 福島第1原発からの放射性物質の放出も続き、福島県内の土壌に放射性物質が蓄積することによる、影響の長期化が懸念される。

 ◇北西側地域の土壌、避難レベル超す

 文部科学省は4月、米エネルギー省と共同で航空機を使ってセシウム137(半減期約30年)の土壌蓄積量を調べたところ、原発の北西方向にあたる同県浪江町、双葉町、南相馬市、飯舘村、葛尾村などで、1平方メートルあたり300万~1470万ベクレルに達した。旧ソ連のチェルノブイリ原発事故(86年)で、住民避難の判断基準とされた1平方メートルあたり55万ベクレル以上という数値を大幅に上回った。

 今回の事故による避難地域は、国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告をもとに、空間線量が年20ミリシーベルトという数値を基準としたため、蓄積が多くても避難対象ではない地域がある。

 文科省は「土壌の放射性物質が、すぐ体内に入るわけではない。測定場所によって濃度も異なる」と説明する。一方、今後の住民の帰宅や農業の可否の判断にあたり、土壌の汚染度が議論になる可能性がある。

 名古屋大大学院の山沢(やまざわ)弘実教授(環境放射能)は「土壌汚染は、土に付着するセシウムから出るガンマ線による外部被ばくが問題」と指摘、放射線量低減には土の入れ替えが有効と提案する。

 またガンマ線は土の中を通りにくい性質があるため、「同じ場所で土を上下で入れ替えることも効果がある。空間中の放射線量をできるだけ低く抑えることが大切だ」と話す。

iPhone、使わなくても通信料うなぎ上り 総務省が行政指導

自動通信って、位置情報でしょうかね?なんにせよ、しっかり原因解明してほしいですね。

 総務省は10日、ソフトバンクモバイル(SBM)のスマートフォン(高機能携帯電話)「アイフォーン」について、利用しなくても通信が自動的に行われ、パケット通信料が発生していたとして、SBMに原因究明と広告表示の適正化を求める行政指導を行った。ソフトバンクは同日、おわびをホームページ上に掲載、一部の利用者にパケット通信の下限額を1カ月間無料とする措置を発表した。

 適正化の指導を受けたのは、パケット通信料に上限と下限を設ける「2段階パケット定額プラン」。総務省が今年2月、アイフォーン4台で調べたところ、初期設定のまま一切使用しなかったにもかかわらず、3台で料金が上限の4410円に達した。残る1台も料金の下限(1029円)を上回り、3000円台後半だったという。

 SBMは、定額プランの広告に自動通信でパケット通信料が発生することを明記しておらず、総務省は「広告表示が不適正で、利用者の利益を不当に害する恐れがある」と問題視。自動通信が発生する原因を6月までに究明するとともに、広告を改善するよう指導した。

 一方、SBMも同様の試験を行い、自動通信によってパケット通信料が上限に達することを確認。4月から広告で告知を始めたが、それ以前の利用者には「告知していなかった」としておわびした。

 自動的にデータ通信が行われる理由は「不明」とし、製造元の米アップルと調査しているという。

 総務省とSBMには昨年、「携帯電話回線を利用していないのにパケット料金が課金された」といった趣旨の相談が数件寄せられていたという。

2011年5月8日日曜日

惨事ストレス限界 長引く遺体捜索、自衛官らPTSD懸念

人手が足りなくなると大変ですね。しっかり、交代制を取らないと・・・


東日本大震災で被災地に派遣され、遺体の捜索・収容に当たっている自衛隊員や警察官、海上保安官らの「惨事ストレス」が問題となっている。過酷な作業が長期化するのに伴い、心的外傷後ストレス障害(PTSD)発症の懸念が増しているほか、“奇行”に走るケースすらあり、関係機関は対策に乗り出した。

 「もう限界です。家に帰していただけませんか」

 西日本の陸上自衛隊の部隊に所属し、遺体の捜索を続ける30代の男性自衛官のもとには、部下からこんな訴えが寄せられている。

 震災直後に被災地に入り、数十人の遺体を収容した。がれきの下から傷だらけの若い女性と幼い子供を発見した日には「もしこれが自分の妻と子だったら…」と、夜になってうなされた部下もいたという。

 防衛省によると、自衛隊では米軍や警察などとの合同捜索も含め、これまでに計約9200人の遺体を収容。今も遺体は発見され続けており、肉体的な疲労に加えて、損傷のひどい遺体を扱う精神的なストレスは日に日に増している。

 こうした影響からか、一部には常軌を逸した行動を取る者も出ている。

 宮城県沖で遺体の収容作業を終えて通常業務に戻った海上自衛隊横須賀基地所属の3等海曹(31)は3月20日、レンタルビデオ店で下半身を露出し公然わいせつ容疑で現行犯逮捕された。再び被災地での活動が決まっており、「また行くのが嫌だった。捕まれば行かなくてすむと思った」などと供述したという。

 こうした例は極端だが、「活動で受けた精神的ショックから強い不安感を覚えて日常生活に支障を来す恐れがある」として、防衛省は被災地に派遣された自衛隊員に対して定期的に調査を実施し、健康状態を観察する方針を決めた。

 警察庁も岩手、宮城、福島の3県警の全警察官・警察職員に問診票を配って震災対応後の心身の状態について調査。ストレスが強い職員には臨床心理士による面談を実施するなどの対策に乗り出している。

 がれきが漂う海中の捜索や遺体収容業務に当たる海上保安官らのストレスも大きい。発生から1週間後に海上保安庁が実施したアンケートでは、被災地で業務に従事する潜水士や巡視船艇の乗組員ら計約1600人のうち約1割に「経過観察が必要」とする結果が出たという。

 海保の惨事ストレス対策アドバイザーを務める広川進・大正大准教授(臨床心理学)によると、保安官らからは「涙が止まらない」「現場の光景がフラッシュバックする」といったPTSDに似た症状を訴える声もあった。広川准教授は「最初の1カ月程度は使命感と興奮状態の中で業務に没頭するが、作業の長期化が予測されるこれからが一番危険。まとまった休息をとって頭のスイッチを強制的にオフにするなど、十分なケアが必要」と指摘している。

海水からストロンチウム検出=15キロ沖も、濃度限度未満―福島第1

この先、生物濃縮が起こらないか心配ですね・・・




福島第1原発事故で、東京電力は8日、沿岸部と沖合の海水サンプリング調査で、放射性ストロンチウム89と90が検出されたと発表した。濃度は国の規則で定められた限度の約8分の1~3分の1で、事故の影響とみられる。
 海水は先月18日に第1原発の放水口付近や、第1、2原発の15キロ沖で採取された。濃度はストロンチウム89が1立方センチ当たり0.035~0.069ベクレル、90が同0.0046~0.0093ベクレルだった。濃度限度はストロンチウム89が同0.3ベクレル、90が同0.03ベクレル。

福島原発 防災計画、50キロ圏避難なら全国1200万人

安全な原発運営をしてもらいたいですし、ゆくゆくは脱原発ですね。


  国内全17カ所の原発で東京電力福島第1原発級の事故が起きると想定して防災計画を見直す場合、避難を検討する対象人口が大幅に増えるとの試算を谷謙二・埼玉大准教授(人文地理学)がまとめた。現在、国や自治体の防災計画の対象は「半径10キロ圏内」だが、福島原発事故では約47キロ離れた福島県飯舘村が全員避難を前提とした「計画的避難区域」に指定された。全国の原発の地元では今後、防災態勢の充実が急務となる。仮に範囲を「50キロ圏内」に拡大すると、対象は全国で1200万人を超え、避難場所や非常用食料の確保などコストを伴う課題も予想される。

 国は内閣府原子力安全委員会が定めた防災指針に基づき、原発からおおむね10キロ圏内を「防災対策を重点的に充実すべき地域の範囲」(EPZ)と定めている。自治体もそれに沿って原子力防災計画を立て、住民への周知や避難場所の確保、被ばくを抑えるヨウ素剤備蓄などを進め、避難訓練も実施してきた。

 ところが福島第1の事故の場合、政府は事故翌日の3月12日に20キロ圏内を「避難指示区域」に指定。4月には「警戒区域」に切り替える一方、最大47キロ離れた飯舘村などを「計画的避難区域」に指定して避難を呼び掛けている。放射性物質が長期間、大規模に漏れる事故は従来想定されなかったため、全国的にも原発10キロ以遠の正確な人口を把握していない自治体が多い。

 谷准教授は、05年国勢調査の人口データに基づき、原発周辺の人口を500メートル四方ごとに集計、各原発からの距離別に算出した。その結果、現行の「10キロ圏内」に居住する全人口は合計71万人(推計)だが、「50キロ圏内」では1207万人(425万世帯)と17倍にふくれ上がった。

 50キロ圏の人口が最多だったのは中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)で約214万人。10キロ圏内人口は約7万5000人だが、20キロ圏内は約21万5000人。50キロ圏内では県内最大の人口を抱える浜松市の中心部(約40キロ)や静岡市中心部(約50キロ)が含まれるため急増する。同様に、水戸市中心部が20キロ圏内にある日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)が約149万人(10キロ圏は約22万4000人)、40キロ東に福岡市のベッドタウンがある九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)は約148万人(10キロ圏は約2万8000人)などとなった。

 現時点で国がEPZを見直す動きはないが、原発の地元では住民の不安を受け、対象を広げる自治体もある。関西電力高浜原発(福井県高浜町)などに近い京都府は、EPZを独自に「20キロ圏内」に拡大、放射線の観測所を倍増するほか、被ばく医療機関の指定追加も検討している。鳥取県は中国電力島根原発(松江市)の20キロ圏内に境港市、30キロ圏内に米子市が含まれているため、従来の県の防災計画とは別に、原発からの避難に特化した計画を来年1月までにまとめる方針だ。

 防災計画の見直しに伴って、自治体によっては新たに数十万人単位の集団避難先確保や避難訓練の実施を求められることになる。

 ◇EPZ(EmergencyPlanningZone)

 「防災対策を重点的に充実すべき地域の範囲」を意味する英語の頭文字。原子力安全委員会が80年に定めた「防災指針」によると、原発から8~10キロ圏内を指す。米スリーマイル島原発事故(79年)などを考慮し、放射性物質が放出されても累積放射線量が10ミリシーベルトに満たないことを目安に設定された。防災指針は、EPZ内で重点的に資材の準備や通信手段の確保、避難場所や避難経路の明示などを行うよう求めており、各自治体もこれに沿って防災計画を立てている。

2011年5月7日土曜日

焼き肉通は食べない!?ユッケ新鮮だから…は危険

ユッケ好きな人も大勢いますよね。でも、やめておいたほうが懸命ですね。

焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒は拡大の一途をたどっている。4人の死者を出したほか富山、福井、神奈川の各県で死亡者を含め計94人(6日時点)が食中毒の疑いがある。人気のユッケに潜んでいた猛毒の大腸菌、O(オー)111。専門家は「新鮮にみえても菌が付着していれば中毒になる」と警鐘を鳴らしている。

 焼き肉店では定番のユッケ。加熱しない生肉の怖さを改めて思い知らされたが、新鮮ならつい食べたくもなる。だが、新しければ安全というわけではないようだ。

 東京都福祉保健局では「食べ物が新鮮であっても菌が付着していれば(中毒になる)可能性はある」と警告。においやいつもと味が違う…などで容易に判断できるものではなく、加熱をするなどの対処をしない限りは危険という。

 『日本焼肉物語』(知恵の森文庫)などの著書があり、焼き肉に詳しい山梨学院大学の宮塚利雄教授は「生肉は管理が非常に難しいので、私はまず口にしない」と話す。

 「毎年、夏になると必ず食中毒が出るように生肉や内臓の管理は非常に難しい。経営者がテーブルで直々に『これは絶対に安全だから大丈夫』といえば信じないこともないが普段は食べません」

 富山、福井両県警の合同捜査本部は6日、業務上過失致死容疑で「えびす」を展開するフーズ・フォーラス(金沢市)や関係先を家宅捜索した。今後、どのような展開をみせるのか。

 元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士は、フーズ側が刑事責任を認めれば、「1カ月以内に新たな展開があるだろう。逆に認めなければ、慎重に捜査を進めるため、結論が出るまである程度時間がかかる」。今後1カ月がひとつの目安になりそうだ。

 責任を問われるのは店の衛生管理責任者や調理した担当者となるが、勘坂康弘社長ら経営幹部に責任追及が及ぶことも考えられ、「肉の一部がすでに処分されてしまうなど証拠隠滅ともとられかねない行動もあった。これを捜査当局がどうとらえるかが今後の展開を左右する」とみる。

 業務上過失致死傷罪の法廷刑は、5年以下の懲役もしくは禁固または100万円以下の罰金。「複数の死者が出ているため、禁固3年以上の判決が出ることもあり得る」と指摘した。

ため池で男児2人死亡=弟助けようと兄も転落? ―松山

弟思いのお兄ちゃんだったんでしょうね・・・天国で、いつまでも仲良く遊んでください・・・

7日午後0時20分ごろ、松山市窪野町の農業用ため池で子供2人がおぼれたと、近くに住む女性から119番があった。約50分後に同市消防局員が池の底に沈んでいた2人を救助したが、いずれも心肺停止状態で、搬送先の市内の病院で死亡が確認された。
 愛媛県警松山南署によると、死亡したのは近くに住む自営業大西健太さん(36)の長男颯君(8)と次男栖経璃緒君(3)。2人は長女(6)と颯君の友達の4人でため池近くで遊んでいたが、栖経璃緒君が何らかの弾みで池に落ち、助けようとした颯君も転落したとみられるという。

<放射性物質>福島県の累積放射線量を発表 文部科学省

20キロ以上離れたところでも、まだ48マイクロ・・・どうなるんでしょう?

文部科学省が7日発表した福島県の累積放射線量(3月23日~5月6日)は、福島第1原発から北西約31キロの浪江町内で26.22ミリシーベルト、同約33キロの飯舘村内で14.99ミリシーベルトだった。原発から20~66キロの県内50カ所で7日に行ったモニタリングカーの調査では、1時間当たりの大気中放射線量が0.1~48.3マイクロシーベルトだった。

2011年5月6日金曜日

浜岡原発停止「30年以内にM8クラスの地震発生は87%」と首相

大地震が起きる確立が高い地域にある原発ですからね。判断の是非は、これから問われるでしょうが・・・

 菅直人首相は5日の緊急記者会見で、浜岡原発の停止を中部電力に要請した理由について、「この地域では、30年以内にマグニチュード8程度の地震が発生する可能性は87%と極めて高い」と述べた。

東北大で1カ月遅れの入学式 「未来創る覚悟持って」

総長のおっしゃる通りですね!東北の未来を築いてください!

 東日本大震災の影響で延期されていた東北大学(仙台市)の平成23年度入学式が6日、学内の各学部棟で開かれた。学生の安否確認や建物の安全性調査などで約1カ月遅れの開催。期待と不安に胸を膨らませた多くの新入生が、新生活をスタートさせた。

 同大によると、学生2人、新入学予定者1人の計3人が震災で死亡。式では黙祷(もくとう)後、井上明久総長が「悲惨な悲しみの経験を胸に、未来を創る覚悟を持ち、それぞれの専門分野で高い価値観と主体的に行動する力を身につけてほしい」とビデオメッセージを送った。同大は今後、授業料免除や奨学金制度など、被災学生への経済支援を実施する。

 入居物件を探している最中に地震に遭い、仙台市内で5日間の避難所生活を送ったという奥山優花さん(18)=福島県郡山市、法学部=は「避難所での生活を余儀なくされている人の苦しみが痛いほど分かる。自分に何ができるのかを考えながら勉強に励みたい」と話していた。

不明女子高生、遺体で発見=福島第1原発から14キロの沼地-事件の可能性も・県警

震災がなかったら、もっと早く家族の下に帰れたでしょうにね・・・

福島県南相馬市で2月中旬から行方不明になっていた女子高校生の遺体が、福島第1原発から約14キロの沼地で発見されていたことが6日、分かった。状況などから県警南相馬署は、事件に巻き込まれた可能性もあるとみて、交友関係などを調べている。
 同署によると、遺体で見つかったのは南相馬市原町区桜井町、県立相馬農業高校3年清水沙也香さん=当時(18)=。
 清水さんは東日本大震災後の先月18日、同市小高区の沼地で、がれきの下から遺体で発見された。衣服を身に着けておらず所持品もなかった。翌19日に身元不明の遺体として市に引き渡されたが、その後のDNA鑑定の結果で清水さんと判明したという。
 発見場所は福島第1原発から約14キロの海岸近く。死因は不明で、遺体の損傷は津波によるものかどうか分からないという。遺体に刺し傷などはなかった。
 ただ清水さんは2月19日、家族に「男友達と会ってくる」と言って自宅を出たまま帰宅しておらず、同月25日には20代の知人男性が首をつって死亡しているのが発見された。男性の全焼した車もこの2日前に見つかっている。

2011年5月5日木曜日

長野・栄村を視察=信越地震「怖さ実感」―仙谷副長官

東北地方にばかり関心が行ってしまいますが、信越と静岡でも、大きな地震があったんですよね。支援が必要ですよね。

仙谷由人官房副長官は5日、3月12日未明の信越地震で大きな被害を受けた長野県栄村などを視察した。訪問先で仙谷氏は「雪が地震とともに複合的に災害の原因となる怖さを改めて実感した」「国は(信越地震も)忘れていない」と記者団に述べ、支援に全力を挙げる考えを強調した。
 仙谷氏は避難所となっている栄村役場で、島田茂樹村長らと意見交換。同村では現在も役場を含む2カ所で約60人が避難生活を強いられているが、東日本大震災と発生が重なったため、世間の関心は薄れがちで、地元からは政府の支援を求める声が上がっていた。
 この後、仙谷氏は、栄村に隣接し、同じく被害を受けた新潟県の十日町市と津南町も訪問。泉田裕彦新潟県知事らと復旧対策について意見を交わした。 

北、拉致被害者の何人か殺害…斎木発言と米報道

殺害、ですか・・・寿命を全うされたのならまだしも、殺害されたとしたら、被害者遺族は悔やみきれませんよね・・・

米紙ニューヨーク・タイムズは3日、外務省の斎木昭隆・前アジア大洋州局長(現インド大使)が「北朝鮮は、安否不明の拉致被害者の何人かを殺害していると思う」と発言したとする在日米大使館発の米政府公電を同紙ウェブサイトで公開した。

 内部告発サイト「ウィキリークス」から入手したとしている。

 公電は、斎木氏が局長当時の2009年9月21日付で、キャンベル米国務次官補との同18日の東京での会談を記録したもの。斎木氏は「横田めぐみさんの命運が最大の問題だ。比較的若く、世論は彼女の事件に最も同情的だからだ」と指摘したうえで、「拉致被害者の何人かは生きていると思う」と語ったとしている。

 斎木氏は4日、読売新聞の取材に対し、「発言した事実は全くない」と発言そのものを否定した。そのうえで「全ての拉致被害者は生存していると強く信じており、その前提に立ってこれまでも北朝鮮側と交渉を重ねてきた」と強調した。

トンネル内で23台絡む追突事故、12人けが

トンネルの中で事故だなんて、いやですね。車外で待つのも、排ガスまみれ・・・

 5日午後3時55分頃、北海道旭川市江丹別町の道央道下り線の常磐トンネル内で、乗用車23台がからむ事故があった。

 北海道警旭川機動警察隊によると、この事故で、男女12人が頭や首などを打ち、同市内の病院に運ばれたが、いずれも軽傷とみられる。

 同隊の発表では、先頭で追突事故を起こした乗用車がトンネル内で停止。後方を走っていた乗用車が速度を緩めたため、後続で相次いで追突事故が起こったという。

 現場は片側2車線の直線道路で、路面は乾燥状態だった。事故の影響で、深川インターチェンジ(IC)―旭川鷹栖IC間で、上下線とも一時通行止めとなった。

2011年5月4日水曜日

高校生下敷き 野球ネット倒れ15歳死亡…立川

安全面が確認されていなかったのでしょうか?怖いですね。

 4日午後1時半ごろ、東京都立川市栄町2の昭和第一学園高校のグラウンドで野球のバッティング練習用ネット(高さ約3メートル)が倒れ、サッカーの試合を観戦していた同校1年、小松克徳さん(15)=東大和市奈良橋5=が下敷きになった。小松さんはネットの鉄製の支柱で頭を打ち、約3時間後に死亡が確認された。

 警視庁立川署によると、グラウンドには小松さんを含むサッカー部員約70人と顧問の監督がおり、小松さんはネットの前に座って試合を観戦していた。当時は強い風が吹いていたといい、同署が原因を調べている。

原発4基の運転再開、認められない…福井知事

都道府県知事レベルの判断としては、妥当なものだと思います!

 東京電力福島第一原発事故を受け、国内最多の14基の原発を抱える福井県の西川一誠知事は4日、定期検査中の関西電力美浜原発1号機など4基について、国が原発の暫定的な安全基準を示せないなら、「運転再開は認められない」との考えを明らかにした。

 この日、同原発を視察した海江田経産相と会談した後、報道陣に述べた。

 今回の事故対策として国は3月下旬から4月中旬にかけ、非常時の代替電源確保など3回にわけて電力各社に指示。海江田経産相はこの日、現在停止中の各原発の運転再開の時期については、こうした対策の実施状況を見ながら「総合的に判断する」と述べた。

 西川知事は先月、海江田経産相に対し、各社への指示内容を暫定的な安全基準として国が明確化することなどを要求していた。経済産業省原子力安全・保安院の西山英彦審議官は「安全基準を全部見直すのは膨大な作業で、急ぐ必要のあるものから検討している。そうした作業の中で、知事の要求に応えていけると思う」と話す。

来年1月、帰宅可能か判断=原発安定化なら、双葉町長らに表明―菅首相

年明けですか・・・早く、方向性を示してあげたほうがいいのでは?

 菅直人首相は4日午後、東京電力福島第1原発の事故を受け、福島県双葉町の住民が集団避難している埼玉県加須市の旧県立騎西高校を訪問し、井戸川克隆町長らと意見交換した。首相はこの中で避難住民の帰宅時期について「東電の工程表が予定通り進めば、年明けには(原子炉が)一定の安定状況になる。その時点で改めて判断する」と述べ、来年1月には原子炉が安定化する冷温停止状態になるとみて、その際に帰宅が可能となるか判断する意向を示した。
 東電が先月17日に発表した工程表によると、原子炉が安定化する目標時期は「約6~9カ月後」とし、10月中旬~来年1月中旬を想定している。首相は「それぞれの地域に戻れるかどうか(放射線量の)モニタリングをして判断する。双葉町は原発に非常に近いので、その時点でどういう形が可能か改めて相談する」と述べた。
 井戸川町長は「町民が早く帰れることをお願いする」と要望した。
 この後、首相は4時間以上かけて、町民が寝起きしている体育館や40の教室を全部見て回り、住民の声を聞いた。先月21日に福島県内の避難所を視察した際、素通りされた住民から「もう帰るのか」と罵声を浴びたが、今回は「何かありましたら遠慮なくお話しください」と丁寧に呼び掛けた。住民が「いつ戻れるのか」「帰りたくても帰れない」などと訴えたのに対し、首相は「原子炉が安定すれば方向性が出せる」「生活再建できるよう国として責任を持ってやる」と強調した。 

2011年5月3日火曜日

大型連休の後半初日、関越道で78キロ渋滞

例年に比べ、海外への出国者が少なかったみたいですね。近場で済ます傾向が顕著みたいです。

 大型連休の後半を迎えた3日、各地の交通機関は高速道路を中心に行楽客や帰省客で混雑した。

 日本道路交通情報センターによると、関東地方の高速道路は同日午前、下り線を中心に軒並み渋滞となった。関越道では午前11時50分ごろ、群馬県の藤岡ジャンクション(JCT)を先頭に78キロ渋滞し、車の列は東京都の練馬インターチェンジ(IC)までつながった。東北道では栃木県の岩舟JCT付近から67キロ、中央道では山梨県の上野原ICから58キロの渋滞となった。

 鉄道では、山形新幹線の東京発山形行き「つばさ29号」の乗車率が140%、東海道新幹線の東京発博多行き「のぞみ1号」が130%となるなど下りを中心に混雑したが、空席のある列車もあった。

 Uターンラッシュのピークは、高速道路は4、5日、新幹線が5日の見込み。

海底の土からも放射性物質=通常の1000倍―福島第1原発

海で、薄まることを期待する節もあったみたいですが、だめみたいですね・・・
福島第1原発事故で東京電力は3日、同原発から15~20キロ離れた福島県南相馬市小高区と楢葉町岩沢海岸の約3キロ沖合の海底で採取した土から、通常の1000倍程度の放射性ヨウ素やセシウムが検出されたと発表した。事故後、海底土の調査は初めて。
 通常は検出限界未満で、検出されても1キロ当たり数ベクレル以下だという。同社は今後、海洋生物などの調査を行い、影響を調べる。 

菜の花で土壌の放射性物質浄化、農水省が研究着手 実用化には課題も

少しでも可能性があるならば、実行してみていいのでは?何もしないよりは、いいでしょう!

 旧ソ連のチェルノブイリ原発事故で汚染された土壌浄化のため、現地で試みられている菜の花を使った土壌浄化の、日本への転用に向けた準備作業が始まった。農林水産省では現地・ウクライナに幹部らを派遣。菜の花の放射性物質(放射能)吸収に関するデータ収集などに着手した。ただ、東京電力福島第1原発事故の被災地に応用するには、早くも課題が見えている。

 「あちらにはデータが山ほどある。日本の研究者が現地の研究機関などから成果を学び、日本に合わせ研究することになっている」

 菜の花による浄化実験が行われているウクライナ北部のナロジチ地区を視察した篠原孝農林水産副大臣は4月末、そう明らかにした。すでに日本の研究者が現地入りしている。

 ナロジチはチェルノブイリ原発から西に約70キロ。1986年の事故から25年を経た現在も、食用作物の作付けが地区の95%で禁止されている。浄化実験は日本のNPO法人「チェルノブイリ救援・中部」(名古屋市)が2007年、地元の大学などと連携し始めた。

 植物は成長のために、土壌中の水分に溶けたカリウムを吸収する。菜の花やヒマワリは、植物の中でもカリウムの吸収量が多いことが分かっている。浄化実験は、カリウムとセシウムの化学的性質が似ていることに着目。菜の花が、カリウムと混同して放射性セシウムを吸収することを利用した。

 実験では、収穫した菜種でバイオディーゼル油を、搾りかすや葉などからバイオガスを精製。いずれからも放射性物質は検出されなかった。

 また、1年目に菜の花を植え、2年目にライ麦、3年目にソバを栽培したところ、収穫物に含まれる放射性物質は汚染後に何もしなかった土壌でできたものと比べ3年間で半分以下になったという。土壌中の放射性物質は時間をかけて溶け出すため、4年目に再び菜の花を植えるというサイクルを繰り返している。

 菜の花や麦は同じ土壌で毎年栽培すると生育不良になる「連作障害」が起きる。同NPOの河田昌東(まさはる)理事(71)は「菜の花と麦などを交互に育てることで次第に土壌の汚染レベルも下がる。連作障害を避けながら新しい農業ができ、麦は家畜の飼料などに利用できる」と期待を寄せる。

 ただ、課題もある。茎や葉、菜種の搾りかすの処理だ。それらをバイオガスにしても放射性物質を含む排水が出る。排水を吸着剤に吸着させて低レベル放射性汚染物にする実験には成功しているが、実用化には至っていない。

 また、日本と汚染の状況も異なり同じ成果が出るかも未知数だ。ナロジチの菜の花畑の地表の放射線量は1時間当たり0・6~1・0マイクロシーベルト。河田理事は福島には、それ以上の汚染地域もあるとみる。

 一方、事故から長時間たち、放射性物質が20~40センチまで沈み込んで水に溶け出しにくくなっているナロジチと比べ、事故直後の福島は表面に集中しており、植物に吸収されやすいことが期待できるという。

 河田理事は「汚染度に応じたきめ細かい対応が必要だ」と指摘。その上で、「実際に菜の花を植えるのは、茎や葉などの処理方法を決めてからだ。いずれにせよ放射性物質が深く沈み込む前に、早く取り組んだ方がよい」と話している。

 農水省でも「一つの選択肢と思っている」(鹿野道彦農水相)と、データ収集などを急ぐことにしている。

2011年5月2日月曜日

高校球児のバス代をパチンコに…瀬田工教諭を懲戒免職 甲子園出場実績も

長くやってると、弊害も出てきますよね。ちゃんとしてほしかったですね。


滋賀県教委は、監督を務める硬式野球部の部員から集めたバス代約109万円を使い込んだ県立瀬田工業高校の荒木義樹教諭(56)を2日付で懲戒免職処分にした。管理責任で同校の男性校長(59)も訓告処分とした。

 荒木教諭は昭和52年から平成3年にも同校の硬式野球部監督を務め、昭和55年の春と夏、57年春の甲子園大会にそれぞれ出場させた実績がある。

 県教委によると、荒木教諭は再び平成12年から野球部監督を務めていたが、部員から集めたバス代を適切に管理せず、19年秋から生活費や飲食費のほかパチンコなどの遊興費として流用し、バス代109万3830円を滞納させた。

 今年2月に県内のバス会社から学校側に指摘があり発覚。荒木教諭は滞納していたバス代を全額支払ったが、学校側は刑事告訴も検討している。

細菌検査せずユッケに…「菌つかないと思った」

認識が甘い!食品を、生で扱ってるんですよ??しっかりしてください!!


焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」の店舗で食事した富山県高岡市と福井市のいずれも6歳の男児が、腸管出血性大腸菌「O(オー)111」に感染し、死亡した集団食中毒で、同チェーンを運営するフーズ・フォーラス社は2日、金沢市の本社で記者会見し、厚生労働省の基準で生肉を提供する際に求められている細菌検査を実施していなかったことを明らかにした。

 男児2人はいずれも、先月16日に仕入れた加熱用肉を生のまま調理したユッケを食べて発症した可能性が高く、同社の勘坂康弘社長は「認識に甘さがあった」と謝罪した。

 厚労省は基準で、生肉を提供する店に対し、肉のサンプルをとって細菌検査することを指導している。検査では、刻んだ肉を培養液に入れて大腸菌などの有無を調べる。同社は2009年7月を最後に検査を行っておらず、勘坂社長は「一度も陽性反応が出なかったので、肉に菌が付くことはないと思った」と話した。

「現段階で赤ちゃんに健康被害ない」 母乳汚染で産婦人科学会が見解

「現段階で」・・・って、将来はどうなるかわからないってことですか?
厚生労働省や市民団体の調査で授乳中の母親の母乳から微量の放射性物質が検出された問題で、日本産科婦人科学会は2日、「今回調査された範囲の放射性ヨウ素を含んだ母乳を与えても赤ちゃんに健康被害は起こらないと考えられる」とする見解を発表した。厚労省の調査では1キロあたり最大8ベクレル、市民団体の調査では同36.3ベクレルが検出されていた。

2011年5月1日日曜日

子ども手当、月額1万円で調整=公明案軸に見直し―政府・民主

もう、9月ですぱっとやめてください!復興のために、まわしてください!!

政府・民主党は1日、子ども手当について現行の月額1万3000円を見直し、10月以降は1万円に減額する方向で調整に入った。中学生以下の子どもに1万円を支給する公明党の児童手当拡充案を踏まえた対応で、同党の協力を得たい考え。所得制限については民主党内に反対が強く、設けない方針だ。
 現行の子ども手当は、9月末で「つなぎ法」の期限が切れ、新法を整備しなければ、自公政権時代の児童手当制度に戻る。これに関し、玄葉光一郎国家戦略担当相(民主党政調会長)は1日、フジテレビの番組で「子ども手当の理念は大事にしながら、柔軟性を持って対応していく」と述べ、減額はやむを得ないとの認識を示した。 

涼しかったけど…国会クールビズ、1か月前倒し

こんなもん、今日からやります、だから絶対じゃないよね!臨機応変にやってくださいよ。

国会で1日、夏の軽装「クールビズ」が始まった。

 東日本大震災に伴う電力不足を乗り切るため、冷房温度を高めに設定する節電を奨励しようと、開始が例年より1か月前倒しされた。

 ただ、1日の東京都心部は、最高気温が21・1度と比較的涼しかったこともあってか、軽装議員は少数派。参院予算委員会では、枝野官房長官や松本環境相ら7人の男性閣僚がノーネクタイで出席したが、菅首相と残りの男性閣僚8人はネクタイを締めて臨んだ。枝野氏はこの日の記者会見で、「気温が低く、私も迷ったが、(クールビズを)呼びかけている当事者として率先した」と語った。

福島県の下水汚泥など、高濃度の放射性物質検出

こういうのの処理、どうするんでしょう?瓦礫受け入れを福島県外でも表明していますが・・・

 東京電力福島第一原発事故を巡り、福島県は1日、県中浄化センター(郡山市)で処理した下水汚泥と、汚泥を焼却して乾燥させた溶融スラグから高濃度の放射性物質が検出されたと発表した。

 県は放射性物質を含む雨水が大量に流れ込んだためとみている。汚泥の一部は再利用目的で県外のセメント会社に搬送されており、県は追跡調査を行う。

 県によると、4月22日に溶融炉周辺の放射線量を測った際、郡山市中心部の数値の数倍に達したため、28日に汚泥とスラグの濃度を測定。汚泥は放射性セシウムが1キロ・グラムあたり2万6400ベクレル、スラグは同33万4000ベクレルが検出された。事故前に処理したスラグの1300倍以上の濃度となっている。