2011年5月20日金曜日

採点ミスで大学不合格…出版社の指摘で発覚

その後の人生も左右しますよね。

 神戸女学院大(兵庫県西宮市)は20日、今年1月に実施した人間科学部の一般入試で、正答を誤答と採点し、合格ラインに達していた受験生1人を不合格としていたと発表した。

 大学側が「正解」と考えていた答えが、「赤本」で知られる大学入試過去問題集の出版社に誤答と指摘され、発覚した。

 同大学によると、1月29日に19人が受験した選択科目の数学の4択問題。大学側が採点用に用意していた正答が間違えており、教員2人がそのまま採点した。

 不合格扱いされた受験生はすでに別の大学へ進学しており、神戸女学院大への入学意志はないという。同大学はこの受験生に謝罪文を送った上、受験料を返還し、慰謝料も支払う。

 同大学は「あってはならないことで、重く受け止めている。入試問題のチェックを厳重にし、再発防止に努める」としている。

0 件のコメント:

コメントを投稿