しっかりと調査し、そのデータの開示を求めます!親が安心して学校に通わせられるように・・・
東京電力福島第1原発事故による放射能漏れを懸念し、小中学校で授業中に教室の窓を閉める動きが進んでいるが、遠藤俊博・県教育長は21日の災害対策本部会議で「文部科学省の調査で開けても閉めても放射線量に大きな変化はなかった」と報告した。
調査は文科省が19日に福島県の福島、本宮両市で放射線量が高い小中高校や幼稚園など10カ所を選んで実施。教室内(窓際)の空間放射線量は、福島市立渡利中で窓を閉め切った際に毎時0・6マイクロシーベルト、全開して再測定しても同0・7マイクロシーベルトとほぼ変わらず、他校も同様だった。全開の方が放射線量がやや低かったケースもあった。
遠藤教育長は取材に対して「科学的データが示された。地表の土が舞う強風時を除けば窓を開けても大丈夫ではないか」との見方を示した。ただ、「今回は窓を開けた直後に再測定したが、一定の時間をおいてから再測定するなど精度を高めるよう国に求めたい」と注文もつけた。
また、窓閉めや扇風機の導入を進める市町村について、遠藤教育長は「安心の取り組みだろう。データや情報は提供するが状況は各校で異なる。一律の対応は難しい」と述べ、判断を尊重する考えを示した。
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