2011年5月21日土曜日

統一選敗北、執行部に責任=全国幹事長会議で批判―民主

大震災などの想定外の出来事が起こっても国民を守る、守ろうっていう誠意とかないから敗北するのでは?




 民主党は21日、党本部で全国幹事長・選挙責任者会議を開き、4月の統一地方選の総括を行った。岡田克也幹事長は選挙結果を「敗北」とする総括案を提示し、執行部の責任を認めて陳謝。地方組織からは党内対立が敗因として岡田氏らの責任を問う声が上がったほか、「現政権の下では展望が開けない」(福井県連)と、菅直人首相の退陣を暗に求める意見も出た。
 岡田氏は地方選敗北について「党本部、中央の問題だったことは明らかだ。幹事長としておわびしたい」と表明。政府の東日本大震災への対応のまずさや、政権運営をめぐる内部対立への有権者の批判を敗因に挙げ、「真摯(しんし)に反省し、責任を感じなければならない」と述べた。
 これに対し、栃木、福井両県連は「けじめを付けることが政治的には大事だ」などと執行部の責任を追及したが、岡田氏は「しっかり頑張るのが責任の果たし方だ」と、辞任の意思がないことを強調した。
 地方からは、党内対立に対しても「党への期待と信頼を損ねている」などと批判が続出。特に、小沢一郎元代表を支持する一部議員が、内閣不信任決議案が提出された場合は同調するよう呼び掛けていることに、愛知、奈良、高知の3県連は「党の体をなしておらず許せない」として、厳しい対応を求めた。岡田氏は「現実になった場合には厳重に対処する」と応じた。
 党代表の首相は中韓両国首脳とともに福島市の避難所を訪れたため欠席した。

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