2011年5月11日水曜日

男児が拾った「手榴弾」は防犯ロックでした 福岡・飯塚、一時は避難騒ぎ

 福岡県飯塚市平恒の田んぼで小学生が見つけた手榴弾(しゅりゅうだん)のようなものは、手榴弾を模したバイク用の防犯ロック(錠)だったことが11日、陸上自衛隊などの調べで分かった。同県警に届けられた際は泥などが付着し、本物の手榴弾か即座に識別できなかったという。
オソロシイ!!手榴弾じゃなくてよかったですね。

 陸自や同県警によると、飯塚市で見つかったのは、バイクの盗難防止用として市販されているロックで、縦6・5センチ、横4・4センチ。手榴弾に似た楕円(だえん)形をしていた。陸自の鑑定で雷管や火薬などがないことも確認された。

 9日午後、田んぼの近くに住む小学4年の男児(9)が見つけ、父親と一緒に近くの交番に届け出た。同県警は機動隊の爆発物処理班を出動させ、交番周辺を通行止めにして住民に避難を呼びかけるなど一時騒然となった。

 同県内では発砲のほか、手榴弾が財界人宅に投げ込まれたり、路上に置かれたりする事件が続発。同県警はホームページで手榴弾のようなものを見つけた場合、「絶対に踏んだり、触ったり、蹴飛ばしたりしない」「早急に離れる」と注意を呼びかけている。

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