2011年5月27日金曜日

イモ類に高い傾向 放射性セシウム吸収比率

こういうの、しっかりデータ取って、出荷制限を取るべきですよね。

 農林水産省は27日、野菜や果物計21種類が、土壌中の放射性物質(放射能)を吸収する比率を公表した。土壌の汚染程度と照らせば収穫する作物がどの程度汚染されるかが予想でき、今後の作付け品種を選ぶ際などの参考にできる。

 農水省によると、比率は国内外の研究データから算出。同省は「データ数が少なく、あくまで参考値」だとして、比率に基づく作付け制限などは行わない。

 比率は半減期が約30年の放射性セシウムについて算出。サツマイモが平均値3・3%(最大値36%)、リンゴが同0・1%(同0・3%)などで、水分の少ないイモ類で高い傾向があるという。

 仮にコメの作付け制限の基準となっている土壌1キロ当たり5千ベクレルのセシウムを含む畑でサツマイモを育てた場合、収穫物には単純計算で同1800ベクレルが含まれると予想される。同省は「土壌の濃度が高い地域では、イモ類は基準値(同500ベクレル)を超える可能性がある」としている。

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