2012年9月30日日曜日

“凶器”と化す老朽「消火器」 全国に1000万本

一度、是非総点検を!思ってもいないところに放置されているかも?

 大阪市東成区の屋外駐車場で平成21年、放置された消火器が破裂し、後遺症が出る重傷を負った中学1年の男子生徒(13)=当時小学4年=が9月5日、消火器の管理責任を追及するため、国や消火器製造メーカーなどに損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こした。この件のように、老朽化したまま放置された消火器の破裂事故は相次いでおり、死亡者も昭和43年以降16人に上る。こうした危険な消火器は全国に約1千万本以上あるとみられるが、実態把握や回収は進んでいない。

 ■国内に5千万本

 老朽化した消火器をめぐっては二つの問題が存在する。

 一つは、どこにどれぐらい放置されているのかという実態把握が困難で、誰にでも事故に遭う可能性が残されていることだ。

 消火器の製造メーカーで構成される業界団体「日本消火器工業会」によると、毎年製造される消火器は数百万本。耐用年数は8~10年とされており、現在国内には約5千万本が普及しているとみられる。

 消防法施行令では、映画館や飲食店、百貨店、病院、学校などの施設は防火設備の点検(5年に1回)が義務付けられている。消火器も点検対象に含まれ、耐用年数を過ぎていたり、期限内でも腐食などの異常が発見されたりした消火器は交換の対象となる。

 一方、防災意識の高まりから一般家庭にも消火器の普及が進んだが、消防法施行令の対象外となるため、点検が義務付けられていない。一般家庭では、耐用年数が経過した後に新しい消火器を購入した際、処分されずにそのまま家庭に放置されている消火器も多くあるとみられる。

 今回の事故現場となった屋外駐車場も同様に点検の対象外となっていた。元管理人の男性は、車の火災があったときに使用すればいいと考え、少なくとも20年近く無点検のまま放置されていたという。

 ■放置は1千万本以上?

 事故を受け、消防庁や日本消火器工業会には、一般家庭から、老朽化した消火器の処理方法についての問い合わせが相次いだ。

 百貨店などの施設を含めた消火器の処理件数は、事故前の20年度が約200万本だったが、21年度には約295万本に増加した。さらに同工業会が、古い住宅用の消火器を回収する窓口を全国のメーカー事務所などに設置したこともあり、処理件数は微増している。

 しかし、耐用年数を過ぎたまま一般家庭や屋外駐車場などに放置されている消火器を一掃するには至っていない。

 こうした危険な消火器は少なく見積もっても1千万本以上あるとみられているが、回収作業は進んでおらず、実態把握すらできていないという。

 ■危険な「加圧式」

 もう一つの問題点は、老朽化した際により危険性の高い「加圧式」と呼ばれる消火器が多く流通している事実だ。

 加圧式とは、本体の容器内に加圧用ガス容器を装着し、レバー操作時に圧力を一気に発生させ、消火剤を噴出させるタイプのものを指す。21年度に製造された消火器約483万本のうち加圧式は8割を占めた。

 加圧式の消火器は、本体が腐食した状態でレバーを操作した場合、本体の破裂事故を起こすケースが多いという。男子生徒が被害に遭ったのも加圧式だ。

 消防庁によると、記録が残る昭和43年以降、消火器の破裂事故は165件発生し、うち156件が加圧式だったという。

 このため消火器製造メーカーは現在、危険な加圧式ではなく、「蓄圧式」と呼ばれる消火器の生産体制に切り替えつつある。蓄圧式は、製造時に本体容器内に消火剤を詰めた後に圧縮空気を入れ密封しているもので、破裂事故の危険性が少ないとされる。

 同工業会によると、23年度は製造本数の約50%、今年度は60%を超える見込みとなっている。

 ただ、現時点でどれくらいの加圧式消火器が流通、放置されているのかが不明なのだ。

 ■危険性の注意喚起を

 消火器の破裂事故は、男子生徒の事故以降にも9件発生。昨年9月には、大分県で昭和42年に製造された消火器を処分しようとした男性が死亡している。

 男子生徒の父親(51)は「老朽化した消火器はどこにでもある。犠牲になるのはわが子を最後にしてほしい」と語る。事故以降、大阪市消防局を通じて消防庁や消火器製造メーカーなどに老朽化した消火器の危険性の周知を要請したが、明確な回答はなかったという。

 「行政やメーカーの注意喚起さえしっかりしていれば十分に防げる事故だったのではないか。これ以上、決して被害者を出してはいけない」

<双葉病院>「患者死亡は原発事故が原因」独自報告書

遺族の方には申し訳ないけど、こればかりは、どうしようもなかったのでは・・・全員避難させようとしたわけだしさ・・・

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故直後、福島県大熊町の双葉病院の避難が遅れて患者らが多数死亡した問題で、同病院は30日、独自の調査結果を公表した。「多数の死亡は原発事故が原因」と結論づけ、「病院側の過失はない」とした。また、自衛隊や町などへの再三の救助要請にもかかわらず避難が遅れたことや、避難先への長時間の移動が患者の死亡に影響を与えたなどと指摘した。遺族からは「本当に病院に過失がないのか」「謝罪がない」などと反発の声も上がった。

 双葉病院は患者らがどのような経緯で避難したかを独自で調査し、福島県いわき市内で遺族への説明会を開いた。病院患者の遺族ら64人と、隣接の老人保健施設「ドーヴィル双葉」利用者の遺族ら60人が出席した。

 報告書は「原発事故と患者の死亡には因果関係がある」とし、病院側は説明会で「病院側に過失はない」とした。鈴木市郎院長は説明会で「たくさんの患者がなくなったことは残念だが、謝罪するつもりはない」との姿勢を示した。これに対し遺族側は「原発事故から1年半以上がたつのに、院長の謝罪がない」などと反発した。

 病院の代理人弁護士によると、調査は11年5月に開始し、▽福島県災害対策本部▽大熊町役場▽自衛隊--など、患者の避難を担った組織に聞き取りした。ただ病院側の報告書は、政府事故調査委員会が今年7月末に公表した報告書とほぼ同じ内容で、新たな事実は確認できなかったという。病院側は今後も調査を継続し、遺族が東電へ損害賠償請求する際は調査で得られた情報を提供する方針だ。

 ◇遺族「弁解ばかり」批判も

 双葉病院に入院していたおい(当時43歳)を亡くしたという同県富岡町の阿久津文雄さん(73)は「院長の言葉は簡素で感情が伝わってこなかった。遺族をばかにしている」と説明会の内容に満足できなかった様子だった。筋肉が衰えていく病気を患っていたおいの避難は昨年3月16日になってからで、二本松市内の病院に搬送された直後に死亡した。息子が亡くなり阿久津さんの姉(75)はショックで寝たきりになってしまったという。

 ドーヴィル双葉に入所していた親族2人を亡くしたという大熊町の女性は「これまで報道されていた以外に新しい内容はなかった。(病院側の)弁解ばかりが目立って、本当にそうなのか納得できない」と話した。

 一方、父親(82)がドーヴィル双葉の利用者だった同県浪江町の男性(54)は「父がどのように避難したのか、初めて知った。地震だけならまだしも、原発事故ではパニックを起こすだろう。避難が遅れたのは仕方がない」と語った。

 ◇双葉病院の避難問題◇

 東京電力福島第1原発から南西4.5キロにある双葉病院(福島県大熊町)で東日本大震災後、入院患者らの救出・避難が遅れ、多数の患者が移動中や避難先で死亡した。昨年3月末までの死者数は40人。政府の事故調査委員会は「県や関係機関との連携不足、組織内の情報伝達の不備」と指摘した。自衛隊が患者を救助する際、病院関係者らは付近で待機していたが、県が「患者だけが残された」と誤った報道発表をし、「病院側が患者を置き去りにした」などと非難された。県は発表ミスを謝罪した。

遺体と暮らすセルフネグレクターたち 年金目当て、腐臭漂う中で…

これからも、同じようなことが続くんだろうね・・・どうにかできないものかね。

 親の死後も、遺体を自宅に放置し続ける「事件」が相次いでいる。ゴミ屋敷と化したアパートや民家で、次々と見つかる白骨化遺体。多くが「子供」もすでに高齢化した世帯だ。健康や安全を自ら損なう「セルフネグレクト」(自己放任)と呼ばれる高齢者の問題が注目され始めているが、同居していた親の死を放置、無視し、腐臭ただようなか親の年金などを頼りに日常生活を送ろうとする高齢者たちも、各地で続出している現状がある。

■生きていれば100歳

 「入院か、どこか施設に入っているのだと思っていた」と近所の人はいう。

 生きていれば、100歳になっていたはずの母は、アパート1階の部屋で布団に寝かされたまま、白骨化した状態で見つかった。

 京都府警伏見署は9月、実母の病死を隠し、恩給を不正に受給していたとして、詐欺容疑で70歳の娘を逮捕した。同居していた孫=今年2月、41歳で病死=も容疑者死亡のまま、書類送検する方針だ。

 2人が遺体と生活していた木造アパートは、稲荷神社の総本宮で、数千本の鳥居で知られる伏見稲荷大社にほど近い、閑静な住宅街にある。

 アパートには、すでに入居者はおらず、近く取り壊される予定だ。「3人」で住んでいた一室には4畳と6畳の2部屋があり、母は奥の6畳の部屋に寝かせられ、自身と娘は狭い方の4畳の部屋で生活していた。

 捜査関係者によると、娘は逮捕直後、母の遺体を放置した理由について「生き返ると思っていた」と話していたというが、後日供述を撤回した。

 放置の理由を追及され、思わずついた狂言だったらしい。その後「恩給をもらえなくなったら生活に困った」と供述し始めた。

■少ししか開けないドア

 府警によると、母が93歳で死んだのは平成15年4月とみられる。そこから、遺体と2人の7年にわたる“日常生活”が続いた。

 近所で民生委員を務める女性は「お母さんへの敬老助成金などを持っていくと、言葉少なに『母は元気です』と言っていた。いつもドアを少ししか開けなかったが、あの奥で白骨化していたなんて」と話す。

 「何か新興宗教に入っていたようだ」と話す住民もいるが、正確なことはわからない。

 府警幹部によると「気温にもよるが、白骨化するには半年もあれば十分。空気に触れていると腐敗の進みははやい」という。ただ、人の遺体は腐敗するにつれ、強烈な腐臭を伴う。

 住民の間でもその臭いを指摘する声は出ていた。「排水溝が詰まったのか」「畑にまいた油かすが腐ったのでは」…。臭いが近所に漏れることを気にしたのか、娘は、夏でもいつも窓を閉め切っていた。

 「何度か会ったことがあるがあいさつくらいしかしたことがない」。町内の行事にはほとんど参加せず、時々、孫娘と2人で外出する姿が見かけられる程度。近所からは完全に孤立した存在だった。

 これまでの捜査では、殺人の疑いは低く、死体遺棄罪の公訴時効(3年)もすでに成立しているとみられている。府警は、年金の不正受給については、証拠が不十分で立件には至らず、恩給の不正受給についてのみ、遺体発見から2年以上の歳月をかけてようやく立件した。

■発覚は弟にあてた手紙

 1遺体と2人の暮らしが崩れたのは22年3月、娘が弟にあてた一通の手紙がその端緒になった。離れて暮らしていた弟は、数年にわたって同居している姉に電話や手紙を書いては、母に「会いたい」と伝えていた。

 母の遺体と暮らしています-。それまでさまざまな理由をつけては母に会わせようとしなかった娘が、なぜ「もう断り切れない」と、弟に母の死を伝える手紙を書いたのか。

 府警幹部は「どこか、あきらめた部分があったのではないか」と推測する。

 同じ伏見区の別の民家では9月20日、「老夫婦の姿が見えない」と、近所の人からの相談を受けて駆けつけた伏見署員が、白骨化した2人の遺体を新たに発見している。

 女性とみられる遺体が民家の母屋にあったゴミの下から、男性とみられる遺体が離れの布団からそれぞれ見つかった。同署は、遺体は、この家に住む老夫婦とみてDNA鑑定などを行い、確認を急いでいる。

 同署によると、老夫婦は、生きていれば夫は100歳、妻は93歳。長女(71)、孫娘(39)の4人で暮らしていた。

 この老夫婦について、長女は「父は平成11年ごろ、母は昨年の2月に死んだ」と話しているという。

 2人が、なぜ自宅で白骨化遺体を放置したまま、暮らしを続けてきたのか。やりきれない捜査が、今も続いている。

2012年9月29日土曜日

<姫路工場爆発>死亡の山本消防副士長「面倒見いい兄貴分」

ちゃんと装備をしていたのにも関わらず、亡くなってしまったんですね。ご冥福をお祈りいたします。

 「ドーン ドーン」との地響きとオレンジ色の火の玉が海沿いの工場から上がった。29日、兵庫県姫路市の日本触媒姫路製造所で起きた爆発。消火活動中の消防署員1人が死亡し、警察官、従業員を含めて少なくとも30人の重軽傷者が出る大惨事となった。姫路製造所の関係者は消火活動が難航して現場の状況が把握できず、同僚を消火活動中に亡くした消防署員らは沈痛な表情で対応に追われた。一方、兵庫労働局は同日、前田芳延局長を本部長とする「爆発労働災害対策本部」を設置した。事故の規模が大きいため、姫路労働基準監督署とともに事故原因の究明や再発防止対策、労災認定などを行う。

 姫路市消防局によると、亡くなった消防副士長の山本永浩(ながひろ)さん(28)は、日本触媒から午後1時48分にあったホットライン通報で第1出動し、現場活動中にタンクの高温爆発に遭った。ドクターカーで治療を受けたが、午後4時2分、死亡が確認された。山本さんは全身をやけどしており、市消防局は着用した装備などに問題がなかったか調査を始めた。

 山本さんは09年4月、同市消防局に採用され、同年10月、網干消防署に配属された。近所に住む山本さんの親族男性(48)によると、山本さんは自宅で両親と3人暮らし。中学時代から柔道などで体を鍛え、「体を生かして人の役に立ちたい」と消防士を志したという。

 男性は「姉3人の末っ子で、お父さんの自慢の息子。何をやるにも熱心で、消防士になってからも自宅で体を鍛えていた」といい、「やさしくて気配りもできるので、同年代にも慕われていた。地元青年団活動の中心人物として、10日後の秋祭りに向けて余念がなかったのに……」と声を詰まらせた。

 山下薫・網干消防署長は「面倒見がいい兄貴分でがんばりや。将来が有望で、大事な隊員を亡くしてご家族に申し訳ない」とコメントした。

 姫路製造所は夕方から断続的に記者会見を開き、事故状況を説明した。現場の事故前の様子は説明できるものの、爆発後も火災が収まらず詳細が把握できないため、「現場に近づけない。確認したい」と繰り返した。川崎佳人・総務部長らは「ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありません」と頭を下げた。

品川中1自殺、「解決済み」と都教委に報告せず

ダメな大人ばかりでがっかりしちゃうね。もっと頼られる大人目指そうよ。

東京都品川区の区立中学校1年の男子生徒(12)がマンション自室で首をつって自殺した問題で、都教育委員会が7月に全公立学校を対象にいじめ緊急調査を実施した際、男子生徒は約2か月前に学校でシャープペンシルを壊されたことを回答していたのに、学校が都教委に報告していなかったことがわかった。

 都教委は「いじめと確認できないまでも、疑いがあると思われる件数」の報告まで求めていた。

 同校の校長は29日、読売新聞の取材に対し、「不適切だった。しっかり対応していればと後悔している」と話した。

 都教委幹部は「緊急調査はいじめの可能性を把握する機会だった。解決済みと判断されたことは残念だ」としている。

 この緊急調査は、大津市で中2男子がいじめを苦に自殺したとされる問題を受けて、実態把握を目的に実施された。

近畿から関東上陸、縦断か=台風17号、30日夕方―奄美から北上、暴風大雨警戒

台風がきたー!かなり強くて本当に怖いね。

 非常に強い台風17号は29日昼に沖縄本島を直撃した後、奄美諸島付近を北上した。30日午後にかけて九州、四国の南海上を進んだ後、同日夕方から夜に強い勢力で近畿から関東に上陸する可能性が高い。気象庁は暴風や大雨、高波、高潮に厳重な警戒を呼び掛けている。
 17号は上陸後、速度を時速50キロ程度に上げて日本列島を縦断し、10月1日午後には北海道東方沖に抜ける見込み。接近すると風雨が急に強まるため、外出や屋外作業は注意が必要。
 17号は29日午後9時、奄美大島の南東約100キロの海上を時速30キロで北東へ進んだ。中心気圧は940ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートル。南東側220キロ以内と北西側190キロ以内が25メートル以上の暴風域、南東側500キロ以内と北西側440キロ以内が15メートル以上の強風域。
 那覇市では29日午後1時20分すぎ、最大瞬間風速が61.2メートルを記録。沖縄地方では転倒、負傷する人や横転する車が続出した。
 30日午後6時までの24時間予想雨量は多い所で、四国と近畿、東海が300ミリ、九州南部250ミリ、奄美200ミリ、中国120ミリ。沖縄から東北の太平洋側の30日にかけての最大風速は20~45メートル、波の高さは6~12メートル。東海沖を中心に猛烈なしけや高潮にも警戒が必要。 

2012年9月28日金曜日

<携帯情報漏えい>auに照会、980件超す

あーあ、どうしてくれるんだ!個人情報!個人情報知ってるくらいで情報屋とか名乗ってるの笑えるわ~。

 携帯電話「au」の顧客情報が漏えいしていた事件で、不正競争防止法違反(営業秘密侵害)の疑いで愛知県警に逮捕された千葉県鎌ケ谷市の探偵業・西岡貞人容疑者(49)が「情報屋」と呼ばれる愛知県の調査会社から、07年ごろから少なくとも計約980件のauの顧客に関する不正照会の依頼を受けていたことが28日、捜査関係者の話で分かった。県警はうち少なくとも約500件の顧客情報が漏れたとみて、裏付け捜査を進めている。

 捜査関係者によると、西岡容疑者は、愛知県内で「エージェーLP」など複数の会社名を掲げて調査会社を運営する同県長久手市の新原(にいはら)聡(38)、名古屋市名東区の久松淳二(37)の両容疑者=別の戸籍情報の不正取得事件で逮捕=から依頼を受け、千葉県船橋市のau販売代理店パート店員、南里(なんり)光子容疑者(36)に顧客情報を漏らすよう携帯電話のメールで依頼したとされる。新原、久松両容疑者は探偵業界では「情報屋」として知られ、一連の個人情報漏えい事件で情報収集の中心的な存在だったとみられている。

 県警は、西岡容疑者への依頼は07年9月以降、今年6月までに約980件を確認したという。南里容疑者は職場の情報端末から個人情報を照会していたが、照会する場合、携帯電話番号以外にも顧客の生年月日などの情報の入力が必要なため、照会ができなかった時もあったといい、約半数が漏えいしたとみられるという。

 捜査関係者によると、西岡容疑者は南里容疑者に1件1万円の報酬を手渡しする一方、新原容疑者ら情報屋には3万2000円で転売していた。情報屋はさらに依頼元の探偵業者らに最大10万円程度で転売していたとみられるという。

<六本木暴行死>事情を知る?男数人が出国 事件直後

結構はっきり写ってそうだけど、なかなか見つからないんだね~。

東京都港区六本木5のクラブ「フラワー」で2日未明、客の飲食店経営、藤本亮介さん(31)が男の集団に襲われて殺害された事件で、事情を知るとみられる男数人が事件直後、海外に出国していたことが捜査関係者への取材で分かった。警視庁は男らのグループが事件に関与した疑いもあるとみて出国の経緯などを調べている。


 捜査関係者によると、男らは六本木などを拠点とする不良グループのメンバーとみられる。防犯カメラの画像や関係者の証言から参考人として浮上。警視庁が聴取のため所在を捜したところ、事件後数日から1週間以内に出国していたことが分かった。ただ、このグループと藤本さんとのトラブルは確認されていないという。

 一方、事件直後に現場付近から走り去った2台のワゴン車は法人と個人名義になっていたことが判明。だが、所有者らは「他人に貸していた」などと説明し、事件との関係を否定したという。

 2台は多摩方面に向かったことが確認されているが、発見には至っていない。

秋葉原に「添い寝専門店」オープン 添い寝20分3000円、腕枕3分1000円など

高い添い寝だね・・・。こんなことして儲かるなんてすごい時代ですな。

「日本初!?」をうたう「添い寝専門店」が秋葉原に登場した。9月20日にオープンした「ソイネ屋」では、女の子が一緒に添い寝してくれるという「シンプルで究極の癒し」を提供するお店だ。

 コースは通常20分3000円、60分6000円など。別途、腕枕(3分1000円)や膝枕(3分1000円)、見つめ合う(1分1000円)といったオプションもある。もともとはニューヨークで話題になっていたビジネスで、それをヒントに日本に持ち込んだという。アダルトな行為は禁止しており、あくまで健全に「添い寝」を楽しむのが目的だ。

 今のところ、客層はメイドカフェ好きな人が中心。中には東京に出てきた思い出に利用していく人もいるという。利用額は人によってかなり差があり、少ない人で6000円くらい、多い人だと一度に4~5万円使っていくことも。中には本当にぐっすり寝てしまう人もいるそうだ。

 場所はJR秋葉駅(昭和通り口)から徒歩2分ほど。初回は40分3000円とややお得で、別途入会金3000円が必要になる。

2012年9月27日木曜日

党員投票はがき1700人分届かず…自民総裁選

郵便局、ちゃんと仕事しろよー!こんなんじゃ、郵便離れがますます加速するぞ。

 自民党鹿児島県連は27日、郵便事業会社鹿児島支店のミスで、自民党総裁選(26日開票)の党員投票はがき1712人分が届いていなかったと発表した。

 県連は、投票結果に影響はなく、すべて無効票にするとしている。

 発表によると、鹿児島市にある鹿児島支店の窓口担当者が27日朝、郵便物保管場所で投票はがき1712枚を見つけた。総裁選は14日に告示され、同支店は投票はがきを支店内の特殊室で保管し、26日午前、受け取りに来た県連担当者にまとめて渡した。しかし20日到着分だけを誤って通常の保管場所に置いていたため、渡し忘れたという。

 県連は26日、8274人分を開票。その結果、県連に割り当てられた6票は、石破茂前政調会長に3票、石原伸晃幹事長に2票、安倍晋三元首相に1票と配分された。県連は届かなかった分を加えても配分は変わらないと説明している。

 郵便事業会社九州支社(熊本市)は読売新聞の取材に「お客様の信頼を損なうことになり、誠に申し訳ない」と謝罪。県連会長の森山裕衆院議員は「おわびで済む問題ではない。厳重に抗議する」としている。

食器洗い乾燥機が発火、15機種8千台リコール

一度基盤交換してるものってこと?しっかり対応してもらいたいですね。

 ガス器具製造販売のハーマン(大阪市)は27日、神戸市の住宅で自社のビルトイン型食器洗い乾燥機が発火して、台所の一部を焼く火事があったと発表した。

 同様の発火の恐れがあるとして、15機種の7940台について、無償点検・修理(リコール)を行う。自社ブランドのほか、松下電工(現パナソニック)、ナスステンレス(現ナスラック)、クリナップ、トーヨーキッチンアンドリビングに供給した製品も含む。

 電源部分の不具合のため、2002年4月~07年4月に電源基板を交換した乾燥機が対象になる。修理時に、配線の接続が不十分だったことが原因という。

 問い合わせは、ハーマン点検受付センター(0120・24・8663)。

転出止まらぬ福島・岩手、宮城は逆に転入超過

そりゃそうだよね・・・国はこういった結果もしっかり捕らえ、最終処分場をどうするか決断してくれ。

 総務省は27日、東日本大震災の被災3県の人口移動状況(今年3~8月期)を公表した。

 6月に公表された3~5月期の移動状況で、宮城県は13年ぶりに転入者が転出者を上回る「転入超過」(1249人)を記録したが、6~8月期も1686人の転入超過となり、3~8月の半年間で計2935人の転入超過となった。

 同省は復興需要で建設業関係者が流入していることなどが要因とみている。

 これに対し、3~5月期に転出者が転入者を9779人上回る転出超過となった福島県は、6~8月期も転出超過が続いた。超過の幅は1773人に縮小したが、同省は「東京電力福島第一原発事故の影響で人口流出が続く状況に歯止めがかかったとは言えない」とみている。

 岩手県は、半年間で2875人の転出超過だった。

2012年9月26日水曜日

橋下市長への「失礼発言」 朝日新聞女性記者が謝罪、ツイッター休止

さすが、安心のアカヒクオリティ。とんでもないですな。

 朝日新聞大阪本社の女性記者のツイッター上の発言に、大阪市の橋下徹市長が「偉そうすぎるだろ」などと反発、市長は朝日新聞記者については「僕のツイッターを基にした議論はしない」と通告した。

 その結果、記者は発言について謝罪したうえ「しばらく頭を冷やし、つぶやきは控えます」と、ツイッターの一時休止宣言に追い込まれた。

■「あんたのスチュワーデス姿なんて場末のラウンジのお化け祭り以下だぜ」

 橋下市長が「休日」だとしていた2012年9月24日に、元従軍慰安婦の女性が大阪市役所を訪れ、面会ができなかったことが今回の問題の発端だ。その際、朝日新聞大阪本社の阿久沢悦子記者がツイッターで、

  「ふざけんな。出て来い!」

などと批判したことに、橋下市長が

  「阿久沢記者が会えという人に僕が絶対に会わないといけないということか。それは偉そうすぎるだろ」

などと応戦。阿久沢記者は「出て来い!」の表現については陳謝したものの、記者会見で論戦することを宣言。橋下市長の女性スキャンダルに絡んで、

  「スチュワーデスっぽい格好をして行ったらいいですか?」

と皮肉った。

 「売り言葉に買い言葉」の様相で、橋下市長は9月26日、

  「おー、来い来い。あのなー、どれだけあんたは自信過剰なんだ。あんたのスチュワーデス姿なんて場末のラウンジのお化け祭り以下だぜ。絶対に着て来いよ!」

と書き込んだ。

■朝日新聞からツイッターに関連した質問は受けないことを宣言

 また、橋下市長は

  「いずれにしても朝日新聞の阿久沢記者が、僕のツイッターを暇つぶしと言い切ったので、この態度を改めない限り、朝日の記者に対しては、僕のツイッターを基にした議論はしない」

と、朝日新聞からツイッターに関連した質問は受けないことを宣言した。なお、阿久沢記者のツイートでは、少なくとも今回の問題については「暇つぶし」という単語は登場しないが、

  「86歳がわざわざ韓国から来たのに、橋下市長は同時刻に自宅でツイッター三昧」
  「同じ時間にツイッターとはねえ」

といった批判を展開しており、署名入り記事でも同様の記述がある。

 これ以降、阿久沢記者は防戦に転じた。朝日新聞社のツイッター・ガイドライン(暫定版)では、

  「市民としての常識や品位、節度を大切にするのはもちろんのこと、朝日新聞記者として高い倫理をもち、やりとりが建設的なものになるよう努める」
  「事実と意見を分けて書くよう努める。発言の裏付けとなる客観的事実、科学的根拠、論理性に気を配り、『知らない』ことについて謙虚さを忘れず、つねに学ぶ姿勢を保つ」

といったことがうたわれており、阿久沢記者のツイートがガイドラインに違反しているとの声が続出。この点については、

  「ご指摘を重く受け止めます。以後、ガイドラインに沿った運用を心がけます」

と陳謝した上で、元々の発言についても、

  「一連のツイッターの中で橋下市長に失礼な発言をしたことをおわびします。市長ご指摘のとおり、橋下市長のツイッターは重要な取材対象と認識しています。やりとりの中で冷静さを失い、市長をはじめ皆様に不快な思いをさせてしまいました。反省しています。しばらく頭を冷やし、つぶやきは控えます」

と反省の弁を述べた。これを受け、橋下市長は

  「朝日新聞の阿久沢記者が自身のツイッターできっちりと謝罪をしたので、以後、朝日新聞の記者からこれまでどおり僕のツイッターを基にした取材を受けます」

と矛を収めた。

日本人には「『加虐本能』が遺伝子の中に流れている」 最大手朝鮮日報が社説で侮辱的暴論

もう、いちいちこういったことに腹を立てるのもあほらしいね。同じ土俵で相撲取ったらだめだね。

 韓国の新聞最大手・朝鮮日報が社説で、「日本人文化には以前から猟奇的、怪奇的な要素が多く、他人を踏み付けて快感を覚える『加虐本能』が今なお遺伝子の中に流れている可能性がある」などと論じた。

 ネットでは、一国の大新聞が他の民族を侮辱する社説を堂々と書いているのは信じられない、として驚きと反発が広がっている。

■「日本文化には以前から猟奇的、怪奇的な要素が多かった」

 2012年9月25日にアップされた朝鮮日報日本語電子版によると、筆者のクレジットは朴海鉉(パク・ヘヒョン)論説委員とある。

 12年6月末と7月末に日本の右翼団体が反韓デモを行い、太極旗を破り踏みにじった。また、韓国国旗「太極旗」の模様の一部をゴキブリに似せて描いていて韓国人を虫のように見下した。11年の北方領土返還を求めるロシア大使館前のデモでも同様なことがあった、などと主張している。

 さらに、1600年代のキリスト教弾圧について書いている日本の小説「沈黙」には、キリストの肖像画を踏み絵にし、踏まないキリシタンをその場で打ち首にしている場面がある。そうしたことを指摘したうえで、

  「他人を踏み付けることに快感を覚える加虐本能が、日本人の遺伝子の中に今なお流れているのだろうか」

とし、

  「日本文化には以前から猟奇的、怪奇的な要素が多かったが、それにしても最近の日本列島はついに巨大な虫に変化し始めたかのようだ」

と締めくくった。

 ネットでは韓国を代表する一流紙の朝鮮日報なのに、三流のゴジップ紙でも書かないような内容だ、と唖然とした空気が広がった。

■「他国の国旗を侮辱するのは韓国の得意技なのに…」

 朝鮮日報は9月24日付けで、日本の極右団体が23日に東京・銀座で反韓デモを行い、「天皇陛下に対する侮辱を許さない」「韓国人を殺そう」「日韓国交断絶」などを叫び、参加した約200人は、太極旗の四隅の「乾坤坎離」をゴキブリのように描いた旗を踏みつけるなどの行為をした、と書いている。

 ネットでは、韓国人がデモなどで他国の国旗を破いたり、噛み千切ったり、燃やしたりしている大量の写真や動画をアップし、「他国の国旗を侮辱するのは韓国の得意技なのに」といった大量のコメントが出ている。今回の社説については、

  「自分達の事を書いてるだけじゃないかw」
  「文章中の『日本』と『韓国』入れ替えると全部すっきり当てはまるな」
  「こんなことを書いて恥ずかしいとか思わないことが病巣」

などといった意見が出ている。

15年3か月ぶりに議会で議員が質問した村

小さな村だと、こんなもんなのかね?円滑に運営されてれば問題ないのかな?

 大分県姫島村議会(定数8)の9月定例会本会議で26日、15年3か月ぶりに議員が質問した。

 村の融資の違法性を問う内容で、本会議での質問は、7期目の藤本昭夫村長(69)在任期間の約28年間で2回目。

 1997年6月定例会以来の質問を受けた村長は「村民はみんな顔見知り。様々な会議や打ち合わせもあるので、本会議で質問する必要がなかったのではないか」と話している。

 この日の本会議では、村が漁業振興団体を通じて村長の弟が経営する水産物仲卸会社に迂回(うかい)融資しているとの指摘が村民からあるとして、一部議員が「違法性がないか確認したい」とただした。村長は「弟と団体に確認したが、弟の会社に渡った事実はない」と答弁し、本会議は約1時間で終了した。

 姫島村は国東半島沖の離島で、人口は8月末現在、2328人。藤本村長は連続7回無投票当選した父の後継として84年に初当選。11月の任期満了に伴う村長選に出馬表明している。村議会では一般質問や代表質問が行われず、本会議は執行部の提案を原案通り可決し、1日で閉会するのが通例となっている。

2012年9月25日火曜日

この時期、“季節性うつ病”に注意を!やる気出ず、眠くて仕方ない

なるほど・・・予防もできる訳だね。光に浴びる生活をしないといけないね!

 涼しくなってほっと一息。なのに、どうにもやる気がおきない。どれだけ寝ても眠くて仕方がない。秋のせいか、食欲が止まらない。「ここ数年そうだったし、夏の疲れが出たのかな」と軽く思っていないか。それはひょっとして、「季節性うつ病」かもしれない。

 ■日照時間減少で

 夏は非常に元気だが、冬が近づくにつれ、うつ状態になる。これが「季節性うつ病」だ

 性別や年齢に関係なく発症し、9月頃から症状が現れる。冬に欠勤が多いということもある。春になると、再び元気になり、病気のそぶりが全く見えなくなるため、気づかないまま年数を重ねることもある。

 原因は太陽光の減少だ。冬になり、日照時間が少なくなると脳のなかのメラトニンという物質が十分、分泌されなくなり、体のリズムが崩れる。北欧では研究が進んでおり、国内では、北海道や北陸など、雪国を中心に患者が多いといわれている。

 赤坂クリニック(東京都千代田区)の理事長、貝谷久宣医師が解説する。

 「秋になるとなんとなく物悲しい気分になるが、この場合は頭が冴えてくる。季節性うつ病の場合、とにかくおっくうで頭が働かず体が動かない。会社や学校に行けなくなってしまうレベルだ。風邪に似た症状から始まる場合もある。診断は、『大うつ病』の基準を満たしているうえに、甘い物を中心とした過食、いくら寝ても昼間も眠くて仕方がない。こうした症状が2年以上続きます」

 貝谷医師のいう「大うつ病」の基準を別表に示した。これに該当し、加えて「過食や過眠」の症状があれば、精神科や心療内科の専門医にかかろう。

 ■強い光で治療

 病院では、強い光を体に当てる光照射と、薬物治療が中心となる。光照射は、一般的な学習スタンドの2~3倍といわれる3000ルクス程度の光を毎朝、体にあてる。薬物治療は、炭酸リチウムで体のリズムを整える。

 「自宅では、朝起きたら、40ワット4本くらいの蛍光灯を全部つけて1時間くらい浴びるようにしたい。壁に立てかけて行うのが効率的だ。これらは予防的にも使えるため、今の時期から自分で強い光を浴びる習慣をつけてほしい」(貝谷医師)とアドバイスする。

 ■1時間以上歩く

 このほか、ビタミンB12を含む食材も睡眠の覚醒のリズムを整えるといわれている。しじみやあさり、牛肉レバーなどを積極的に摂ろう。

 そして、少し軽くなってきたら、散歩でリズムを作る。1日5~10キロ、1時間以上、汗をびっしょりかくのがポイントだ。

 「散歩だけで完全な予防は厳しいが、適切な治療のあとに行うと、リズムを整える効果が期待できます。季節性うつ病は、人格的に円満で面倒見のよい人がかかりやすい傾向にある。ご自身の性格を見つめなおす必要もあるでしょう」(貝谷医師)

 ■「大うつ病」の診断チェックリスト

(1)ほぼ毎日、一日中、気分がゆううつだ

(2)ほぼ毎日、一日中、何に対しても興味と喜びを感じない

(3)1カ月で5%以上、体重の増減があった。またはほとんど毎日、食欲の減退がある。あるいは食欲が過剰だ

(4)ほぼ毎日、寝つけない、眠れない。早朝に起きてしまう。あるいは、寝すぎてしまう。これらのいずれかがある

(5)ほぼ毎日、イライラする。あるいは動作や会話が遅い

(6)ほぼ毎日、すぐに疲れる。あるいは気力が続かない

(7)ほぼ毎日、自分に価値がないと思う。または罪悪感がある

(8)ほぼ毎日、思考力、集中力、決断力の低下

(9)死ぬことをしばしば考えたり、自殺の計画を考えたりする

※(1)か(2)のいずれかを含んで合計5つ以上に当てはまる場合は「大うつ病」の疑いがある。加えて、過食(甘い物が中心)と過眠がある場合は、「季節性うつ病」の疑いがある