2012年9月28日金曜日

<携帯情報漏えい>auに照会、980件超す

あーあ、どうしてくれるんだ!個人情報!個人情報知ってるくらいで情報屋とか名乗ってるの笑えるわ~。

 携帯電話「au」の顧客情報が漏えいしていた事件で、不正競争防止法違反(営業秘密侵害)の疑いで愛知県警に逮捕された千葉県鎌ケ谷市の探偵業・西岡貞人容疑者(49)が「情報屋」と呼ばれる愛知県の調査会社から、07年ごろから少なくとも計約980件のauの顧客に関する不正照会の依頼を受けていたことが28日、捜査関係者の話で分かった。県警はうち少なくとも約500件の顧客情報が漏れたとみて、裏付け捜査を進めている。

 捜査関係者によると、西岡容疑者は、愛知県内で「エージェーLP」など複数の会社名を掲げて調査会社を運営する同県長久手市の新原(にいはら)聡(38)、名古屋市名東区の久松淳二(37)の両容疑者=別の戸籍情報の不正取得事件で逮捕=から依頼を受け、千葉県船橋市のau販売代理店パート店員、南里(なんり)光子容疑者(36)に顧客情報を漏らすよう携帯電話のメールで依頼したとされる。新原、久松両容疑者は探偵業界では「情報屋」として知られ、一連の個人情報漏えい事件で情報収集の中心的な存在だったとみられている。

 県警は、西岡容疑者への依頼は07年9月以降、今年6月までに約980件を確認したという。南里容疑者は職場の情報端末から個人情報を照会していたが、照会する場合、携帯電話番号以外にも顧客の生年月日などの情報の入力が必要なため、照会ができなかった時もあったといい、約半数が漏えいしたとみられるという。

 捜査関係者によると、西岡容疑者は南里容疑者に1件1万円の報酬を手渡しする一方、新原容疑者ら情報屋には3万2000円で転売していた。情報屋はさらに依頼元の探偵業者らに最大10万円程度で転売していたとみられるという。

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