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iPhoneを置くだけで機能するという不思議なスピーカー「おもしろいスピーカー」が販売中だ。メーカーは「でんでん虫と僕」。
接続インターフェイスはBluetoothやNFCではなく、「NearFA(Near Field Audio)」という新技術。公式な対応デバイスはiPhone 4S/4/3GS/3Gだが、特別なアプリは必要なく、編集部でテストしたところXperia arcなど他のスマートフォンなどでも動作した。
カラーはホワイトと木目調の2タイプで、実売価格は3,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。販売しているJan-gle 秋葉原本店などでは店頭デモも実施中だ。
●新技術「NearFA」を採用
音声出力中のiPhoneを置くだけで音声を増幅
この製品は、iPhone対応の小型ワイヤレススピーカーで、ワイヤレスシステムとしてNFCならぬNearFAを採用しているのが特徴。
NearFAは香港SmartVが特許出願中というワイヤレスオーディオ技術。音声を伝送できるのは近距離に限定されるが、Bluetoothや無線LANより消費電力と製造コストを抑えることができるという。
詳細な原理は解説されていないが、本体スピーカーから音声が出ているiPhoneを、このスピーカー上の特定の位置に載せると、このスピーカーからも増幅された音が出る、という仕組み。
置く場所を変えたり、少し浮かせたり、あるいはiPhoneをミュートにすると増幅出力も出なくなる。増幅音声はモノラルで、音量調整機能もない(音量調整はiPhoneの音量を調整することで行う)が、Bluetoothのようにペアリングが必要なく、「とにかく置けばいい」というのはなかなか便利だ。
●音声はコイルで集音?
なお、こうした動作イメージは、「iPhoneが出力する音をマイクで集音、増幅して出力している」ような感覚だが、実際にマイクで集音しているのではない模様。出力中にスピーカー筐体を叩いてみたり、周囲で大きな音を出しても、スピーカーからは出力されなかった。
内部基板を確認したところ、iPhoneのスピーカーに相対する位置にコイルと思われる部品が付いており、これでiPhoneのスピーカー動作を検出している、という可能性が高そう(?)。また、明確にマイクとわかる部品は無いようだ。
ちなみに、NearFAではiPhoneやiPad、iPod touchのほかAndroid端末への対応もうたっている。今回の製品そのものは「iPhone対応」として発売されているが、Xperia arcやソフトバンクのフィーチャーフォンを組み合わせても問題なく動作した。
本体サイズは高さ40.3×幅72×奥行き163mm。音声入力端子として本体背面にステレオミニジャックを備える。電源は単3形アルカリ電池3本またはUSB経由で供給する。付属品は単3形アルカリ電池3本(動作確認用)、Micro USBケーブル、音声ケーブル(ステレオミニ)。
NearFAを採用したワイヤレススピーカーとしては、iFrogzの「Boost」も発売されている。
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