2011年5月30日月曜日

「売上を義援金に」はうそ 無許可で飲料水製造の夫婦逮捕

なんていうか、あきれて言葉も出ないですね・・・

 売上金を東日本大震災の義援金として送るとうたい、販売用の飲料水を無許可で製造したとして、和歌山県警生活環境課などは30日、食品衛生法違反の疑いで、同県岩出市岡田の自営業、綛田(かせだ)真大容疑者(30)と、妻の友美容疑者(34)を逮捕した。調べに対し、ともに容疑を認めているという。

 逮捕容疑は3月15日頃、東京都の男性(20)ら男女4人に自分のインターネットショップを通じて販売する目的で、県知事の許可を得ずに飲料水を製造したとしている。

 県警によると、2人は「売上金すべてを義援金として被災地に送る」などとネット上で宣伝。震災後の3月中旬から下旬の間、大阪府や神奈川県など11都府県の男女約30人に12リットル入りの水約115セットを販売し、約9万3000円を売り上げた。2人は「県内にある有料の湧き水を、使用済みのペットボトルやポリタンクなどにくんだ」などと供述。被災地に義援金は寄付していないという。

 3月末に千葉県の女性から「ネット上で使用済みペットボトルに入った水が販売されている」と県に通報があり、県警が捜査していた。2人のサイトには、購入者から「被災した知人に送るために購入したがフタが密閉されておらず、こんな水は送れない」などの苦情も書き込まれていた。

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