2011年9月9日金曜日

規制に従ったら家に行けない…間違った道路標識に従って12人検挙

ちゃんと相談してよかったですねー。だまってたら、そのまんま?




 埼玉県警交通企画課は9日、坂戸市内で誤って設置された道路標識に基づいて交通違反の取り締まりを行い、道交法違反(通行禁止違反)容疑で12人を検挙していたことを明らかにした。

また、この標識は案内のために設置された「附帯標識」で、公安委員会の意思に基づく交通規制効果がない標識だったことも判明。県警は県内の附帯標識約2万5000本をすべて撤去して再発防止を図る方針。

交通企画課によると、坂戸市八幡の市道交差点で、本来は左折のみ禁止のところを、誤って設置された直進及び左折禁止の標識に従って、7月18日から8月11日までの間に12人を検挙したという。

すでにこの標識は撤去され、検挙された12人については点数抹消の手続きを行った。今後、10人から納付のあった反則金計6万4000円の還付を行っていくという。

「附帯標識」は、見た目は一般の交通規制標識と同じだが、一方通行の道路で逆走を防ぐなどの案内標識として設置される標識で、公安委員会の意思に基づく交通規制の効果はない。今回は附帯標識が誤って設置された上、規制効果のないその標識に基づいて取り締まりを行っていた。8月11日に検挙された人から「この規制では家に行けない。どうすればよいか」と申告があり、調査の結果、附帯標識と判明した。

交通規制課は「今後、適正な交通規制に努めていきたい」としている。

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