2011年9月5日月曜日

<玄海原発>廃炉想定し財政試算 佐賀県玄海町

どんなにお金をかけて作ったものであろうと、寿命はあるし、危険なものは危険なんだよ。しかも自然災害の恐ろしさもあるし、廃炉決定でいいよねー。




 九州電力玄海原発がある佐賀県玄海町の岸本英雄町長は5日の会見で、同原発の廃炉を想定した町財政の試算をする考えを明らかにした。野田佳彦首相が「寿命が来た原発は廃炉にしたい」と発言したことを受け、原発依存度の高い町財政への影響に備える必要があると判断した。

当初は30年とされてきた原発の寿命は現在、延命策などによって40年が目安とされている。玄海原発は全4基あり、うち1号機は稼働から36年がたつ九電最古の原子炉で、予想以上の老朽化も明らかになっている。2号機も稼働から30年が経過している。

町は、(1)全4基の廃炉(2)1号機だけ廃炉(3)1、2号機の廃炉(4)廃炉なし--の4パターンで、年度内に試算をまとめる意向。町の今年度当初予算は約57億円で、うち原発関連の歳入が約34億円で6割を占める。

玄海原発は2、3号機が停止したままで、12月には1、4号機も定期検査に入る予定。町は全基停止を想定した財政試算にも着手している。

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