2011年7月21日木曜日

この日を待ち続けていた…リンゼイさんの父

終身刑を設定してもいいんじゃない?

 リンゼイさん殺害事件で、市橋達也被告(32)に無期懲役の判決が言い渡されたことについて、被害者参加制度を利用したリンゼイさんの父ウィリアムさん(58)は、「この日をずっと待ち続けていた。(判決に)満足している。娘のために正義を勝ち取るのに4年半かかり、やっと実現した」と話した。

 「日本の警察は、娘を殺した男を一生懸命、追い続けてくれた」と感謝の言葉を述べ、妻ジュリアさん(54)から手渡された「日本が大好きだった」リンゼイさんの写真を掲げ、「日本は娘を裏切ることはなかった」と涙を浮かべた。

 ウィリアムさんは法廷で「この国の最高の刑を」と訴えた。代理人の絹川健一弁護士は「(判決が)遺族が最高刑を望んでいるという気持ちを理解してくれ、日本の量刑事情から、無期懲役が妥当だと理解した」と話した。

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