2011年7月7日木曜日

31人、教員免許取得できず=内規ミス、必要単位多く設定―佐賀大

うあー、きっついなあ・・・どう補償するんだろう・・・

 佐賀大学は7日、教育職員免許法の要件を満たしながら、大学独自の内規で必要単位数を多めに設定していたため、2003年度以降、学生31人が免許を取得できなかったと発表した。今春は3人が教員採用の内定を取り消されており、大学側は個別に謝罪したという。
 同大によると、例えば数学の高校教員免許を取るためには、同法で「教科科目」を最低20単位、教育実習などの「教職科目」を最低23単位、合計で59単位を修得するよう定めている。しかし、同大理工学部ではそれぞれ34単位、25単位を要件としており、いずれかが不足している場合は教員志望者としての履修指導をしていなかった。
 今年6月、理工学部の卒業生が「東京都教員採用試験に合格したのに、免許未取得で採用されなかった。大学の履修要件がおかしい」と指摘したことから判明した。大学側は内規を見直し、法令と整合性の取れた内容にする方針。
 瀬口昌洋佐賀大理事の話 内規と法令のずれを見落としており、大学として大変申し訳ない。卒業生の進路などについては誠実に対応したい。 

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