2011年7月22日金曜日

14道県、1700頭を超す=汚染稲わら餌で、出荷の牛

もう、あきれるばかりですね・・・

 放射性セシウムで汚染された稲わらを食べた牛が畜産農家から出荷された問題で22日、新たに北海道、栃木、三重、島根の4道県で牛の出荷が確認された。これで汚染の疑いがある牛を出荷したのは、北海道、岩手、宮城、秋田、山形、福島、栃木、群馬、埼玉、新潟、静岡、岐阜、三重、島根の14道県となり、出荷数は合計で1700頭を超えた。
 稲わらは、岩手、宮城、福島、栃木の4県産が与えられていたが、岩手、栃木の両県を除く道県で宮城県産が与えられていた。宮城県は同日、県内の販売業者が、福島第1原発事故後に収集・保管した稲わらを、青森、秋田、岩手、福島、山形、茨城、群馬、神奈川、千葉、埼玉、新潟、岐阜、三重、島根の14県に販売していたと発表した。
 このほか22日は、岩手1頭、秋田1頭、宮城1頭、栃木3頭の肉から、国の暫定規制値を超えるセシウムが検出された。これまで、暫定規制値を超えたことが確認されたのは、福島県産だけだった。

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