2012年4月1日日曜日

<放射性セシウム>食品検査の新基準値が1日施行

この基準がしっかり適用されるよう、検査体制をもう一度構築しなおして欲しい!




 食品に含まれる放射性セシウムの新基準値が1日、施行される。国際基準を参考に、食品からの被ばく限度を年間5ミリシーベルトから1ミリシーベルトに変更。人体への影響がこの範囲に収まるよう、食品の放射線を出す強さ(ベクレル)の基準値を従来の4分の1~20分の1に厳しくした。厚生労働省は自治体が実施する検査の指針を見直し、検査態勢を拡充して基準値を超える食品の流通を防ぐ構えだ。

 新基準値は▽コメや野菜などの「一般食品」で放射性セシウムが1キロ当たり100ベクレル▽「乳児用食品」と「牛乳」は同50ベクレル▽「飲料水」は同10ベクレル。基準値を超えたものは出荷制限や摂取制限の対象になる。3月までの暫定規制値(同500ベクレル)の下で検査をパスして流通しているコメや牛肉には9月末まで経過措置が設けられ、新基準値が適用されるのは10月からになる。

 課題は検査態勢の強化だ。厚労省は指針を改定し、同50ベクレルを超えた食品を「重点品目」に指定。「50~100ベクレルを検出した地域では市町村ごとに原則週1回、3検体以上実施」などと、検体数や頻度を詳細に決めた。出荷段階での検査が求められる自治体は従来と同じ17都県だが、これまでに複数の食品が出荷制限を受けた福島など6県については検体数を増やすなど、重点的な検査を求めた。

 岩手、宮城、福島、茨城、千葉の5県には検査対象に海産物も追加。一部の地域でも50ベクレルを超えた魚種については、他県沖に広がっている可能性もあるため、5県全てに重点検査を指示している。

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