2011年8月19日金曜日

川下り船、船頭の技量、現場任せ 会社側の安全管理に不備

水辺での事故、怖いですね。訓練もしていなかっただなんて、自然の力をあなどりすぎですよね。




浜松市天竜区の天竜川で川下り船が転覆した事故で、船のかじを取る船頭らの技量はリーダー格のベテラン船頭らに一任され、運営会社の天竜浜名湖鉄道(浜松市天竜区)側に船頭の力量をチェックする態勢がなかったことが19日、分かった。静岡県警は会社側の安全管理態勢に問題があったとみて調べる。県警は同日、事故現場から約1・5キロ下流の川底に船が沈んでいるのを確認した。

同社によれば、船頭は22人おり大半が平成15年以前から務めている。今春、一般公募で男女6人を新たに採用。新人船頭は営業船に乗って後方で操舵(そうだ)するまで数年かかるが、育成も含めた船頭の管理はほぼすべてリーダー格に委ねられていたという。操舵の練習もリーダー格に任され、会社側が示した明文規定などはなかった。また、転覆事故を想定せず、大人数が流された場合の訓練も行っていなかった。

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