どれだけ回収率をあげられるでしょうか?
環境省は22日、使用済みの小型家電に含まれる貴金属やレアメタル(希少金属)の効率的なリサイクルに向けた新制度のたたき台をまとめ、中央環境審議会の小委員会に示した。消費者からリサイクル料金は徴収せず、回収対象として、携帯電話やデジタルカメラ、CDプレーヤーなど45品目を挙げた。これらの小型家電は「都市鉱山」とも呼ばれるが、大半が廃棄されており、同省は新制度で有効活用を目指す。今後、制度の具体的内容を詰め、来年の通常国会に法案を提出する。
新制度は、回収の義務化はせず、市町村や廃棄物処理業者らが協力してリサイクルを促進する仕組みとし、回収率は少なくとも20~30%を目指す。同省の試算では、回収率が30%の場合に、貴金属などの売却で得られる利益は18億6000万円と見込む。
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