2011年8月14日日曜日

鉄格子切断して少年院脱走

少年法改正しないと、こういうのでも実名が出せないよね。


 大阪府茨木市の浪速少年院で13日午前1時15分ごろ、入所者の少年(18)がいなくなっているのを、巡回中の職員が発見した。茨木署が行方を捜している。

浪速少年院によると、少年は窃盗や傷害などの非行事実で送致され、8か月ほど前に入所。2階建て寮舎の2階単独室に入っていたが、部屋の窓の鉄格子が1本切断されており、その縦20センチ×横35センチの空間から抜け出して逃走したとみられる。少年は金属加工実習を受けており、身体検査を逃れて工具を持ち出し、切断に使った可能性がある。

また、院を囲む高さ約3メートルの有刺鉄線付きフェンスの外に、少年の部屋のものとみられる毛布が落ちてあった。有刺鉄線に引っかからないよう、フェンスを乗り越えるときに使ったとみられる。

少年は身長175センチの丸刈り。白の半袖ポロシャツ、茶系のチノパン、青い3本線の白の運動靴姿。少年は12日に「名前を書きたい」と申し出て、運動靴を部屋に持ち込んでいた。金銭は所持していない模様。

少年院からの逃走は、刑法の逃走罪には該当しない。規律違反として懲戒対象となり、少年院法では20日を超えない期間、単独室で謹慎させる。

0 件のコメント:

コメントを投稿