2011年8月3日水曜日

コメ検査は2段階…出荷停止は旧市町村単位で

日本の今後の農業が復興できるかどうか、ここにかかってますよね。

農林水産省は3日、コメの放射性物質の検査方法と、出荷停止の基準を公表した。2段階方式で慎重に検査する一方で、出荷停止は旧市町村単位で行い、汚染のない地域のコメまで出荷停止の対象になるのを避ける仕組みにした。

 同省が示した検査の対象は、福島、茨城、栃木、群馬、千葉、神奈川、埼玉、東京、宮城、山形、新潟、長野、山梨、静岡の14都県。青森、岩手、秋田の3県も今後対象にする。

 第1段階の予備検査は、土壌の放射性セシウムが1キロ当たり1000ベクレル以上と、空間放射線量が毎時0・15マイクロ・シーベルト以上の地域(3000~4000地点)で実施。収穫の10~4日前に採取した玄米から同セシウムが1キロ当たり200ベクレルを超えた場合に「重点調査区域」に指定し、集落(約15ヘクタール)ごとにコメを採取して、第2段階の本検査を行う。

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