2012年6月20日水曜日

<真夏日>首都圏中心に熱中症相次ぐ

朝は、かなりムアーっとした空気だったよね。これから夏本番だね。




 台風4号が残した暖気の影響などで、関東甲信地方は20日、各地で最高気温が30度以上の真夏日となった。東京都八王子市では34度を記録し、8月の最も暑い時期を上回った。

 気象庁によると、真夏日となった全国51地点のほとんどが関東甲信で、各地の最高気温は▽甲府市33.5度▽群馬県高崎市33度▽茨城県笠間市32.8度--など。東京都心でも30.2度を記録して今年初めての真夏日となった。前橋地方気象台は今年に入り全国で初めての高温注意情報を出した。

 首都圏を中心に、熱中症を訴える人も相次いだ。茨城県桜川市の女性(70)は路上にうずくまっているところを通行人に発見され、病院に運ばれた。群馬県伊勢崎市ではスーパーで買い物中の女性(59)がめまいや手足のしびれを感じ、31.7度を記録した宇都宮市でも建設現場で作業中の男性(49)が「気分が悪い」と訴え、いずれも救急搬送された。

 南シナ海から接近中の台風5号は21日朝には温帯低気圧に変わる見通し。この低気圧から東に延びる梅雨前線に暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本では22日にかけて大雨となる恐れがある。

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