2012年6月13日水曜日

胆管がん発症問題、厚労省が全国一斉立ち入り調査

全国的に、結構な数の被害者がいそうだね・・・原因は何なんだろ?




 大阪市の校正印刷会社の元従業員らが胆管がんを発症し、少なくとも5人が死亡した問題で、厚生労働省は13日、各地の労働基準監督署を通じて全国の校正印刷事業所など約500社の立ち入り調査を始めた。

 この問題では、東京都と宮城県の印刷会社でも同じ事例が報告されており、同省はアスベスト被害と同様に全国に広がる可能性があるとみて、業務と疾患の因果関係などを調べる。

 調査対象は、大量印刷の前に仮刷りして発色や誤植などを確認する校正印刷を専門とする事業所。一連の問題は、洗浄剤に含まれる有機溶剤が原因で発症した可能性が指摘されており、同省は事業所内での作業状況が法令に違反していないか点検し、6月中に調査を終えるとしている。

 一方、大阪市の同じ校正印刷会社で現在働いている従業員3人が、大阪の労働基準監督署に労災申請していたことも明らかになった。

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