おお!まさに境界線だね。こんな夢のある観測も次何百年後かだもんね。そのときもキレイに観測できるといいね。
5月21日に全国各地で観測された金環日食について、部分日食との北側の限界線上付近とされた兵庫県明石市の市立天文科学館は2日、市民らからの観測報告を分析した結果、「限界線は少なくとも明石市を通っていた」と発表した。同市内では「金環」と「部分」がほぼ同数だった。
限界線は、東側から順に2.1~2.7キロの間隔で▽国立天文台の相馬充助教と「せんだい宇宙館」(鹿児島県)の早水勉館長らのグループ▽国立天文台暦計算室▽米航空宇宙局(NASA)--がそれぞれ算出した3種類が想定されていた。
同市内の観測隊の報告は、「金環」が18件、「部分」が17件。「金環」の報告のうち16件は相馬助教・早水館長らの線の東側で、2件はNASAの線の西側だった。一方、同科学館を含む中央の線付近で金環になる時間帯に太陽が雲に隠れたため、「分からなかった」との報告が40件に上り、明石では厳密な限界線の位置は突き止められなかった。
金環日食限界線共同観測プロジェクト代表で、同館学芸係長の井上毅さん(43)は「明石の延長線上にある他地域の結果も踏まえて解析を進めたい」と話した。
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