2012年6月15日金曜日

<大飯原発>16日に首相ら3閣僚会談 再稼働決定へ

こじつけだね。ちゃんと理解を得てからじゃないと、混乱や不満は募るばかりなのに。情けない大人たち。


政府は16日午前、野田佳彦首相と枝野幸男経済産業相ら関係3閣僚が会合を開き、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を正式に決める。東京電力福島第1原発事故以降、国内の原発50基は定期検査入りなどで5月5日にすべて止まっており、再稼働の決定は初めて。大飯原発3、4号機がフル出力に達するのは7月下旬とみられる。

 閣僚会合に先立ち、西川一誠福井県知事が官邸で首相と会談し、再稼働に同意する考えを直接伝える。枝野氏と細野豪志原発事故担当相、藤村修官房長官、平野博文文部科学相も同席する。その後、首相は、平野氏を除く3閣僚と協議し再稼働を決定する。

 西川知事は15日、関電の八木誠社長と県庁で会談。「失われた原発への信頼を取り戻す責任は非常に重い」と述べ、事故時の指揮系統など安全対策の確実な実行を求めた。八木社長は「国の原子力のあり方を左右することを肝に銘じ、安全運転を進める」と応じた。

 首相は8日の記者会見で「国民生活を守るために大飯原発を再起動すべきだというのが私の判断だ」と明言した。時岡忍おおい町長は14日に同意を表明しており、福井県の同意を受け、政府は再稼働に「地元の理解」が得られたと結論づける見通しだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿