2012年6月8日金曜日

吉田前所長も聴取=「上に行くほど駄目」―黒川委員長

上に行くほど駄目・・・この言葉に、日本中のどれだけの人が共感したことだろうか?




 国会事故調査委員会の黒川清委員長は8日夕、東京電力の清水正孝前社長の公開聴取後に記者会見し、福島第1原発の吉田昌郎前所長から聞き取り調査を行ったことを明らかにした。
 黒川委員長によると、吉田前所長は現場から全面撤退する意思はなかったと説明したという。
 黒川委員長は「東電は退避という言葉は使ったが、撤退という言葉は使っていない」と指摘。少なくとも第1原発の現場では、当初から一部の人員を残すつもりだったとの見方を示した。
 一方で、清水前社長ら当時の幹部が曖昧な説明に終始していることを念頭に、「(組織の)上に行くほど駄目になっていくのが日本の現実」と皮肉った。 

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