＜星出宇宙飛行士＞打ち上げ成功 ４カ月間の長期滞在へ

色々実験して、無事に帰還して欲しいですね！少しずつですが、宇宙が身近に感じられるようになりつつありますね。


国際宇宙ステーション（ＩＳＳ）へ向かう宇宙飛行士の星出彰彦さん（４３）が搭乗したロシアのソユーズ宇宙船が１５日午前８時４０分（日本時間同１１時４０分）、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地からソユーズロケットで打ち上げられた。約９分後にＩＳＳへ向かう軌道に入り、打ち上げは成功した。星出さんの宇宙飛行は、０８年の米スペースシャトル搭乗時に続き２度目。約４カ月間の長期滞在を経て地球への帰還は１１月１２日、カザフスタンの予定。

　ソユーズのＩＳＳへのドッキングは今月１７日。約３時間後には接続部のハッチが開き、星出さんと、共に搭乗した米国のサニータ・ウィリアムズ飛行士（４６）、ロシアのユーリ・マレンチェンコ飛行士（５０）がＩＳＳに到着する。２１日には、種子島宇宙センターから打ち上げられる無人補給機「こうのとり」（ＨＴＶ）で運ばれる衣服や実験装置などを受け取る。

　ＩＳＳでは、日本実験棟「きぼう」で、ロボットアームを使って小型の人工衛星を宇宙空間へ放出する初の実験や、骨の変化を観察するためのメダカの飼育などに取り組む。ＩＳＳの故障した電源設備交換のため、ウィリアムズ飛行士と一緒に船外宇宙活動を行うことも計画されている。

　今年は、毛利衛さん（６４）が米スペースシャトルで９２年に宇宙へ行ってから２０年の節目の年。９０年にＴＢＳ社員としてソユーズに搭乗した秋山豊寛さん（７０）を含めると計９人の日本人が宇宙を経験した。