2012年7月20日金曜日

オスプレイ「配備」が優先…政府、安全策を強調

とても難しい問題だけど・・・安全性がこんなに問われてるものを配備するのはどうなの?




 政府は20日、米軍が垂直離着陸機「MV22オスプレイ」を23日に米軍岩国基地(山口県岩国市)に陸揚げする日程について、山口県と岩国市に伝えた。

 政府は配備後の安全確保に関し、日米合同委員会を開いて米側に徹底を求めるなどして、国民不安の払拭に努める考えだ。

 野田首相は20日、大分県日田市で記者団に対し、陸揚げについて「調査結果や安全性の確認状況をしっかり地元に説明し、理解いただけるよう努力したい」と述べた。

 日米合同委については、政府は近く開催する方向で米政府と調整している。岩国でのオスプレイの運航などについて詳細な情報提供を求める方針だ。

 地元に対しては、今年4月と6月に起きたオスプレイの墜落事故調査結果について、近く米国に派遣する国土交通省の航空機事故専門家らが確認を終えるまでは、飛行を認めない姿勢を強調する考えだ。森本防衛相は8月の訪米時、安全性のPRのため、オスプレイへの試乗も検討している。

 渡辺周防衛副大臣は20日、来日中のカーター米国防副長官との会談で地元の厳しい空気を伝え、「(予定通り)配備すると同盟関係に懸念が生まれる」と述べた。

 だが、二井関成山口県知事と福田良彦岩国市長は20日、搬入日程伝達を受け、記者団に「期待を裏切られた」と口をそろえた。

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