2012年7月2日月曜日

性同一性障害、男女記載しない新たな保険証交付

苦しむ方にとっては、大きな一歩でしょうね。差別がなくなればいいですね。




 松江市は2日、心と体の性が一致しない「性同一性障害」と診断された市民団体代表、上田地優(ちひろ)さん(54)に対し、性別欄に男女別を記載しない新たな国民健康保険証を交付した。

 厚生労働省によると、性同一性障害を巡り、本人の要望で保険証の表記を変更したのは全国初という。上田さんは「男性と記された保険証を示すのは精神的に苦痛」として、5年前から保険証の記載を「男性」から「女性」に変更するよう市に要望していた。

 市によると、新たな保険証では、目に付きやすい表紙の性別欄に男女別を記載せず、裏面の備考欄に「戸籍上の性別、男性(性同一性障がいのため)」と記している。市は本人の要望を受けて同省などと協議、保険証表記の変更を決定した。

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