2012年5月28日月曜日

<落雷>尾瀬で59歳男性死亡 同行の女性は軽傷

最近の雷雨は、対応できないほど一気に来るからね。気をつけましょう。

 


  28日午前11時15分ごろ、群馬県片品村戸倉の尾瀬国立公園尾瀬ケ原の山小屋「竜宮小屋」の職員から、登山道を歩いていた男性が雷に打たれたと119番があった。県警などによると、男性は埼玉県上尾市小敷谷、会社員、佐々木幸明さん(59)で、約4時間後に死亡が確認された。一緒にいた女性(51)は転倒し軽傷を負った。県警沼田署は事故の経緯を調べている。

 同小屋を経営する萩原澄夫さん(57)によると、同日午前10時半ごろ、「ドカン」と大きな音がし、間もなく、別の女性登山客が「雷に打たれた人がいる」と小屋に駆け込んだという。佐々木さんらは同小屋から西に約150メートルの木道で倒れていた。県警によると、佐々木さんは県の防災ヘリコプターで救助されたが、午後3時半ごろ同県沼田市の病院で死亡が確認された。

 前橋地方気象台によると、当時、県内全域に雷注意報が出ていた。同村むらづくり観光課の担当者は「尾瀬ケ原で雷が発生した際には、登山者が周囲で一番高い目標物となってしまう。空が暗くなってきたら直近の山小屋に入るなど、早めの行動で身を守ってほしい」と話した。

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