梅ちゃん先生可愛いよね。でも朝ドラっていつも見忘れるw
女優・堀北真希(23)主演のNHKの連続テレビ小説「梅ちゃん先生」(月~土曜前8・00)の舞台となっている東京都大田区蒲田の商店街が、“梅ちゃん景気”に沸いている。梅酒や梅風味もなかなど関連商品を販売する店舗も多く、どれも大人気。商店主らは「さすがNHKの全国ドラマ」と、その威力に驚いている。
JR蒲田駅の西口に伸びるサンライズアーケード街。アーケードの両側には「梅ちゃん先生の舞台 ようこそ蒲田」とプリントされたのぼりが数メートルごとにびっしり。こどもの日の5日、のぼりは小さなこいのぼりとともに風に揺れていた。
アーケードの中央には、ドラマ情報や昭和30~40年代の蒲田駅周辺の写真を展示する「梅ちゃん先生応援コーナー」も開設。そんな中で「梅ちゃん先生ラベル置いてます」の大看板を掲げているのは酒店「旭屋」。ドラマ開始2週間前の3月中旬から「梅ちゃん先生 蒲田慕情」という名前の梅酒、日本酒を販売。梅酒も日本酒も1日15本(1本720ミリリットル)以上売れるという人気。全国各地からの注文もあり、石井裕介マネジャーは「さすがNHKの全国ドラマですね」とニンマリ。ドラマが終了する9月末までの期間限定販売だ。
開店40年になる釜飯店「梅Q」では、釜飯に焼き鳥などが付いた「梅ちゃんセット」をドラマ初日の4月2日からメニューに加えた。昼は梅ゼリー、夜は梅ドレッシングのサラダが付く。
同アーケードがある蒲田西口商店街では、ドラマの制作が発表になった昨年6月29日直後から、片山蔦栄理事長(81)が中心になって「商機につなげたい」と動きだした。これまで、ドラマにちなんだ「もんぺコンテスト」や、堀北が出演したNHK「土曜スタジオパーク」を駅前に大型ビジョンを設置して生中継するなどのイベントを開催。「蒲田は男性の街、暗い、などのイメージがありましたが、ここ半年で随分変わりました。梅ちゃん効果です」と大喜びだ。
大田区の区花は、偶然にも梅。産業振興課の栗林正勝氏によると「撮影場所は?」「梅ちゃんグッズはある?」などの質問が区に寄せられているという。「各店舗に働きかけてグッズを増やしていきたい。ドラマ終了後もにぎわいが続くようにアイデアをしぼりたい」と張り切っている。
▽梅ちゃん先生 終戦直後の東京・蒲田で地域医療に身を投じていくヒロインを描く。3人きょうだいの末っ子の下村梅子(堀北真希)は大学病院の医師の父・建造(高橋克実)が戦争孤児を懸命に治療する姿を見て医者になることを決意。建造には大反対されるが、母・芳子(南果歩)らに支えられ猛勉強を始める。平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は初回が18.5%。週間最高は4週連続で20%超え。
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