バス会社で安全管理を怠ったら何になるんだ?人を乗せるという意識がないんだろうね。
関越自動車道で乗客7人が死亡したツアーバス事故は、6日で1週間がたつ。
群馬県警や国土交通省による事故後の調べで、自動車運転過失致死傷容疑で逮捕された運転手河野化山(かざん)容疑者(43)(千葉市中央区)が、仮眠を取る休憩時間に中国人向けの別のツアーを手配し、バス運行会社の道路運送法違反が多数見つかるなど、乗客の安全を軽視した運行の実態が次々と浮かび上がってきた。
国土交通省関東運輸局はバス運行会社「陸援隊」(千葉県印西市)に対する特別監査で、数十件もの道路運送法違反を確認した。同省幹部は「極めてずさんな安全管理態勢。これほど多くの違反が見つかること自体が異例だ」と話す。
同省が特に悪質だとするのが、陸援隊が河野容疑者を日雇いとして運転させていた違反。同社の針生裕美秀(はりうゆみひで)社長は特別監査で、「人手が足りない時に運転を頼んでいた」などと、日雇いだったことを認めている。
群馬県警によると、河野容疑者は中国出身で、1993年に来日。翌年に日本国籍を取得した。アルバイトのトラック運転手として7年間勤め、2年ほど前からはバス運転手になった。昨年2月頃には、千葉県成田市のバス運行会社にも雇ってほしいと訪ねて来たといい、この会社の幹部は「バスの運転の経験があればいいけど、『見習いで』というので断った」と取材に明かした。陸援隊で働き始めたのは昨年8月頃だった。
0 件のコメント:
コメントを投稿