天気予報が微妙ですね・・・せめてその時間だけでも、太陽が顔出してくれればいいんだけど。
21日朝、太陽に月が重なってリング状に輝く「金環日食」が起きる。くしくもこの日は、東京スカイツリー開業の1日前。そこで、スポーツ報知では「スカイツリーのてっぺんが、金環日食と重なる絶好スポット」を調査。ツリー&日食のコラボを、おすすめスポットで鑑賞してみませんか?
「スカイツリーのてっぺんと、金環日食が重なっている場所」を特定するには、東京都内の該当時間における太陽の高度、方角の情報が必要だ。
まず、高度について国立天文台に聞いてみると、こんな答えが返ってきた。「完全に金環日食となるのは21日午前7時34分頃で、太陽の高さは35度ですね」。東京スカイツリーの高さは634メートル。三角関数の公式に当てはめると、ツリーのてっぺんに日食がきれいに見える距離は、ツリーの高さをtan(タンジェント)35度で割ったもの。tan35度=0・7002なので、634÷0・7002=905・4555。よって、距離は約905メートルになる。
次に太陽の方角。「北から見て時計回りに89度の方向ですね。これはもう、真東と考えて間違いありません」と同天文台。これで分かった。“真東にスカイツリーが見え、かつ905メートル離れた場所”がお目当てのスポットだ。地図で調べると、隅田川にかかる吾妻橋の東詰、首都高速6号と重なるところだった。その周辺が、絶好の鑑賞場所となる。
スポーツ報知オススメのポイントは、次の2か所。〈1〉アサヒビール本社ビルの東側にある広場。〈2〉吾妻橋の西詰付近。アサヒビール本社ビルと、墨田区役所の建物の間に、ツリーが見える。ここからなら、障害物なくスカイツリーまでが開けて見えるのだ。
最後に、国立天文台から注意。「ツリーが暗く見えてしまうかもしれませんが、日食を見るのなら必ず専用のフィルター、グラスを通じて見てください」。くれぐれも、直接見ないように気をつけてください。
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