2012年5月17日木曜日

<救急車>搬送中に事故…到着16分遅れ患者死亡 札幌

小学生も悪いような・・・でも、救急車側が気をつけてれば防げた事故かあ。


 17日午前8時5分ごろ、札幌市西区西野8の8の市道で、急病患者を搬送中の救急車が、青信号で横断歩道を渡っていた小学2年の男児(7)と接触した。男児はひじや腰に軽傷。搬送中の70代の男性患者は約16分遅れで別の救急車で市内の病院に運ばれたが、くも膜下出血で間もなく死亡した。市消防局が搬送遅れと死亡の関係を調査している。

 道警札幌西署などによると、現場は市立西野第二小前の片側1車線の直線道路。救急車がサイレンを鳴らしながら横断歩道手前で一時停止し、徐行で進入したところ、左から走り出てきた男児に左バンパーが接触した。信号は救急車側が赤だったといい、男性運転手(26)は「(男児に)気づくのが遅れた」と話しているという。

 市消防局によると、救急車を男児の救護や事故対応のため現場にとどまらせ、別の救急車2台を出動させた。1台目が約11分後に到着した後、男性患者の乗り換えに約5分かかり、計16分後に現場から出発したという。

 遠藤敏晴消防局長は「心からおわびする。再発防止の徹底を図りたい」とコメントしている。

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