すごいね、1年でここまで計算に強いってことは、やっぱり才能ってことだろうね。
さいたま市緑区東浦和8の幼稚園児、辻窪凜音(りんね)ちゃん(6)が9月に実施された暗算検定で9段に合格した。暗算検定の最高位は10段。主催する全国珠算教育連盟(京都市)は「6歳での9段合格はおそらく全国最年少では」と驚いている。
同連盟主催の検定試験は4ケタ同士のかけ算や、8ケタと4ケタの割り算など全3種目各40問を制限時間の3分以内に解く。1問当たり5点で、9段は全種目で200点満点中170点以上が必要とされる難関だ。昨年度は、受験者3万1597人のうち9段合格は204人だった。
凜音ちゃんは5歳から同市浦和区の「そろばん教室USA」(高柳和之塾長)に通い始めた。その時点で円周率を500ケタまで暗記していたという。高柳塾長は「2~3時間飽きずに練習している。間違えても泣かないし、集中力がすごい」と絶賛する。小さな体で、机にかじりつくように問題を解いているが、取材には、小さな声で「うれしかった。10段もとりたい」とはにかんだ。
凜音ちゃんの母の薫さん(40)は「普段はのんびりした子だが、暗算は好きみたい。将来は人のために何かができる人になってほしい」と願う。本人の将来の夢は好物の「ケーキ屋さん」という。
同連盟によると、同市立与野南小5年の弥谷拓哉君(10)が同じ教室に通い、7歳4カ月で10段を取得した最年少記録を持つという。
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