2011年4月26日火曜日

<東日本大震災>「震災遺児」を55人確認 宮城県で

辛いですね・・・しっかりとケアしてあげて、強く成長できるようにしてあげましょう。


 宮城県は25日までに、東日本大震災で両親が死亡したか行方不明になっている「震災遺児」を55人確認した。県内では学校が徐々に再開しており、県や沿岸部の自治体は学校を通し、さらに多くの震災遺児が確認されると見込んでいる。

 県子育て支援課によると、県内の震災遺児の内訳は、名取市18人▽石巻市14人▽仙台市・女川町各5人▽気仙沼市3人--など。計55人のうち53人は親類に保護され、2人が県内の児童福祉施設に入所している。

 県はこれまで、県内外の児童福祉司らを各避難所に派遣し、聞き取り調査してきたが、児童の心情を考えて直接接触しないようにしてきた。避難所を1度巡回しただけでは実態が把握できず、調査は難航している。

 津波被害が甚大だった石巻市の震災遺児の担当者は「これまでは児童の安否確認に追われ、両親の状況まで確認できていなかった。学校がやっと再開し、保護者の実態把握はこれから。今後ますます震災遺児が判明してくると思う」と話している。

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