プロ野球、あす開幕 震災で１８日遅れ

節電をしながら、日本に力を与えるプレーを見せてもらいたいですね！楽しみにしてます！


東日本大震災の影響で開幕を延期していたプロ野球は１２日、当初予定の３月２５日から１８日遅れでセ、パ両リーグで同時開幕する。今季は公式戦開催球場に募金箱を設置し、選手のヘルメットに「がんばろう！　日本」のシールを掲出するなど、シーズンを通して復興を支援する。

　電力事情に配慮して東北、東京電力管内では４月中のナイターを自粛するため、開幕６試合のうちＱＶＣマリンフィールド（千葉市）のロッテ－楽天、横浜スタジアム（横浜市）の横浜－中日は、平日では異例のデーゲームで開幕する。

　ユーピーアールスタジアム（山口県宇部市）でヤクルトとの開幕戦を主催する巨人は、１９５２年にフランチャイズ制が確立して以来、初めて地方球場でスタートを切る。同管内でのナイターは５月からの見込み。今季は節電策として、３時間半を超えて新しい延長回には入らない。

　被災した楽天の本拠地、クリネックススタジアム宮城（仙台市）は、２９日のオリックス戦から公式戦を開催する予定。

　開幕は遅れたものの、シーズンの１４４試合、クライマックスシリーズ、日本シリーズとも日程をずらして実施する。