2011年4月17日日曜日

<原子力安全委>委員やっと福島入り 県対策本部は素通り

色々な名前の委員会があるんですね。天下り先とかになってるのかな?


 福島県の内堀雅雄副知事は17日夜の県災害対策本部会議で、国の原子力安全委員会(班目=まだらめ=春樹委員長、委員5人)の委員が東日本大震災後初めて県庁に来たと報告した。しかし、県庁内に置かれた国の原子力災害現地対策本部に入っただけで、県災害対策本部は素通りで、県の本部長の佐藤雄平知事は「顔を出すのが常識じゃないだろうか。何で今ごろ来たのか」と不快感をあらわにした。

 県庁入りしたのは小山田修委員。国の防災計画に基づき、原発事故の際には“速やかに”現地入りすべき「緊急技術助言組織」の専門家として、安全委から派遣された。これまでは安全委の事務局員しか派遣されていなかった。

 佐藤知事の怒りの背景には、事故に関する国の情報提供が遅いとの不満がある。県から政府の本部に参加している内堀副知事は「震災38日目にして初めて委員と話した。現地に足を運んで被災者の声を聞き、きちんと対応するよう伝えた」と述べた。現地入りが遅れたことについて、安全委事務局は記者団に「国の災害対策本部や関係省庁からの問い合わせに追われていた」と釈明している。

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