2011年4月13日水曜日

福島原発、4号機の使用済み燃料損傷の可能性

そんなに高い数値ではないみたいですね。早く、冷却機能の構築を!

東京電力は13日、福島第1原子力発電所4号機の使用済み核燃料プールで採取した水から、1立方センチメートル当たり401ベクレルの放射性物質が検出されたと発表した。東電は「一部の燃料棒が損傷した可能性は否定できない」としている。

 東電によると、12日に大型ポンプ車を使いプールから水を採取。分析の結果、1立方センチメートル当たりの放射性ヨウ素131は220ベクレル、セシウム134は88ベクレル、同137は93ベクレルだった。平常時のプールではヨウ素131やセシウム134の濃度は検出限界以下という。

 東電の松本純一原子力・立地本部長代理は会見で、燃料棒損傷の原因として「外部電源が喪失し、燃料の冷却が不十分だった」と推定したが、「(放射性物質の)量としては相当高い濃度ではない」とした。

 また、4号機で3月15日に発生した火災や爆発については「プールの燃料が冷却できずに水素爆発を起こした可能性はあると思うが、詳細は調査したい」と述べるにとどめた。

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