2011年4月18日月曜日

<クレーン車事故>運転手「人はねたか覚えていない」 栃木

歩道を歩いていたのに、反対車線から来た車に殺されるなんて、考えられません。原因は何だったのでしょう?




18日午前7時45分ごろ、栃木県鹿沼市樅山(もみやま)町の国道293号で、登校中の同市立北押原(きたおしはら)小の児童20~30人の列にクレーン車(12トン)が突っ込み、児童6人が死亡した。県警鹿沼署はクレーン車を運転していた同県日光市大沢町、柴田将人容疑者(26)を自動車運転過失傷害容疑で現行犯逮捕し、容疑を同過失致死に切り替えて調べる。
 鹿沼署などによると、現場は見通しの良い片側1車線の直線道路。クレーン車はセンターラインを越え、対向車線わきの歩道を歩いていた児童の列に突っ込み、近くの民家に衝突して止まった。

 柴田容疑者は鹿沼市内の工事現場に向かうため、現場近くの会社事務所を出発してから数分後に事故を起こした。飲酒の形跡はなく、鹿沼署の取り調べに「ドンとぶつかったのは覚えているが、人をはねたかは覚えていない。重大な事故を起こして申し訳ない」などと供述しているという。現場にブレーキ痕はなかった。

 北押原小は今月8日が始業式だった。現場は同小から北西に約170メートル。

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