子どもたちの未来のためにも、政府・行政・学校の、正しい決断を望みます。
福島第1原発事故の影響が続く福島県飯舘村では6日、小学校3校、中学校1校と2つの幼稚園で、当初予定していた入学式や始業式などを見合わせた。
村内などで過ごす479人の児童らは、4月中旬に隣の川俣町の中学校を借り、スクールバス通学などで新学期をスタートさせるが日程は未定。それまで自宅待機が続くという。
村立臼石小(武山弘校長、62人)では5日から、各家庭でドリル自習を開始。同村前田の公務員、高倉常成さん(39)方では、次女で6年生になる梨紗さん(11)と、三女で4年生になる麻結さん(9)が、茶の間のこたつで仲良く自習していた。
2人は3月11日、下校時に地震に遭った。その後は「友達と会っていない」(梨紗さん)、「お姉ちゃんとゲームばかり」(麻結さん)という。梨紗さんは「友達と早く会いたいけど(他校の)知らない人もいるし…」と期待と不安が交ざったようすだった。
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