2011年4月30日土曜日

元気出して「ファイト新聞」=避難所の小中学生が発行―宮城・気仙沼

楽しいことしか書かない、いいですね!日本の未来は、君たちにかかっています。明るく、日本を照らしてください!!

 宮城県気仙沼市の市立気仙沼小学校で、東日本大震災で被災した小中学生が日々の話題をカラーペンで書き込んだ日刊の壁新聞「ファイト新聞」を発行、体育館で避難生活する被災者らの目を楽しませている。
 新聞は「みんなが暗い顔をしているから」と、子供たちが3月18日に創刊。4月の雨の日の紙面では「雨ですごく寒いです。かぜをひかないようにしましょう」と呼び掛け、風邪の対処法について保健師から聞いた「インタビュー記事」も掲載した。
 体育館の一角にある編集室には専用の長テーブルが設置され、新聞発行の話を聞いた人からは文房具やインスタントカメラなど、「商売道具」も届いた。家族で避難している中学1年の副編集長小山奏子さん(12)は「とにかく楽しいことしか書かない」と「編集方針」を説明した。
 奏子さんの父、武さん(47)は「笑顔を提供している思う」とコメント。避難生活を送る小原木きみ子さん(69)は「毎日出してくれていることに感謝しています」と新聞に目を凝らした。 

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