2012年1月19日木曜日

木嶋被告の妹「睡眠薬すりつぶす飲み方しない」

妹の証言で、実態が明らかになっていくね。正しく裁かれることを願います。


 交際相手ら男性3人を殺害したとして、殺人罪などに問われた無職木嶋佳苗(きじまかなえ)被告(37)の裁判員裁判の第6回公判が19日、さいたま地裁(大熊一之裁判長)で開かれ、2009年8月に殺害されたとされる大出嘉之(おおいでよしゆき)さん(当時41歳)の遺体から検出された睡眠薬が審理の中心になった。

 血液や胃の内容物などを解析した検察側証人の大学教授は、3種類、計10錠分程度に相当する睡眠薬成分が検出され、眠った状態で死亡した可能性が高いと証言。量は通常使用時の範囲を大幅に超え、「(死亡時は)十分に薬が効いていたと判断できる」と述べた。

 検察側は、木嶋被告が06年にインターネットですり鉢とすりこぎのセットを購入したと指摘。事件発覚後、被告の実家から押収されたすり鉢とすりこぎから、大出さんの遺体から検出されたものと同じ睡眠薬成分が検出されたとした。

 弁護側は「木嶋被告は睡眠薬をすり鉢でつぶして使用していた」と主張しているが、検察側は、木嶋被告の妹の調書を読み上げ、木嶋被告が錠剤を服用する際、「すり鉢ですりつぶすような飲み方を見たことはない」とした。

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