あまりこう言ってしまうのも何だけど・・・放射性物質がたっぷりついたものを、あまり移動させないで欲しい・・・
東京電力福島第1原発事故の警戒区域(半径20キロ圏内)の住民を対象にした一時帰宅の3巡目が29日、福島県田村市で始まった。住宅の修理などに備えた業者の同行、墓参りなど自宅以外の立ち寄りが可能となり、ペットの犬と猫を連れ帰ることも初めて認められたが、今回ペットは発見されなかった。
この日は、田村市の90世帯195人が自家用車で一時帰宅した。
借り上げアパートに避難しているペンション経営、呑田(のみた)淳さん(65)と理美子さん(69)の夫妻は大工に同行してもらった。淳さんは「除染が済んで家を修理できるのはまだ先だと思うが、費用を見積もってほしかったので」と話した。犬のチャーと猫のミーは避難時に連れ出した。しかし、隣人は飼い猫を置いたまま避難し、今回も見つからなかったという。「ペットは家族。早く見つかってほしい」
2巡目まではペットの連れ帰りは禁じられていたが、住民の要望が多いことから認められた。対象は犬と猫だけで、死骸は禁止。県などが保護するケースも多く、昨年末までに警戒区域全体で犬124匹と猫121匹が飼い主に返された。
一時帰宅から戻る際には、車から降りずに放射線量を測る「ドライブスルー方式」の検査も初めて実施された。
3巡目の一時帰宅は3月末まで、田村市のほか1市5町で予定されている。
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