2012年1月19日木曜日

2号機格納容器内部の映像公開、想定より低水位

少しずつ、状況がわかっていくんですね。全容が解明されるのは、何年後のことでしょうか?


 東京電力は19日、福島第1原発2号機の原子炉格納容器内部に工業用内視鏡を入れて調査し、画像を公開した。大きな損傷は見られなかったが、格納容器内の水位が想定よりも低いことが明らかになった。事故後、格納容器の内部を直接調べるのは1~3号機で初めて。

 東電によると、格納容器内部は蒸気や放射線によるノイズで、鮮明な画像は得られなかった。配管などに大きな変形はなかったほか、蒸気が冷やされた水滴が上から落ちてくる様子が確認できたという。溶融燃料は見えなかった。

 東電は当初、内部の水位を格納容器底から4・5メートル程度とみていたが、底から4メートルのところまで確認したが水面はなく、水位は想定より50センチ以上低かった。内視鏡に取り付けた温度計による測定では、内部温度は44・7度で、既設温度計の値と大きな差はなかった。

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