2012年1月16日月曜日

変電所で設備トラブル? 2万4500世帯が停電 東京・江戸川区

いくら、停電には慣れたといっても・・・この寒い時期、辛いですよね。


 16日午後5時40分ごろ、東京都江戸川区で停電が発生し、一時、約2万4500世帯への電力供給が停止した。東京電力によると、変電所で設備トラブルがあったとみられ、同社で原因を調べている。

 別の電力系統から送電を行うなどの仮復旧を進め、午後7時現在、停電世帯は約900世帯に減った。全面復旧のめどは立っていないという。

 同社によると、停電になったのは江戸川区篠崎町、上篠崎などの一帯。

 警視庁小岩署によると、環状7号線など主要道路で最大約40分にわたり、信号が消え、署員約15人が出動して誘導にあたった。

 東京都交通局によると、区内を走る都営新宿線では篠崎駅を含む5駅で券売機や自動改札機、エレベーターなどが一時停止。閉じ込めなどの被害はなかった。

 医療機関への影響は少なく、東京臨海病院(同区臨海町)では1~2秒程度の間隔で、3回ほど電灯が点滅を繰り返したが、医療器具に支障はなかった。

 また、葛西臨海公園(同)は停電を受け、急遽(きゅうきょ)観覧車の運転をストップ。同園には日本最大級の観覧車があり、停電当時は10人が乗っていたが、非常用電源が作動し、けがなどはなかったという。

 区役所には「なにが起きたんだ」「いつ復旧するのか」など、住民からの問い合わせが殺到。東京消防庁によると、区内では、自家発電の際にあがる黒い煙を火災と勘違いした119番通報があり、消防車が出動する騒ぎもあった。

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