2012年1月8日日曜日

「感覚が相当違う」福島知事が首相に不快感表明

確かに、福島県民の方々からしたら、感覚は違うでしょうね。


 野田首相は8日、福島市を訪れ、佐藤雄平福島県知事と会談した。

 この後、知事を含む地元首長らでつくる「原子力災害からの福島復興再生協議会」にも出席し、東京電力福島第一原子力発電所事故によって放射性物質に汚染された土壌を保管する中間貯蔵施設について、同県双葉郡内に建設することを直接要請した。

 首相は「こうしたお願いは誠に心苦しいが、引き続き検討をお願いしたい」と知事らに理解を求めた。

 首相の福島訪問は、政府が昨年12月、事故収束の工程表の「ステップ2」を達成したことを受けたものだ。この達成について首相は、「原発事故の闘いが終わったわけではない。これから本格的に力こぶを入れていかなければならない」と述べ、除染、賠償、健康管理への取り組みを徹底する考えを強調した。

 これに対し、知事は、首相が先月、ステップ2達成について「事故そのものは収束した」と述べたことについて、「福島県の皆さんからすると、感覚が相当違う」と不快感を表明した。

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