2012年8月27日月曜日

「炭素のかご」合成に成功=極小電子回路に応用も―名古屋大

何のことやら、さっぱり分からないけど・・・最先端を突き進んで、1番になって欲しいね!

 炭素の原子をつなぎ、かごの形に似た「カーボンナノケージ」を合成することに成功したと、名古屋大学の伊丹健一郎教授らの研究グループが27日発表した。極小の電子回路に応用が期待できるという。論文は英化学誌ケミカルサイエンスの電子版に掲載される。
 炭素原子をつないで作った物質は大きく分けて、炭素が筒状に連なった「カーボンナノチューブ」と球状の「フラーレン」、平面に広げた「グラフェン」の3種類がある。
 新たに合成されたケージは、炭素が網目状につながったチューブの枝分かれした部分にもみられる。ケージの三つの隙間にチューブをくっつければ、3方向を結ぶことができる。他にも白色で、溶剤で解けやすい特性があり、光を当てると青色に発光するという。
 伊丹教授は「電子回路に応用すれば、より小さな電子機器の開発につながる可能性がある」と話している。

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